今日も朝から少し離れたところにあるクリーニング屋さんへ。
夏ごろまでは、宅配クリーニングを利用していましたが、料金やサービスがちょっと変わってしまい、また我が家のクリーニング事情も変わり(クリーニングに出すものが少なくなった)、今後は街のクリーニング屋さん。
近くに何軒かあるのですが、我が家から通える範囲にある数軒のクリーニング屋さんの中でも少し遠いけれど、全国店舗あるホワイト急便さんに。
カッターシャツ2枚200円だった。安い!
アイロンが壊れてから、アイロンなし生活を送っています。
夫もスーツ出勤ではないので、季節外のコートや夫がたまに着るシャツ類のみ。
しかも私のシャツは化繊なのでアイロン不要だし。
スーツでの仕事になったらアイロンを買おうなどと言っていますが、それまではほんとにこのお値段ならアイロン買わずにクリーニングで充分。
いい運動にもなって一石二鳥です。
使わない調理バット
さて、これはいったい何でしょう…?
野田琺瑯の角形バットです。
これ実は、「あ…失敗した買い物だったかも」と思った時期があります。
私がこれを買ったのは、結婚してすぐのころ。
バットと言えば、調理中の下ごしらえにもってこいです。
切った野菜を入れたり、調味液につけ置きしたり…
デザインも素敵ですし、琺瑯なので丈夫、サイズ的にも二人分ならこれくらいがよかろうと思い、2枚買いました。
専業主婦になるのだし、毎日3食しっかり栄養のあるものを作らなきゃ!と意気込んでいたころでもあります。
なぜ「失敗した買い物」と思ったかなんとなくわかりましたかね?
そう!使わないのです。
作業台が狭いので、切ったそばから鍋に入れることが多く、よほど大量に切ることがないとわざわざバットに入れません。
調味液に浸す作業もやりました。
しかしジッパーで閉められる冷凍保存袋があるので、いつしかこの袋に調味液浸すタスクを奪われました。
今では、フレンチトーストの時くらい。
フライ物は、卵をつけて、パン粉をつけてとバットでやるイメージがありますが、作業工程が面倒で作る頻度はかなり低い。
この頻度なら使うときに大皿をバットとして使えばよかったのでは?
この全然使わないバットを…意外と大きなバットを収納しているのはシンプルライフ的に失敗か?
使わないものをしまい込んでいるのだから失敗かもなぁ~と思っていました。
転機は揚げ物と映画
とはいえ、野田琺瑯のバット。
使わずともなかなか気に入っています。
私よりさらにバットを使う料理をしない夫もなぜか気に入っています。
恐るべし野田琺瑯
捨てるには忍びない。
それに頻度はかなり低いけれど使うときはあるのです。
お気に入りとしてとっていました。
最初の転機は揚げ物。
揚げ物は、専用バットなど持たずに魚焼きグリルを使っていました。
グリルをさっと広げるだけで、網までセットしてある揚バットができるのです。
2人分の揚げ物には十分な大きさです。
しかし、唐揚げだけは別物。
夫の大好物唐揚げは、鶏肉2~3枚分揚げます。
魚焼きグリルだと山のように盛った時の安定感がないうえ、グリルからまた皿に盛るときも落とさぬよう慎重にジェンガのようにそっと唐揚げをさらに取り出さなければなりません。
できれば、安定した作業台に網が欲しい。
できれば、そのまま食卓に出してしまいたい。
とそんな時に思い出したのが野田琺瑯のバットです。
これに魚焼きグリルの網を載せれば、即席揚げバットの出来上がりです。
少々グリルの網の方が大きいですが、野田琺瑯のバットならそのまま食卓にドンと置けちゃう利点が勝りました。
揚げ鍋から網までの距離も近い。
以来唐揚げの際は、野田琺瑯のバットが大活躍しています。
次の転機は映画鑑賞の時訪れました。
真夏の暑い時、どこに行くのも暑くて億劫で。
夫と私はスナックをたくさん買い込んで、映画を楽しむことにしました。
映画のためにスナックを用意し、飲み物を準備し、映画を楽しむのです。
家で見る映画も、時には紅茶を、時にはスナックを用意してみるのは楽しい。
この時は、確かアクション映画だったと思うのですがそうなれば俄然ポテトチップスのようなスナックが食べたい。
けれど、スナックをTVの前で開けたくない。
お盆などがあれば、それに広げることができるだろうけれど、そんなものはない。
大皿は?う~ん小さい気がする。
そんな時に思い出したのが野田琺瑯のバット。
適度な大きさに深さ。
これならばお菓子を広げても周りにボロボロ落ちないだろう。
めったにないことだけど、こんなお菓子パーティにも大活躍。
そうやって少しずつ活躍の場が広がっていった野田琺瑯のバット。
今では、私のお昼の一人ご飯のトレイとして使われたり。
ティータイムの時のお盆として使ったり。
ちょうど急須と湯飲みをもって運ぶにちょうどいい大きさ。
写真を撮ったのは平日だったので私一人のティータイムですが、休日夫と二人のティータイムでコーヒーとちょっとしたお菓子を運ぶのにも◎
1つのモノに複数の役割を見つける
○○専用をやめたい話は、洗剤やタオルなど過去いろんな記事で書いているけど、今回の野田琺瑯もしかり。
バット=下準備用と思っていたけれど、考えてみたらバットの大きさはシンプルで大きさもある程度ある。
揚げ物用バットを買わずとも、網があれば揚げバットであるし、菓子パーティではお菓子を盛る大皿となり、ちょっとしたお茶を運ぶお盆にも、一人分の食事を載せるトレイにもなる。
お菓子を作る人ならば、お菓子の型にもなるだろう。
少しずつシンプルライフを目指しているうちに、この「専用をやめたい」欲がむくむくで、「専用のモノ」を見つける力もついた(笑)
最近気になるのが鍋。
我が家に鍋(フライパンも広義では鍋だが、フライパンのような浅い鍋は含まない)は、6個ある。
多いだろうか。
内訳がこれだ。
- 土鍋(炊飯用)
- 土鍋(鍋用)
- ルクルーゼ(煮込み用)
- 揚げ鍋
- 片手鍋大
- 片手鍋小
炊飯器ではなく土鍋で炊いているので、1個は一般より多いとしても、二人で6個もいるだろうか。
ちなみに、この鍋たちはどれも均等に使われていて、2番目の鍋用土鍋だけ夏の間出番がない位だ。
使っている、使っていないで考えると全部使っているから全部必要だが、どの鍋かがダメになったとしても私は買い足す予定は今のところない。
もし炊飯用の土鍋が壊れたら、鍋用の土鍋で米を炊く。
鍋の時は基本炊飯しないから、問題ないはずだ。
もし鍋用土鍋が壊れたら、ルクルーゼの鍋で鍋をする。
容量もちょうどいいし、保温性もばっちりだ。
ルクルーゼが壊れたら、片手鍋大か土鍋で煮物を作る。
片手鍋大がなければ、ルクルーゼで、片手鍋小がなければ、片手鍋大で。
どれがなくなっても大丈夫なのだ。
揚げ鍋はどうするかというと、唐揚げなど大量の揚げ物の時は先日購入したビタクラフトのフライパンで一気に揚げる。
フライパンでは大きすぎる場合はルクルーゼで揚げる。
今持っている揚げ鍋には、揚げ網がついているのだけれど(写真右側の鍋が揚げ鍋です。)、先日試しにルクルーゼの鍋に置いてみたらぴったりだった。
最終的には、炊飯、煮物や揚げ物、汁物が作れるように3つか4つあれば、我が家の場合十分だったんだろうなぁと思っています。
結婚当初、お互い一人暮らしだった私たちは家具や家電や食器に至るまで持ち寄って過ごしたので、最初に一気に買ったイメージはなく、むしろ必要最小限しか買っていないつもりでしたが、今思えば買いすぎでした(^-^)