今日はずいぶん前に告知をしていました靴の話を書きたいと思います。
妊娠、出産で靴を手放して、手放して…私の足元のファッションアイテムは、葬式の際の黒いパンプス、結婚式用のサテン地のパンプスを除けば、オニツカタイガー セラーノモデルの黒スニーカーが1足、妊娠時に足がむくみ、ピッタリのスニーカーを履けなくなった(そのうえお腹が大きいと紐を結ぶのも大変だった)ので購入したリゲッタのローファーの2足になっていました。
この2足体制の中でも娘がまだ歩けぬうちは、紐を毎回結ぶ必要のないリゲッタのローファーばかりをヘビーユーズ。
娘を抱っこしたまま、シューズを履くので、私のサイズにピッタリで、毎回靴ベラを使い、紐を結びなおすオニツカタイガーのスニーカーでは無理だったのです。
それが、娘も歩けるようになり、公園に行くときも一緒に並んで玄関で靴を履くようになりました。
だから、最近はほぼオニツカタイガーのスニーカーを使っています。
そして…土日など夫も一緒に3人で出かける日は…こちらを履いています。
そうです!
1月に自宅で試着した幅狭オーダーシューズブランドのSHOEPREMOのローファーです。
3月に到着していたのですが、ちょうど3月は脱ステロイドのリバウンドがひどすぎて、家に引きこもっていたので、ようやく最近出番が増えました。
たった3.5cmのヒールです。
それでも、やっぱりヒールがあるっていいなと思いました。
ヒールって長い間歩けなくて、足が折れそうになるくらい辛くて、途中で何度も脱ぎ捨てたくなって、用事以外にカフェでちょっと休憩したくなって(痛いから、痛すぎて歩けないから)、帰りの電車ではいち早く座りたくなって…と、とっても面倒な代物なのですが、それでもやっぱり私はヒールが好き。
それは、ヒールを履くと自然と姿勢が良くなるところが好き。
ヒールを履くと自然と前を向いているのが好き。
ヒールを履くと何やらちょっぴり自信が持てるところが好き。
なのです。
まだ娘と2人きりでお出かけする時は、出かける先が公園で、娘につきっきりで坂を上ったり、砂場に入ったりしなければなりませんので、スニーカーオンリーですが、夫が一緒の時は「ヒール履いてもいい?」とおねだりしています(笑)
私は専業主婦で、1歳のアクティブ系の娘がいて、妊娠性のアトピーで肌がボロボロで。
だから気を抜けば、誰にも会わないのだから、どうせアトピーで肌がボロボロなのだから、と、どんどんお洒落から遠のき、それと同時にどんどん自分を大切にできなくて、どんどん「どうせ私なんて」というちょっぴりネガティブな私になっていく。
だからたまにはヒールを履いて、おしゃれをする日を意識的に作る用意しています。
ただそれだけでも、私の心が枯れずに済むのです。
本当はもっとしたいことがある。
美容室に行って、素敵な髪に整えてもらいたいし(アトピーがひどすぎて、まだ至近距離で人に会うことに躊躇しています)
リュックサックではなく、小さなバックを持って歩きたいし(笑)
たまにはカフェで美味しいスイーツとコーヒー飲みたいし(あぁ最後にコーヒー飲んだのっていつだろう…※コーヒーはミルクをたっぷり入れる派で、現在アトピー対策として乳製品を控えているのです涙)
でも、一気に全てを叶えるのは難しいから、1つずつ。
ちょっとずつ。
まずは休日のお洒落から。
このオーダーメイドのローファーは、昨年の誕生日プレゼントとして買ってもらいました。
3.5cmというとても低いヒールなら、娘がいても使えるのではないか…また、ローファーなら真夏以外年中使えるので、最初にそろえる靴としてベストでした。
さて、人生初のオーダーシューズその履き心地は?と言いますと、普通に良いです。
まず、そもそも靴が脱げないのが良い。
脱げそうにすらならないのが良い。
私はワイズAAという幅狭な靴難民でしたので、市販のパンプスやローファーは基本的に脱げそうになる、または脱げる…靴ばかりでした。
だから「脱げない」。ただそれだけで高評価です。
あとびっくりしたのが、自分の足の状態がつぶさにわかること。
「夕方になるとむくんで、パンプスがきつい」という人がいますが、これも今まで私は未経験でした。
だから自分の足が幅狭だと知るまでは、「私はむくみにくい。むくまない。」と思っていたのです。
けれど、今回買ってもらった私にピッタリのローファーで初めてこれを経験します。
むくんでいる時に履くととっても窮屈に感じ、むくんでいない時とは雲泥の差。
ローファーを履いて、「あ、今日むくんでいるんだ」とわかる。
私にとっては初めての体験でした。
特に前日夫とワインを飲んだ日はむくんでましたね(笑)
そして驚いたのがもう1つ。
むくんで窮屈な時は、少し足が痛いのですが、「痛い」の種類が全然違うこと。
今までのパンプスは、大きすぎるゆえに足が前に滑り、足先…つまり指の先に全体重がのる感じでした。
だから、指がもう折れるんじゃないかと思う位痛かった。
そうそう。先日GWに『ローマの休日』を夫と見たのですが、オードリーヘップバーン演じるアン王女が、長い時間ヒールを履いているのが辛くて、ドレスの下でこっそり片方ずつ靴から足を出して、足を解放させているシーンがありました。
もうその時のアン王女に私は共感しまくり!
私も合わない靴を履いていた頃デスクの下でこっそり少しだけ靴を脱いだり…してましたもん。
今思えば、さっと脱げるということは…もうその時点で自分の足より大きい靴だったのだなぁと。
だから痛くなった。だからアン王女も…王女様だけど自分の足にあってない靴を履いてるってことか。ふふふ。
けれど、オーダーして作った靴はそもそも前に滑らないので、むくんで痛くなるのも足の付け根の一番足の幅が広い場所。
私個人的には、指先よりも広い面で体重を支えられるのでこちらの方が断然楽でした。
ちなみに足の指は今のところ一切痛くなっていません。
まだこの靴で1日お出かけしたことはないけれど、指が折れそう!もう1歩も歩けない!という事態にはなっていない。
少しずつこの靴で出かける距離と時間を…伸ばしていきたいな。
以前からブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私は本当に長い時間かけて靴に関して右往左往しています。
最初に私って足が小さいのかも?と思ったのが、2019年。
途中妊娠・出産を挟んでもう2年も自分に合うヒールを求めていたのです。
合わない靴を卒業して、シンデレラフィットの靴を求めて右往左往している靴と私の話↓
1:ヒールが痛い!それでもヒールを履きたいから、手持ちのヒール再検証します。
2:手持ちのヒールを再検証。持ってるほとんどの靴が大きすぎた件
3:自分に合うハイヒールに巡り合えない(涙)
4:開帳足ってなんだ?まずはスニーカーのヒールロック結びで対策しよう!
5:足が痛くないハイヒールが履きたくて調靴士さんに足の計測してもらいました。
6:何もわかってなかった。なぜ私は何度も痛い靴を買うのか
7:やっとヒールを手放した。
2年越しにようやく1足。
やっと…やっと1足。自分にピッタリなヒールが私のもとにやってきました。
私に合う靴は、これで2足。
1足は、幅狭なのでは?と気付いた2019年に買いなおしたオニツカタイガーのスニーカー。
もう1足が今回紹介したSHOEPREMOもコインローファーです。
2足だと、靴の傷みが早いですので…実は現在3足目の購入を検討中です。
3足目も素敵そうな靴です。(まだ試着していないんです(笑))
なんとなく服の理想は5セットかなぁ~なんて思っていましたが、靴も季節に応じて大体3~4足あるといいなぁと思っています。
春、秋は、スニーカーが1足、パンプスorローファーが合計2足の3足でローテーション、冬はこれにブーツを1足追加して4足ローテーション
夏は、スニーカー1足にサンダル2足の3足ローテーション。
合計6足。
多いかな?6足手入れできるかな?と自問しつつ、理想のワードローブを夢想している今日この頃です。
あ、ちなみにピッタリな靴に入らなかったリゲッタのローファーですが、これは今玄関履きになっています。
今まで玄関履きは、大きすぎるスリッパや持っていたビーチサンダルを使っていましたが、どちらも劣化で手放したので、今の私には大きすぎるリゲッタのローファーが今の玄関履き。
宅急便が来た時に一歩、二歩、郵便物を取りにポストへ数十歩の超短距離のカテゴリーで大活躍しています。