最近購入したもの、断捨離して残ったものは何かある一定の法則のような…
いや法則というほど大げさなものではなく、自分の好きが詰まったものだからそれはたとえ北欧風!とかモノトーン!とか考えていなくても、おのずと統一されている、まとまっている気がする。
シンプルライフを目指していると、身の回りには自分の好きだけが残っている。
それが和なものだったり、北欧風なものだったりジャンルが違うものばかりなのになぜかまとまっている。そういうことありませんか?
もちろん人によっては、アジアンなものばかり残って、北欧のものばかり残って統一された!ということもあるでしょう。
私の場合…その自分の好みは途中で気づきました。
結果から言うと、私は何か一つの好きで統一できないミックススタイルなのですが、どうも相反するものが好きなご様子。
無印や北欧のシンプルな家具やツールは好きです。
日本昔ながらの道具も無駄のないシンプルな感じで好きです。
機能美といいますか、何も飾り立てない美しさ。
そんなのが好きです。
ですが、北欧インテリアはあまりピンとこない。
素敵なのだけど、あまりになじんで物足りない?様な感じがする。
シンプルモノトーンも素敵です。
私も白いもの、黒いもの良く買います。
でも白黒モノトーンインテリアが好きなのか?と思えば、そうじゃない。
最近モロッコ系雑貨ばかりに目移りします。
それではモロッコインテリアが好きなのか?というと、派手で装飾たっぷりのモロッコインテリアよりすっきりした空間が好き。
無印みたいな何も飾らない…装飾なしが好きかというとそうではない。
多分私は、シンプルをベースに一癖目の引くものを置きたいのである。
シンプルとデコラティブこの相反する2つが好きなのだ。
家の中のシンプルとデコラティブ
インテリアコーディネートを考える前に、どんどんスッキリさせていきたかったので、我が家のインテリアはまだまだです。
自分でももっとどうにかしたいと思うポイントがあるのも事実。
でも、考えて考えて買ったもの、今購入検討中のものはやっぱりシンプルなものと装飾あるもの。
探して探して、どんなものがいいか考えに考えたトイレのスリッパは真っ白な合皮のスリッパ。
THEシンプル。
一方で、今自分の部屋履きスリッパは装飾の施されたバブーシュがいいなと思ったり。
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リビングのカーテンは、無地のブルーです。
青と白でシンプルすっきりです。
特に床磨いた後のこのスッキリ空間はたまらない贅沢です。
キッチンには、以前韓国で購入したボタニカル柄の薄手のストールを下げています。
ストールとしてではなく、インテリアで使うつもりで2枚同じものを買ってきたのです。
それを独身時代はカラーボックスの上からかけて目隠しにしていたのを、今の家ではカーテンとして利用しています。
光がいい感じに入ってくるし、下がフリンジになっているのもいい。
家具もシンプルです。
ニトリで買ったソファにイケアのクッション。
クッションはもう少しポイントがあってもよかったかなぁと今は思う。
刺繍の腕が上がれば、ちょっとチクチクワンポイントやってもいいなぁと。
でも買いたい小物はちょっぴり派手。
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使う場所がないけど、こういうオットマン的なやつとか…
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どうも私はシンプルをベースに一つ癖のあるものを置きたいらしい。
だからトイレの床は柄物だからスリッパは真っ白だし、逆に真っ白の床を歩く部屋履きスリッパは装飾があるバブーシュにしたい。
いろんなものがあるリビングはシンプルなカーテンで、あまり色柄のないキッチンは、グリーンのボタニカル柄のカーテンなのである。
その一癖を我慢すれば、シンプル、ミニマルライフのブログでよく見るがらーんやすっきりな空間、白をベースにした整ったすっきり空間ができるだろうに…
どうしてか癖を入れたくなる。
それは、ファッションもそうで…服はシンプルなものが多いわりにストールは柄物色物が多い。
これだって色こそシンプルだが、ストールは総レース。
一癖といってもなんでもいいわけではない。
家具や道具が好きな北欧系の柄やキャラクターはあまりピンとこない。
これで、マリメッコとかムーミンが好きなら、北欧でまとまるのだけどね…
なんとなくぱきっとした色使いで大胆な柄のものを一癖入れたいというよりは、繊細で豪華な装飾で一癖入れるのが好み。
たまにゴールドとかシルバーも入ってるとさらに好み。
テーマはいらない。私たちごのみがテーマです。
こういうわけで、なんか我が家のインテリアを考えるときにもこういうのがいい!というのが長い間わからなくて夫にもあまりちゃんと伝えられなかったように思う。
ほらよく言うじゃないですか。
インテリアに重要なのは統一性。
まずは、西海岸風とかシンプルモダンとかブルーを基調にとか白ベースとかテーマを決めるべき…と。
私もそう思っていて、統一しきれていないけれど、一応今の我が家はシンプルナチュラル系、カラーは白、ブルー、ウッド(明るめ)な感じになっています。
少し前に読んだ本なのですが、この本を読んで開眼!
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ちょっと前なので一言一句覚えてないのですが、自分の目で選び自分のセンスで合わせる。
そうすれば、ジャンル違いのものもまとまる的なことが書いてあって…本当にそうだなぁと。
北欧インテリアとか、アジアンインテリアとかアメリカンビンテージだとかそういう名前はつけれないけれど、自分の好きばかりを集めたインテリアはさぞ素敵だろうなぁ、さぞ好みだろうなぁと。
自分の審美眼とセンスを信じ、磨く。
私なんてセンスがあるかないかと言われれば、多分ない。
けれど、モノをすぐに買わなくなって、手放しての繰り返しは多分自分の審美眼とセンスを磨いてきた行為だ。
モノがどんどん少なくなってきたから、どんなものが好きで、どんなものが微妙なのかちょっとずつわかってきた。
直ぐに買わずに、「こういうものよりもっと小ぶりの方が今の家に合いそうだな」「色味はこっちのほうがいいな」と想像することですぐに買っては捨てるような家に合わないもの、本当は好きじゃなかったものを買うことが減った。
シンプルライフを目指す前なら、同じこの石原さんの本を読んだとしても「それは石原さんがセンスがいいだけで、私が自分のセンスで飾ったらぐっちゃぐちゃになっちゃう」と思っていたことだろう。
北欧一色の家でも、私のようにジャンルはバラバラな家でも、こういう自分の「好き」がわかっていてその「好き」をコーディネートする。
それがスタイルがあるというのかなぁ。