本ブログは、Google AdSense及びその他アフィリエイト広告が含まれております。

料理

ぬか漬け生活始めました。

投稿日:

少し前からぬか漬けを作っています。

一番下は生活クラブで売っている赤かぶ漬け。
その上は、自家製のカブとニンジンのぬか漬け。
彩りがいい( *´艸`)

ぬか漬けを作ろう!と思ったのは、アトピー対策で乳製品を控えるようになって、毎日食べていたヨーグルトをやめたことです。
その頃娘にも湿疹が出ていて、病院に行けばステロイドを処方されるのは目に見えていましたから、今のうちに手を打って、なるべくステロイドを使わず湿疹治そうと必死な時でした。
特に今私が脱ステロイド中で、とってもひどい状態になっているので余計にナーバスになっていたのです。

そこでいろいろ読みあさっていた中で、複数の本でぬか漬けがおすすめされていて興味がわきました。
アトピーや肌荒れ、花粉症などいろんな慢性的な病は、腸内環境を整えることで改善することも多いことは知っていました。
そのためにヨーグルトを毎日とっていたのですが、乳製品も体の負担になっているとなれば…いったい何を食べたらいいの?状態でした。
わざわざプレバイオティクスのサプリを1か月飲んでもいましたが、思うほど効果を感じなかったのと、コスト的にもかかるので、出来れば毎日の食事で改善したいという思いもありました。

そんな時に複数の本でぬか漬けがおすすめされているのを見て、試してみたのです。
お勧めされていた理由の1つは、ぬかにビタミン、ミネラルなどの微量栄養素が沢山あり、それが漬けることで野菜に移行すること。

漬物の中で特に見直したい食品は、ぬか漬けです。
ぬかにはビタミン、ミネラルなどの微量栄養素がたくさん含まれています。その微量栄養素はぬか漬けにすることによって野菜の中に移行するのです。たとえば、生のきゅうりには、100グラム中ビタミンB1が0.04ミリグラム、ビタミンB3(ナイアシン)は0.2ミリグラム含まれていますが、ぬか漬けにするとビタミンB1は0.2ミリグラム、ビタミンB3は1.6ミリグラムにも増えるのです。つまり生で野菜を食べるよりも、貴重な栄養素をたくさん摂取できるのです。

『じょうぶな子どもをつくる基本食』より

ここで書かれているのは、ビタミンB1とB3だけですが、ただぬかにつけておくだけで、5倍(B3は5倍以上)も栄養がアップするって…すごい!
そしてもう1つが、私が気になっていた腸内環境に大活躍の乳酸菌が多いこと。

さらにもっとすごいのは、乳酸菌の圧倒的な多さです。わずか1グラムのぬかに1億個以上もの乳酸菌が存在するのです。私たちの腸内にはおよそ100種類、100兆個以上もの細菌がすみついていると言われています。その中の腐敗菌が増えると、腸の内容物は腐敗し、インドール、スカトール、アンモニアなどといった有害物質が増えるのです。
(中略)
その腐敗菌を抑制することができるのが、腸内の酸性度を高める乳酸菌です。腐敗菌は酸に弱いので、乳酸菌をしっかりとっていれば、増えすぎることはありません。
その効果をより引き出すためには、乳酸菌を新たに取り入れるより、腸内で繁殖させることが重要になります。乳酸菌は食物繊維を好むことから、食物繊維が豊富な野菜のぬか漬けは、腐敗菌退治にもっとも理想的な食品ということがいえるのです。
乳酸菌=ヨーグルトと想像する人が多いかもしれませんが、乳酸菌というなら、絶対にぬか漬けです。

『じょうぶな子どもをつくる基本食』より

今では大好きになったヨーグルトですが、もともと食べ始めたのは腸内環境をよくするためでした。
それにお菓子を食べるよりうんとヘルシーで、ダイエット的にもいいかと思いました。
特に大学に入学して一人暮らしを始めると、ずっと悩まされていた花粉症も治ったし、お腹いっぱい食べているのに体重も一気に5㎏落ちた。
その理由を私なりに分析して、①肉、揚げ物がかなり減ったこと(はじめての一人暮らしで揚げ物をする気には到底なれなかったし、肉も腐らせるのが怖くて、家ではほとんど食べてなかった)、②豆腐とヨーグルトを積極的に食べていたこと(必ず家に常備して、お腹が空いたら食べてた。お菓子かうよりヘルシーだし、罪悪感ないし、美味しいし、安いのよね)、③車で送迎してくれる人がいないので、どこへ行くのも歩きと自転車だったことだとの3つだと思っていました。
だから、ヨーグルトには絶対的な信頼があったのです。

けれど、結婚してからはヨーグルトを食べても食べても、全然よくならず、いろいろ読んでいると乳製品は良くないと書かれている本もあり、今現状効果がないので止めました。
今思えば、同じ発酵食品で、乳酸菌も豊富な食べ物ですが、ヨーグルトよりぬか漬けの方が断然ヘルシーだなと思います。
私は酸味の強いどろどろのヨーグルトがあまり好きではなくて、食べるときはバナナや豆乳、青汁などと一緒にスムージーにするか、たっぷり蜂蜜やジャム、フルーツソースをかけて食べるのが定番だったので、乳酸菌の摂取とともにたくさん糖分も取っていたから。
乳酸菌と一緒に野菜も摂取できるぬか漬けと比べてみると…断然ぬか漬けの方が体にいい。

ぬか漬け生活を始めたのが3月半ば。
1か月ほど試してみて、ブログで紹介しよう…と思っていたら、いつの間にか2か月がたっていました。
これだけ続いたのは、それほど手間がかからなかったから、娘がぬか漬け大好きだったから、そして何より美味しかったから!

私が購入したぬか漬けはこちらのお店の物↓
これは容器付きの商品。
必要なものがすべてそろっているからぬか漬け初心者に◎
私はセットの容器がプラだったので、ぬか床だけ別で買いました(^^♪

ぬか床は、冷蔵庫で管理しています。
ぬか漬けの作り方は簡単に言えば、人参やキュウリをズボッとぬか床に入れるだけ。
購入した時についてきた説明書通りに、きゅうりには塩を振ったり、にんじんは皮をむいたりのひと手間はありますが、ただただそれだけ。
あとは、1~2日漬けておいて、取り出し、ぬかをキレイに洗い流してからお好みの厚さにカットするだけ。

野菜嫌いの夫にも大ヒットだったのは、インスタで見たレシピできゅうりの糠漬けを糠がついたままカットして亜麻仁油とノリやゴマを振りかけて和えたもの。(インスタではごま油だった。)
糠自体の塩味、酸味だけでとってもおいしかった!

このレシピです↓( *´艸`)

毎日かき混ぜるのが面倒と思っていたけれど、冷蔵庫でのぬか漬けは週に1度のかき混ぜでいいみたい。
そのお手入れの楽さも良かった。

あといいなと思ったのは、自然と野菜の消費率が上がったこと。
当たり前だけど、漬物も野菜だ。
娘は私の作るぬか漬けが大好き。
さすがに塩分が気になるから、1日数枚だけだけど、たくさんの用意している品数の中一番最初に手が伸びる。
お菓子が欲しい欲しい!とねだられるより、ヘルシーでいいかなと思っています。

それに、ぬか漬けも立派な1品だ。
私は以前小さなお皿を何枚も使って、何品もの料理が並ぶ食卓に憧れがありました。
外食でも、お弁当でも、どちらかといえば、ちょこちょこといろんなおかずを食べられるものが好き。

昔働いていた頃大好きだったランチのお店は、おばんざいのお店。

でも、実際に家でそんな料理を作っていなかった。
何品も作るなんて無理!って思ってたんです。
最近昔ながらのご飯とみそ汁が基本の和食をベースにしたら、なんだか勝手に品数が増えた。
それは、ご飯、味噌汁、漬物でもう器が3つ並び、和え物でもう1つ並び、魚を焼いたり、冷奴だったりとたんぱく質のお皿が1品並ぶ。
娘と一緒にご飯を作っているので、凝った料理は一切できない。
それでも必ず一人5つのお皿は必ず並ぶ。
それができるのは漬物が1品になっているのが大きいと思う。
今までそんな風に考えたことはなかったけれど、漬物って最強の保存食、最強の作り置きだ。

しいてデメリットをあげるとすれば、冷蔵庫が狭くなること。
私は、野田琺瑯のぬか漬け美人を使っていますが、冷蔵庫の中で結構な存在感です。

ぬか漬け美人サイズ:横幅25.5×奥行16×高さ12cm

ただ、そのスペースを確保するため、より一層不要なもの、無駄なものを冷蔵庫に置かないぞ!という意識が強まったのはメリットかな。
フードロスに取り組む観点からも、冷蔵庫はもっともっとスッキリさせていきたいのです。
ミニマルライフを始めてだいぶすっきりな冷蔵庫でしたが、妊娠・出産を経て、バタバタな毎日、離乳食、アトピー対策の食事などいろいろ慣れないことをたくさんして、冷蔵庫の中は少し増えてしまっているのです。
大きなぬか床がドーンと冷蔵庫にあっても、スッキリな冷蔵庫を目指したいと思います。

現在の食生活で、一番参考にしているのがこの本。
『FOODは風土』
この言葉自体は知っていたけれど、この本を読んで日本に住む日本人には昔ながらの日本食が一番体に負担がないのだなぁと実感を伴って思うようになりました。
たまにはホットケーキやハンバーグ、パスタなどの洋風料理も食べたくなるし、食べたらとってもおいしいけれど、毎日のご飯で一番大事なのは体に負担がなく、エネルギーになってくれること。
食事もハレとケの概念が大事なのかもと思う今日この頃です。
それにたまに食べるから、より一層美味しく感じるんですよね( *´艸`)



にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村
応援ポチしてれる方へ。
いつもポチしてくださってありがとうございます。
今日も読んでくれた人がいると嬉しく、励みになっています。

主婦の手帳 - にほんブログ村
読者登録もぜひ( *´艸`)

-料理
-,

Copyright© 主婦の手帳 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.