主婦のつぶやき

孤独を必要とする人。家族だんらんを考える

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結婚して初めて?かもしれません。
昨日、一人でランチに行きました。
友達と約束があったわけではなく、夫と一緒だったわけではなく。
ただふらっと自分の行ってみようと思う近くのカフェへお財布片手にランチしてきました。
これがとっても良かった。

突然ランチへ行ったのは、最近夫の仕事が忙しく、夕飯を一緒に食べられず、朝も私がお寝坊しているので一緒に食べられず…つまりずっと一人で味気なく食べる食事が続いていたからです。
一人で食べるときも、自分の食べたい料理を心ゆくまで味わうのは、きっと気持ちが充足するのだと思いますが…妊婦故、食べられないものも多いうえ、食べなければならないものも多い。
もう肉も魚もあんまり食べたくない( ;∀;)

私一人ならば、サラダとサンドイッチだとかたっぷりスープとパンだとか、オムレツだとかそういう軽いものが好きなのですが、妊婦のご飯というのは、炭水化物も、たんぱく質も、野菜も取らねばならないし・・・で私にとっては結構がっつりメニューであることが多いのです。
そこでまたまた何かモノを料理して食べるという意欲がすっかり低下して、料理自体も多めに作って何食かに分けて食べるとかそういう感じになっています。
それでますます味気ない。

近所のカフェで食べたランチは、特別美味しいと有名なわけでもないのですが、ゆったりとした店内で、きれいに盛り付けされたお料理をじっくり味わうことができて、(食後のコーヒーが飲めればさらに良かったのだけど…妊婦だからね。)ちゃんとご飯食べたって気持ちになりました。

あとカフェだからか、量が多すぎることもなく。それもよかった!
あまり長居すると疲れてしまうから、ランチを食べてすぐ帰ったのだけど、心が満たされました。

思えば、我が家は夫も私もお小遣い制ですので、一人でランチを食べに行っても何の問題もないのです。
けれど、なぜか夫がいない時にランチに行くなんてすごく悪い気がしてできなかった。
家族になったから一緒じゃないといけないって思いこんでいた。
けれど…家族みんな一緒じゃなければいけないなんて…誰が決めたのだ?

私はまだいい。
平日夫のいない時に、好きに図書館に行ったりしてますから。
夫はどうだろう?
あの映画見たいなと思っていても、「妻が見たがる映画じゃないな…」と思ってみるのをやめてしまったり…しているかもしれない。

私は実家がちょっぴり苦手です。
とても良い家族だとは思うのだけど、「家族」だからなんでも一緒にという雰囲気がある。
だから、子供ながらに勝手に遊びに行こうものなら、後ろめたい気持ちを抱いたりしていました。
外出しなくても自分の部屋にこもっていたりすると、親が「何してんの~?」と見に来たり、「お茶にしない?」と声をかけに来たりする。
だから結局みんなリビングにいることが多いのだけど、毎日毎日長い間リビングでやることっていえば、結局ぼーっとTVを見ることくらいしかなかったな。
でもそれってちょっと…ちょっと…縛られているような感じで、ちょっぴり息苦しかったのであります。

今考えたらそれでも、「私にはやることがあるから」と宣言して自室にこもったりすればよかっただけなのですが、出来なかった。
日本の多くの家庭でこういう「家族みんな一緒」みたいな雰囲気ってあると思います。
「夕飯はみんな揃って食べる」といった決まった厳しいルールではなく、仕事、学校などの予定のないときは団らんの時よね?みたいな空気。
決まったルールでもないから、いやとも言いづらく、日本人らしく空気を読むといつまでたっても自分の時間がない。
やりたいことが全然できないのです。

多くの家庭でそんな空気が流れていたのは、きっと家族がリビングでそろって時間を過ごすというのが、昭和、平成の良き家族像だったからだろうし、子供が一人自室にこもっていると何か問題があるのではなかろうかと不安になったのかもしれません。
家族モノのTVドラマも昔は団らんばかりでしたよね。一致団結楽しい家族。
子供が一人自室にこもっているシーンは、いじめで悩んでいるシーンだったり…

乱暴な言い方をしてしまうと、家族みんな一緒が善であり、一人になるのが悪だった。
今はかなり考え方も多様化していますが、まだまだ根強い考え方ではないでしょうか。

以前読んだ私の大好きなドミニック・ローホーさんの本『屋根一つお茶一杯』にこんな文章があります。

自分を「取り戻す」ために孤独を必要とする人がいます。ただその一方で、孤独になるという手段をとれずに、「感情の消化不良」を起こしてしまう人もいます。それは日々の煩雑な生活に押しまくられて、自分に与えられたものを素直に受け取れなくなってしまった人たちです。一日中オフィスで仕事をし、その他の時間は家族と過ごしている人には、一人になれる機会がめったにありません。人によっては、自分を後回しにしてつねに周囲の要望や必要に応じて動いてしまったりする人もいるでしょう。そして知らないうちにストレスをため込んでいくのです。

『屋根一つお茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方』ドミニック・ローホー

あぁ確かにそうだなって思いました。
なぜか実家が息苦しかった私。
親が暴力をふるう訳でも、明日生きるお金を心配しなければならなかったわけでもない、何不自由ない家庭だったはずなのに、何故か息苦しかったのは、きっとローホーさんの言う「感情の消化不良」を起こしている人だったのですね。
学校では友達や先生がいて、帰ると家族がいて、素晴らしいことだけど、たまには自分の時間が私には必要だったのだなと思います。

さて、今の自分を考えてみると今まで一人でランチに行けなかったのは、やはり「家族一緒でなければ」という思いが私の中にもちょっとあったからだと思います。
今がとても幸せなのは、信頼する夫と暮らしていながら、きっと一人になる時間もあるからというのもあるかもしれません。
そう思えば、夫にもたまには一人になる時間がいるのではないかなという気もします。
ううん。一人になる時間というか自由な時間。
一人で本を読むのでも、ぼーっと考えるのでも、ランチに行くでも何でも自由にできる時間。
そんな息抜きのような時間がきっと家族にも必要なんじゃないだろうか。

もちろん一緒に暮らしているのだから、いきなりふらっと連絡もなしにご飯を食べてきたり、遊びに行ったりなんて言うのは、相手のことを考えてない自分勝手な行為だけれど。(こっちは夕飯の準備して待ってるかもしれない)
「来週末は見たい映画があるから出掛けるよ」とか、「読みたい本がたまってるから、今週は読書漬けになる」など事前に話があれば、自分の好きな時間を使ってもいいんじゃないかな。

最近私が思う理想の住まいというのは、夫婦それぞれ2.5畳~3畳くらいの小さなプライベートスペースを設えることなんです。
子供部屋というのは、多くの家庭で用意されている部屋ですけど、妻の部屋、夫の部屋ってなかなかないですよね。
書斎を夫の部屋、ユーティリティールームが妻の部屋みたいになっている家が最近人気なようですね。
やっぱり夫婦も個人のスペースが必要だと言う事からでしょう。
でもわざわざ仕事をする書斎、家事をするユーティリティという専門の部屋でなくてもいいのでは?
また、個人スペースが大きくなってしまうと家も大きく、モノも多くなってしまいますから、2.5畳~3畳程度がベストかと。
ただの想像のおうちですけれど、きっと素敵な小さなおうちになる気がします。



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