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料理

1歳児と作る簡単ミニマルポテトサラダ

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昨年世間ではポテサラ論争(スーパーで総菜を手に取る子連れ主婦に対して、高齢男性が「ポテトサラダくらい自分で作ったらどうだ」と指摘。それを見ていた人がツイッター上に書き込んだことで、「ポテトサラダは簡単な料理ではない!」とネット上で論争が巻き起こった)がありましたが、我が家では最近になって、娘と一緒に料理をするようになって、ポテトサラダ率が上がっています。

昨年ポテサラ論争があった時は、私もおおいに共感で。
ポテトサラダなんてできれば作りたくない!作って食べたらおいしいとは思うけれど、面倒すぎる!と思っていましたし、ポテトサラダが食卓に上がることも年に1,2度程度だった。
けれど今は…月に1度は作ってる。
新じゃがの季節はもう少し高頻度で作ってた。
他に良く作る料理があるので月に1回に押しやられているけれど、もうちょっと作ってもいいかなとも思っている。
年に1回から月に1回とは、我が家におけるポテサラ率は12倍にもアップしたのです。
快挙!

それはなぜかと申しますと、私のアトピーがひどく治らない、娘も湿疹が出てきたのをきっかけに我が家は和食がベースになりました。
その頃のご飯は、娘の離乳食、私の肉、乳製品、小麦、油制限食、夫のがっつりご飯を作ることになって。
正直料理を作るのが心底嫌になったのです。
完全に3者3様のご飯を作るのは、私のスキルでは難しかったので、基本はみな同じで、最後に個々に合わせて仕上げをアレンジする方法になりました。
基本はみんな同じメニューでも、娘には味付け前に取り出して小さく刻み、新たに薄味をつけねばならないし、野菜嫌いの夫には汁物の中から食べられない野菜を抜いてあげないといけないし、例え冷凍でも唐揚げを追加せねばならないし、少しでもがっつり感が出るよう味付けを濃いめにしたりしました。
私は私でから揚げの代わりになるおかずが必要だし…と結構大変。

すごく手間がかかって、考えるのも作るのもほとほと疲れ果てて、娘は朝もおやつもしっかり食べますから一日中キッチンにいるのに、誰も「わぁ今日のご飯おいしい!」と喜んではくれない。
家事だけでなく仕事もそうだとは思うのですが、頑張っても報われないと人はやる気をなくします。
仕事においては、自分の仕事をすることで誰かが喜んでくれる、ちゃんと自分の仕事をこなすことで同僚との仲間意識も上がる…などの精神的な面以外にも、ちゃんと役職やお給料という評価制度があります。
主婦においては、「家族が喜ぶ」それ以外の評価はありません。
ゆえに…それが満たされないと辛いものがありますね。

そんな心底食事の支度が嫌だった頃に娘と一緒に料理を始めました。
喜ぶ云々よりも手間重視、時短重視、危険度の低さ重視の料理を始めまして…今に至ります。

だから今の我が家の食卓は品数こそ豊富ですが、どの料理もほとんど手間がかかっていない。

昨日の昼食
上からきゅうりの糠漬け、人参とさつまいもの蒸し野菜
冷奴、ポテトサラダ(夜に食べる予定で作ったモノを昼食時に味見しようと小皿に盛っています)、ピーマンとシラスの和え物
小豆ごはんに梅干しとわかめのふりかけ、トマトとえのきのスープ

ポテトサラダは味見用なので別として、きゅうりの糠漬けはすでに切ってあるから盛っただけ。
豆腐も切ってあるから盛って、醤油とねぎをかけただけ。
蒸し野菜については後述しますが、味付けは上からオリーブオイルと塩をかけただけ。
ピーマンは昨日の残り。
ごはんとスープは朝1番に1日分作って、スープの具材が少なくなったら都度追加する(冷凍ホウレンソウやコーンなど包丁不要で火の通りやすいもの)方式です。
つまりこの日の昼に何か調理器具を使って作ったのは、夜に食べるポテトサラダと蒸し野菜だけ。

ポテトサラダもとても面倒な料理なのでずいぶん作らなくなっていたのだけど、娘と料理するようになって、娘ができる料理工程は何か?危なくなく手伝いできる工程は何か?と考えていると、野菜をマッシュすることを思いつきました。

娘と一緒に料理をするきっかけになった本

ポテトサラダが面倒なのは…ジャガイモをゆで(鍋使用)、ゆで卵も茹で、人参やキュウリやハムを切って(包丁、まな板)、レシピによっては、にんじんを茹でたり、きゅうりを塩もみしたりして、アツアツのジャガイモの皮をむき、茹で卵の殻をむき、ゆで卵は細かく刻み、ジャガイモをマッシュし(ボウルとマッシャー)、その他の具もボウルに入れ、マヨネーズや塩コショウ、レシピによってはマスタードや酢も入れて味をつける。
食材も沢山、使う器具も沢山、調味料も沢山、調理工程もたくさん。

さて、最近の我が家のポテトサラダはと言うと…ほとんど食材は入っていません。
ポテトサラダの定義をゆでたジャガイモをマッシュして、何かを混ぜ込んだものと定義しました(笑)
だから、具材はその時々で違います。

この日のポテトサラダの具材はきゅうりの糠漬けと冷凍コーン

このポテトサラダの作り方は、ジャガイモを圧力鍋で湯で蒸にし(圧力鍋が使用中なら鍋で蒸す)、皮をむいて、マッシュ(娘担当)刻んだきゅうりの糠漬けと冷凍コーンを混ぜて完了。
ぬか漬けから十分塩味が引き出されるので、娘にはそのまま、私は追加で塩と胡椒とオリーブオイル。

ポテトサラダ以外の料理で他にも切るものがあり、包丁とまな板はどうせ使っていたので、きゅうりは包丁で刻みましたが、何も切る物がない日は適当にキッチンバサミで切ってしまいます。

また別の日に作ったポテトサラダの具材は、しらすと冷凍コーン。
完全に包丁要らず。

また別の日に作ったのは、冷凍ブロッコリーとツナ。
ブロッコリーはジャガイモと一緒にゆでます。

そのどれも味付けは基本的に油(オリーブオイルか亜麻仁油)、塩、胡椒のみ。
工程として刻む工程が少ないにしろ、茹でる、マッシュするという工程はそのまま。
だから鍋、マッシャー、ボウルが必要なのもそのまま。

唯一違うのは、茹でるときはジャガイモだけではないこと。
私は少量の水で蒸茹でにしますが、その時鍋に入れるのは、ジャガイモ以外に人参や大根やサツマイモなどのそのほかの根菜。
一緒に入れる根菜は皮付きのままぶつ切りですから、蒸す前の下ごしらえに手間はかからない。
一緒に鍋に入れていれば、他の1品になる。

例えば、さきほど載せた我が家の食卓の写真。
人参とさつまいもの蒸し野菜がありましたが、それはジャガイモと一緒に蒸したもの。
オリーブオイルと塩だけで充分おいしい1品です。(さつまいもはココナッツオイルと塩でも甘みが引き立ってとってもおいしい!)
娘と私の2人なら、1回では食べきれないので作り置きにもなります。

一緒に大根を蒸したなら、その大根に味噌だれをかけるだけで風呂吹き大根風の副菜に。
さつまいもは、またポテトサラダとは別の日にマッシュしてツナを入れて、塩で味を調えればサラダにすることもできます。
そのままで娘のおやつにもなります。
ブロッコリーもいいですね。
蒸し野菜として食べるのはもちろん、醤油とゴマで胡麻和えにしてもいいし、ごま油と醤油と酢、砂糖でナムルにしたっていい。
もちろん一部をポテトサラダの具として使ってもいい。

娘と二人の平日は、朝作った味噌汁を具材を適宜足しながら夜まで食べます。
そうすることで作る手間は1回で、夜までずっと具沢山味噌汁が食べられます。
その追加する時の具材としてもこの蒸し野菜は大活躍。
根菜である人参や大根でも一度蒸してあるから入れて温めればすぐ食べられる。

つまり、ポテトサラダのついでに蒸す野菜がかなり作り置きになり食卓を助けているので、最近我が家でポテトサラダ率が上がっているのでした。
そしてお気づきかと思いますが、いわゆるメインの料理がないのもポテサラ率が上がっている理由の1つ。
メインは魚を焼く事はたまにありますが、娘と二人の平日の時は基本的には焼き魚以外のメインはなく、副菜てんこ盛りの食卓です。
飽きず、消化に良く、肉類や油料理が続くと肌の荒れる私と娘には丁度良いみたいです。
それに食器洗いも意外と簡単です。
たしかに量は多いのですが、油汚れがほとんどないので、さっとゆすぐだけできれいになるものばかりなんです。

こんな料理でもいいんです。
目標は、家族が喜んでくれ、ある程度体に配慮された料理を作ることですが…一番大事なのは、どんな料理でも、総菜でも、レンジ調理でも、ちゃんと食卓を用意することじゃないかと思う今日この頃。
主婦の仕事は365日休みなし。
1日3食×365日。単純計算で1095食。
もちろん外食の日だってあるけれど、今年我が家で外食したのは何回だ?
テイクアウトを含めても、10回あったかなぁ。半年で10回以下。
ということは、多めに見積もって年20回。つまり年間1075食。
年に1度実家に帰省する時は、私一人で作る必要はないけれど、やっぱり母と一緒に作ります。
だから年間1075食をとにかく提供する。
ただそれだけでも、十分頑張ってるぞ!と自分で自分をほめています。




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