実家に帰省してきました。
と言うのも…再び海外転勤が濃厚になりまして、来年日本を離れなければならない可能性が高くなったからです。
普段は年に1度の帰省ですが、日本を離れるとなれば今のうちに多く帰っておこうと今年は2回帰省の予定なのです。
出発直前にも帰るかもしれませんが…
さて、そんな帰省中の話。
近所の方から手のひらサイズのクマのぬいぐるみをいただきました。
ありがたく頂いたのですが、クマの色は赤、首元に巻かれているリボンの色も赤でどうもパッとしない…(2つ頂き、もう1つのピンクのクマはかわいかった。)
そう思っていたところ、母がリボンの色を変えようと言ってきた。
母も同じことを思っていたよう。
娘を寝かしつけてから、母と二人でせっせとリボンの付け替え。
ふと目に留まったのは、私が昔々に作った(多分小学生かな?)フェルトの小銭入れの型紙。
母の裁縫道具の底の方にありました。
(母は昔自分が持っていた大きな裁縫箱を断捨離して、今は私が小学生の時に学校で使うために買ったピングーの裁縫箱を使っているのです)
母に懐かしいというと、母はその型紙の存在に気が付いていなかったよう。
気が付いていないということは多分不要なのだろうなと思い、そもそもは私の物ですし、私の手できれいにして帰らねばと思い立ち、リボンの付け替えをしてくれている母の横で、私は裁縫道具箱の整理。
一応母に断りを入れつつ、明らかに不要だと思うモノをピックアップ。
すると・・・あるある。
まず、半端な糸
2本取りで5目くらいしか縫えなさそうな半端な残り糸。
そして、何に使ったらいいかわからないくらい小さい端切れ。
端切れのうち1種類は、小学生くらいの時に何かを作成したフェルトの残りで、もう1種類は結婚前に刺繍キットで針山を作った時に出た刺繍布の残り。
あと全く覚えていない、小さな小さな布もありました。
布と糸の他にも、多分何かの型紙として使ったであろう厚紙(でもどんな作品に使ったか想像つかない変な形だった)や波縫い等基本的な縫い方が書いてある色あせた紙も入ってた。
それらを全部取り払うと、ポーチが1つ小さな箱が1つ空っぽになりました。
そこで母のピングーの裁縫箱下段に箱を開けた状態でいれ仕切りにし、現在母が良く使っている糸やチャコペンを削るための削り器、ボタン数個を取り出しやすいように収納。
もう1つのポーチには、母がストックしているリボンを収納。
糸やチャコペンの削り器は、今まで私の端切れや紙に埋もれるように入れてあったのが一目でどこにあるかわかるようになり、リボンはちょっぴりぐちゃっとなった紙袋に適当に突っ込まれていたのが、ポーチに1本ずつくるくる巻いて入れているので、こちらもぱっと取り出しやすく。
小さな小さな裁縫道具の中の整理でしたが、とってもすっきりしました。
大学生になって実家を出るときに私物の8~9割処分しました。
その後もちょろりちょろりと処分をしてきて、もう私の物はないかな(親がとっている幼少期の作品だとか写真、母が私が帰ってきたときのために取っている食器や布団などは別です)と思っていましたが、意外なところに隠れているものですね。
ちなみに我が家の裁縫箱は未だに夫のメガネの箱です。
中身も刺し子を始めてちょっぴり増えましたが、まだ大丈夫…ですが今がギリギリかな。
もう少ししたら娘関連で手芸することも増えそうなので、その時はサイズアップしようと思っているのですが、どんな感じにしようか迷っていて、なかなか手が出ず。
今までどおり箱の形も使い勝手がいいですが、出番が多いならバニティタイプのメイクポーチもいいかな?なんて思っています。
悩ましい。