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主婦のつぶやき

ミニマルライフとハンガーの相性。MAWAハンガーを卒業したい話

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ミニマル、シンプルライフ界隈では、片づけたければ収納用品を買うなということが多々言われます。
それ故にモノが減って、減って…衣装ケースを手放すことができました!!と報告するブログも多いのです。
昨日私は、ハンガーを手放しましたが…ハンガーって正真正銘の収納用品です。
収納用品というとボックス、棚、かごのようなものばかり思い浮かぶし、ハンガー売り場は洗濯グッズか衣類コーナーであることが多く、収納用品という感覚ではなかったのですが、衣類の収納グッズです。

収納用品の中でもいろんな性格のグッズがあります。
ミニマル、シンプルが流行る前は、たくさんのモノを収納するためにカテゴリー分けしてずらーっとかごを並べたり、突っ張り棒やカラーボックスで収納を増やしたり…そんなものが流行りました。
沢山のモノを収納するための便利グッズがたくさんあった。

最近は、無印のファイルボックスやただの箱など同じ収納用品でも汎用性の高さが人気な気がする。
しかもその中は所狭しとモノが入っているわけではなく、7割収納が基本。
そちらの方が出し入れも容易ですし、見た目もスッキリで私も好きです。

昨日の記事では、服が少なくなって、MAWAハンガーが大量に余った、購入する服がとてもお気に入りの服になっていったので型崩れしないよう厚めのハンガーを使っている…という話をしました。

もしかしたら、ハンガーを手放したのはそれだけではないかもしれません。
MAWAハンガーは滑らないし、細身のハンガーですっきり収納できる優れもの。

あぁなつかしいこの服。
こんな服もあったなぁ

けれど、1本の幅がこんなに細いのです。
写真のようなTシャツなら滑り落ちないのでいいけれど、夫の立体的に縫製された鎌倉シャツなんかは、このハンガーにかけると見た目がイマイチ。
私のコートもイマイチ。
きっとコートやシャツは肩回り、腕周りにゆとりを持たして縫製されているので、1本の棒で支えるとなると…どうしても型崩れしてしまう。

この細さは、このTシャツのようにペラペラな服をたくさんかけるためのモノだと思うのです。
つまり、多くのモノを収納できるように考えられた便利グッズの類だったと思うのです。

実際、MAWAハンガーの商品説明を見てみると…「厚さわずか1cmとスリムなデザインなので、クローゼットにたくさん掛けられます。」「抜群の収納力も実感して下さい!」とたくさん洋服掛けることを想定した文言を見てとることができます。

それが悪いと言う訳ではなくて、少ない服で満足だと思い始めている私にはもう合わない商品なのだなと思ったのです。
この商品はもう卒業ということなのでしょう。
だから・・・昨日手放したハンガーのほかにまだ家に残っているMAWAハンガー(スカート用ハンガーはまだまだ現役で使っているので残しますが…)もすべて手放してもいいかなとそんな気持ちになっているのです。

最近迷うことがよくあります。
私は「なるべく買わない、なるべく捨てない」をベースに簡素な暮らしを目指しています。
暮らしの無駄を省いて、必要ならば質を高める、モノはなるべく使い切る…そんな生活です。
使い切ろうと思うから、ついつい長く手元に残してしまいます。
買うのはかなり慎重になります。
夫からも何か消耗品以外のモノを買う時は、「5年使うんでしょ」なんて言われます。
買うものすべてが5年使いが前提になっていて、一切の失敗ができないと思えば、なかなか何も買えません。

先日スニーカーを買ったのですが、足に合わないと知った3月から買うまでに2か月も経ってしまったのにはこういう訳があるのです。
いや、最初に足に合ってないのかもと気付いたのは、去年の秋ごろなのです。
もう半年以上前。
『その靴痛くないですか』を読んで、自分の足は人より幅狭なのかもと思って、持っている靴を全替えしようと思ったけれど、まだ履ける状態の靴を一気に処分するのは、あまり良いこととされません。
ましてや、あるモノを捨てて新たに買うなど…。
だからこそ本当に自分の足にあってないのだとしっかり確認するためにもプロに計測してもらったのが3月。
お墨付きをもらってやっと処分できました。

次買う靴も失敗できないのだから、サイズをしっかり測ってもらったのは良かったです。
けれど、合わない靴を履いていると自覚しながら履いていた半年という時間がもったいないとも思うのです。

ピッタリの靴を探し求めて試行錯誤している話はこちらからどうぞ→シンデレラフィットの靴を求めて

まだハイヒールは買ってません。
5年履くのかと思えば…なかなか簡単には買えないのです。

これは、慎重な買い物癖がついて、買い物失敗による無駄なお金も最低限で済みますし、モノもそんなに増えないというメリットがありますが、その分時間を無駄にしているのです。

モノを減らしているのは、暮らしを変えたいからです。
毎日家族が気持ちよく暮らせる家を作りたいからです。
お金があまりかからないからと言って、まだ使えるからと言って、不要なものを残して、必要なものが買えないでいる。
これって本当に正しい姿なのでしょうか。
あまりに買う基準、捨てる基準が高すぎて、これでは生活が変わらぬままなのでは?と悩んでもいます。

せいろやグリラーも買いたいと思いながらもう1年ほどたったでしょうか。
1年に1度しか使わぬフードプロセッサーは大事に大事に?キッチンの片隅に収納して、今の家、今のライフスタイルに役立つ(と思われる)せいろやグリラーは場所もないし、失敗もできないからと買えない。
3年後にようやく買ったとして、その時は共働きで忙しすぎて、外食ばかりになっていた…なんてこともあるかもしれないのです。
今のライフスタイルが、5年、10年、20年後も変わらないはずがないのに、今必要なものを買わず、今あまり使わないものを置いておく意味って何なのでしょうか。

洋服も今の体型、顔、髪型、ライフスタイルが5年、10年、20年と続くわけがないのに、今着る服を買えずにいる。
失敗するかもしれないと・・・
今の私はスカート生活で問題ない。
でも、働き始めたらスーツが必要でプライベートの服なんてほとんど必要なくなるかもしれない、介護しなければならない状況になったら動きやすく汚れてもいいようなファストファッションばかり着る必要が出てくるかもしれない。

私は昔から今という時間は今しかないという思いが強く、だからこそ今の生活を大切にする簡素な暮らしと相性が良かったわけですが、やはり世間一般から見ると私のようなのは少数派で。

夫は簡素な暮らしに理解がある人ですが、それでも靴を一気に捨てたり、いきなりフードプロセッサーを手放したりするとちょっとあきれられたた感じもあり、我が実家に帰省すれば、シンプルミニマルなんて「何がいいのかわからない」という顔をされます。
いつもシンプルライフ、ミニマルライフ、簡素な暮らしのブログなど読んでいると、理解できるような行動も、現実ではなかなか理解してもらえるのは稀です。
そうなると、私の方が間違っていたのかしら…私はわがままなのかしら…と自信を無くす今日この頃です。

だからMAWAハンガーも卒業だと心では思いながら、一気に手放せぬ小心者の私です。
ここを、今必要なものは(もちろん何でもかんでもと言う訳にはいきませんが)しっかり買う、今不用なものはしっかり手放すというのがちゃんとできれば、失敗しても今のはいい勉強代と思えるようになれば…なんだか我が家はまた1つ変われる気がします。





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