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主婦のつぶやき

家族ともめずにミニマルライフをおくる

更新日:

今日もせっせとウエスを使い、トイレ、床、TV周りなどなどを掃除しました。
そして、午後はせっせと不要になったストールでウエスづくり。

こうして、我が家のウエスは減っては増え、減っては増えでなくなることがありません。
一向に減らないウエスを見ては、「早く使い切りたい!」という思いがもたげてくることも多々…いや結構ありますが、毎日地道に作っては消費しています。
ウエスだけを見ればミニマルライフが全然前に進まないような、停滞しているような感覚になることもあります。
けれど、毎日確実に減っているのです。
ただただ言えるのは、ウエスを作って、ウエスを使う度に、家から不用なものが減り、家がきれいになるということ。

本当に私のミニマルライフは、ゆーっくりゆーっくり進んでいきます。
一気に壮絶な捨てをされたミニマリストの方も多くいらっしゃると思いますし、こんまりさんのときめく片付けを参考に片付けされている方は、一気に捨てる方が多いのだと思います。
その方々から見れば、何と遅い歩みなのでしょう。
亀のようなのろのろ速度なのですが、着実にスッキリしていっているのは、私がそんなのろのろした捨てるペースよりも買うペースがさらに遅いからです。

先日脳についての記事を書きましたが、それでふと思う。
我が家で捨てるものに関して、夫とバトルになったことはないのです。
それは、私の脳が捨ててスッキリしていくたびに、脳に「捨てるといいことがある」という経験が蓄積されているように、夫の脳にもだんだん「捨てると家が心地よい」という経験が蓄積されているからだと思います。
先日も話した通り、脳はどんどん変わっていく。
けれど、変わるのには時間がかかる。

だからきっと、私がシンプル、ミニマルライフに目覚めて、突然毎日のようにゴミ袋をもって、捨てるものはないか~とうろうろして、毎回毎回大きなゴミ袋を何袋も出していたら…きっと夫は「そんなに捨てるの?」とか、「もったいないよ」とか、そういう拒否反応が出ていたかもしれないなと。
たとえ夫のモノには手を出さなかったとしても、家は私の家でもあるが、夫の家でもあるのです。
家の風景が急激に、劇的に変わっていくことに、脳がついていかず、「それも捨てるの?」とつい言いたくなってしまって、バトルに発展したかもしれないなと思うのです。

長年寄り添って、「妻のすることに口出ししないことが一番」など自分なりの教訓がある夫ならば、バトルにはならないかもしれませんが、そうでない場合はやはり一抹の心地悪さを感じて、つい小言を言ってしまい、妻は妻で「こんなに頑張って家をきれいにしているのに!」という気持ちが先立って、どちらも悪くないのにバトルになってしまう。
そういう事態になっていたかもしれない。

私は壮絶な捨てをせず、じわりじわり、ちょろりちょろりとモノを手放し、それをじれったく思う日がたくさんあったけれど、そのおかげで夫婦喧嘩は避けられたのかもしれない。
私の脳も、夫の脳も少しずつこの新しいライフスタイルの利点を少しずつ理解し、そのミニマルライフの経験をつかさどるネットワークを徐々に強くしていった結果、さして喧嘩をするわけでもなくここまでこれたのかと。

そんなのろのろした手放し日々の中にも、大物手放しがありました。
例えばこの外付けクローゼット。
私が独身時代に使っていたモノです。
私が買ったモノですが、夫と共用で使っていました。

鏡の奥に見えるのが、私の独身時代に使っていた外付けクローゼット

結婚前に私は捨ててしまおうと思ったのですが、今の家を内見した夫が絶対必要だということで持ってきました。
少しずつモノを減らすうちに、私はこの大きな家具を手放したくなりました。
大容量の頼れるクローゼットでしたが、それゆえ存在感もすごく、クローゼットの上は埃がたまりやすく、窓以外の場所にカーテンがかかっているのもなんだか微妙で…
そこでエイッと捨てて、今の家に合う箪笥か何かを買っても良かったのですが、私は自分の洋服を見直し、他の小型収納に入っていたタオル類を見直し、そうやって少しずつ少しずつ物量全体を減らしていくと…
この大型クローゼットががらーんになりました。
かかっているのは少しの衣料で、これならば家に備え付けの収納+手持ちの小型収納に収まると思いました。
まずは私の洋服をこの大型クローゼットから備え付けの収納や手持ちの小型収納へ移しました。
そうこうしていると、夫もガラガラな大型クローゼットが気になり始めたのか、「絶対必要」だったクローゼットが夫の中でも「要らないかも」に変わり、ついに手放しとなったのです。

クローゼットを手放した時の話↑
この頃は一回り家が小さくても、もう少し都会に引っ越したいと思っていました。

たぶん、このクローゼットを捨てる前に私が他のこまごましたもの(洗剤などの日用品)を使い切って買わないようにしていたり、私の洋服をうんと減らしたりして、急激ではなく徐々に、でも確実にスッキリ家をさせていたことで、夫の中でも「すっきりさせると心地よい」ネットワークが徐々に育まれ始め、実際にがらーんなクローゼットになったことで、自信をもって「なくても大丈夫」と思え、手放しになったのだと思います。

なかなか断捨離が進まなくてじれったいと思う日々も決して無駄ではなかったのかもと気付いた今日この頃。
私のようにゆっくり系の片づけをおくってる人は、ブログやTVや雑誌や各種片づけ本に載っている「すごい捨て」を見て、いいな~とうらやましく思ったり、なかなかできないな~としり込みしてしまったりしていらっしゃるかもしれません。
けれど、あきらめずにちょろりちょろりでもモノを手放せば、確実に1歩スッキリします。
全然無駄な日々じゃなかった!むしろ買う時の慎重さがしっかり身についたし、不用なものをためない習慣もしっかり身につく。
少しずつだけど家族もそんなミニマル、シンプルライフに慣れてくる!!

たとえ自分が買ったモノでも、そこに物があるとそこに物がある風景が当たり前になってくる。
そんな当たり前の風景で暮らしているのは、私だけでなく家族もそうだ。
どんなに私がイライラモヤモヤする風景であっても、家族にとってはかけがえのない我が家の風景かもしれない。
だから急に風景をガラッと変えない。
自分だけでなく家族も「スッキリな風景が心地よいね」と思えるようにゆっくり地道にスッキリ空間を作るのが、家族ともめずに家を片付けるコツなのかもしれない。



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