先日、キッチンで使い切った・手放したあれこれの話をしました。
その中にクッキングシートがあったのですが、これは本当に買い足すか迷った。
これは本当に1年…いや2年?3年?位持ち続けた(というかなかなかお菓子なんて作らないから減らなかった)もので、ずっと「使い切ってもう買わないぞ!!」と意気込んでいた品物でした。
けれど食生活が変わって、私の食生活(豆腐・お野菜中心、肉・油・小麦・乳製品を極力減らす)に夫(肉・揚げ物・麵大好き)はなかなか合わせられない。
数日なら良くても、ずっと合わすのは彼のストレスにもなってしまうしで、結局平日は別メニューとしました。
お味噌汁や私の食卓に並んだ野菜の副菜(ふろふき大根やホウレン草のお浸し、きんぴらなど)に、夫だけメインをプラスするのです。
その時に大活躍したのがクッキングシート。
一人分お野菜ときのこ、そして肉や魚を置き、味付けをして包む!
後は夫が帰宅した時に電子レンジで3分加熱すれば、立派なメインの出来上がり。
簡単で、洗いものもなく、油を使わないのでヘルシーで、しかも夫も嫌がらず食べられる!(←一番大事)
何でこんな簡単な料理を今までやらなかったのか。
クッキングシートの使い切りを目指していたのに、なぜ思いつかなかったんだろうと思うと同時に、あまりの楽さに、クッキングシートを買い足したくなる…
でも!でもなのです。
クッキングシートって…プラスチックなのですよ( ;∀;)
「オーブンシート」「オーブンペーパー」とも呼ばれ、耐油性、耐湿性、耐熱性を備える。クッキングシートを敷くと、食材を乾燥させる際もこびりつきを防いだり、小さい食材が網の下に落ちるのを防いだり、何かと役立つ。
『プラスチックフリー生活』より
もちろん漂白されたものは避けるべき。塩素漂白で、発がん性物質ダイオキシンが残っている可能性がある。無漂白が断然いい。
市販のクッキングシートは、すべてテフロンかシリコーンでコーティングされている。テフロンは問題外として、シリコーンは悩ましい。比較的安全ではあるけれど、完全に不活性で何も漏れ出さないという保証はない。
しかも使い捨てですし…
地球にも、私にも、お財布にも優しい暮らしを目指す私としては、出来れば使い捨てのものは減らしていきたい。
ならば、何度も洗って使えるシリコンスチーマーならどうだろう?
シリコーンはプラで、分解に何百年もかかるのは他のプラスチック素材と同じだけど、比較的安全だし、使い捨てを買うよりはゴミが減るので良いのでは?
昔一人暮らしを始めて少ししたころ、丁度日本でルクエが流行りだしていて私も買い求めた。
一人暮らし、激狭キッチン(キッチン自体は3畳と広いのだけど、シンク、作業台、コンロ(一口の電気コンロ)が激狭だった)にはすごく重宝して、むちゃくちゃ使い倒した。
その後何年も使い続け、後続品の電子レンジで魚が焼けるタイプも購入して、どちらも愛用していました。
結婚するまでなんだかんだシリコンスチーマー使ってたかな。
魚が焼けるタイプとはこれのこと(多分。名前が変わっているから自信がないけれど形状はこれと全く同じ)↓
昔は魚が電子レンジで焼けるのを売りにしていたと思うんだけど…今はブレッドメーカーという名前になって、パンが焼けることを売りにしている模様。
あれでパンが焼けたんだ!知らなかった!!もっぱら焼き鮭用でした。
それだけ愛用していたから、「使える」のは知っている。
でももう1つ知っていることもある。
形状が、材質が、他にキッチンにあるものと異なるため…収納場所が微妙だったんだよな。
狭いキッチンだったからなおさら悩んだ。
あとやっぱり肉や魚の油は、ガラスや陶器の方がつるっと洗えてストレスフリー。
だからわざわざ包み焼専用器具としてシリコンスチーマーを買い足したくなくて、悩み悩み、悩んでいたら…身近なところに解決法を見つけました。
それが我が家の保存容器であるIwakiのパック&レンジ。
私が持っているのはこの7点セットのもの。
独身の時に購入してからずっと使い続けています。
蓋はプラスチックだけど、本体は耐熱ガラスなので、蓋をしたまま電子レンジ可能!
ある時電子レンジで夫の夕食を温めていて、ピーンと気付いた。
これこそ私が探していた使い捨てしない、包み焼(というか包み蒸か(笑))の容器じゃないか!と。
シリコンスチーマーを別途に買う必要もないし、本体はガラスなのでシリコーンより安全で天然な素材だし、シリコンスチーマーより汚れ落ちもよく、蓋を開けずとも中身の状態が視認できて、一人分には丁度いいサイズだし、場所も取らない。
いいことづくめ。
それに気づいてからしょっちゅうこのガラスタッパーでメイン料理を作っています。
包み焼とは、クッキングシートかアルミホイルで包んで焼くもの(もしくは蒸すもの)という固定概念が私の中にあって。
それ以外の方法は、専用のグッズを買うしかないと思いこんでいたのですね。
けれど今回の蒸しバージョンでいえば食材を入れる蓋つきのものがあれば、電子レンジ(もしくは鍋で蒸す)で調理できる。
もっと言えば、普通の容器に食材を入れてシリコンラップでもいいのですよね。
焼きであれば、何度かやっていますがホーローバットに食材入れてグリルで焼いちゃう。
ただこれだと包んではいないから、しっかり焼き目がついちゃうのだけど…
野田ホーローのホーロー蓋を買えば、使い捨てなしの包み焼になるのかな?
今のところ定期的にケーキを焼いたりすることがないので、これで大丈夫。
もし…娘が少し大きくなってお菓子作りが趣味になったりしたのなら…その時はこういうベーキングマットを買いたいと思います。
シリコン製だけど、使い捨てではないのが魅力です。
と・・・言うことで、また1つとってもとっても小さな話ではありますが、我が家から消耗品がなくなると同時に、プラスチックの排出量がちょっぴり減りました( *´艸`)
私も消耗品の管理が減るし、収納場所もまた少しゆとりが増えて、コストもかからず。
うん。プラスチックも減ったし、地球と私とお財布にやさしい選択ができたと思います。