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本・映画

変わりたいのに変われないのは「頭のゴミ」のせいだった。

投稿日:

Kindleを買って初めて読んだ本はがこれでした。

30日間のプライム体験をしており、この本はPrimereadingでお勧めとして出てきた本でした。

タイトルを見ると脳を目覚めさせる方法…いつも思考がすっきりクリアな状態にする方法(朝は太陽を浴びる!とか)が書いてあるのかと思っていました。
実際そうなのですが、私の想像とはちょっと違いました。
つまり、いつもすっきりクリアな脳になるには、自分が変わる必要があるのです。

そもそも「頭のゴミ」とはなんでしょう。
ゴミがたまった状態とはどんな感じなのでしょう。
いつもモヤモヤしていたり、イライラしていたり、集中が続かなかったり…というのがゴミがたまった状態なんだそう。
これはなんだかわかる気がします。
ミニマルライフを始めて、モノが少なくなってきて、家の中がすっきりすればするほど、以前はもたもた時間がかかっていた家事もスムーズになったし、炊飯器に電源入れ忘れた!とか、洗剤なくなったと思って買ったらストック持ってた…とかそういうミスもなくなったからです。

きっと家がすっきりするにつれて、やるべきこともすっきりリわかるようにわかるようになったから。
それと同時に、すっきりする前は「なんでこんなに時間がかかるんだろう、出来ないんだろう。」とモヤモヤ考えることも多くて、それで家事に手がつかない…なんてこともありましたから。

本を読み進めていくと、頭のゴミとは①感情、②他人のモノサシ、③これまでの自分、④マイナスの自己イメージ、⑤我慢、⑥自分中心、⑦恐怖、⑧論理へのとらわれの8つなんだそうです。
1つ1つを説明することは省きますが、つまりはこういうことだと理解しました。
他人の物差しを基準に世界を見て、判断して、他人の物差しを基準に自分さえも評価して、なんとなく生きているので、どこかしっくりこない感じがあり、モヤモヤしたり、イライラしたりする。
では自分の物差しはどう手に入れたらいいのか。
自分が本当にしたいこと、本音に蓋をすることなく、それに向かうゴールを決めること。
私たちは赤ちゃんとして生まれてから親から、先生から、メディアからたくさんの物差しを受け継いでいます。
つまり今までの自分は、他人の物差しで作られた自分であり、それに基づく人生だったのです。
だからこそ、本当に自分の物差しを手に入れようと思うなら、これまでの自分を捨てること。
捨てることで初めて変われる。
そして、新たなゴールに向けて邁進すること。

面白いです。
私が実践しているミニマルライフと似ているようでアプローチが全く逆なのです。

捨てることで変われる

大いに同感です。
上手く家事が出来なくて、出来ないことでぐずぐず思い悩んで、それにまた時間を費やして。
そんな自分を変えたくて、とりあえず家事をできるようになりたくて。
何となくできないものを手放し始めて、少しずつ少しずつではあるけれど、自分が、暮らしが、変わってきた。
変わったことで、本当はこっちの方が私は好きだったんだと気づくこともできたし、ずっと当たり前だと思っていたことが心地悪さの原因だと気づいたこともありました。

捨てることで変わったのです。

違うのは、アプローチの仕方。
私のミニマルライフは、実際に見えるモノからとにかく手放しました。
最初はゴールなどなかったです。
手放して、手放して、手放すうちに自分の中で常識だと思っていたことが少しずつ違うことに気付いて。
そうこうしているうちにだんだん私ってこういう人なのかも、こういうことしたいのかもというゴール…いやまだゴールというにはまだまだおぼろげだけど方向性?ゴールの輪郭?、片鱗?みたいなものが見えてきた。

対して、この本ではまず初めにゴールがあり、それに向かって進む。
進みながら、ゴールとは関係ないモノ、ゴールに向かうのに足かせとなる様なものををゴミとして捨てる。

逆なのです。

きっとゴールに到達するのが早いのは、この本のように先にゴールを決めることなんでしょうね。
けれど私は、他人の物差し満載で生きてきましたから、きっとミニマルライフを始める前にこの本を読んでもゴールがわからなかったと思います。
自分の本音がもうわからなかった。
何をしたいのか、何を大事に生きていきたいのかわからなかった。

だから私のように他人の物差し満載で、実際にゴールなんて決められない。という方は、「自分の本音って何だろう?」と考えながら、自分に合わないものを捨てるのがいいのかも。
好きなこと、やりたいこと、大事にしたいことはぱっと出てこなくても、嫌いなこと、これだけはやりたくないことはすぐ思い浮かんだりするものです。
まずは、その嫌だなという自分の気持ちを深堀しながら、捨てることでいつかゴールが見えるのかもしれません。

ゴールが見えたら、フルスロットルで進めばいいじゃないですか。
アプローチの仕方は違いましたが、自分がミニマルライフで感じてきた変化や法則のようなモノが、本書では脳の働きを科学的に説明しながら指摘されていたので、その点がすごく納得、腑に落ちた!って感じでした。

あ、そうでした。ただ一つゴールの決め方に注意がありましたね。
「世界中の美味しいものを食べまくりたい」というような自己中心的なゴールはダメなんですって。
人間の脳には他人の役に立って喜ぶ機能があるので、自分の本当にしたいことで他人をも幸せにすることがいいんですって。
さっきの例ですと、世界中の美味しいものを食べまくって幸せなのは自分だけ。
けれど、例えば美味しいものを食べ歩き、その中でもこれは!!ぜひみんなに食べてもらいたいとお店を出したとしたら、お店にくるお客さんを喜ばせることができるってことです。

つまり、この例の場合「世界中の美味しいモノをみんなに提供したい」がゴールなのかな。

私がブログを続けているのもきっとこれ。
捨てて、すっきりして、少しずつ暮らしがよくなって。
それでハッピーなのですけど、それをブログに書いていたら、いったいいくつあるかもわからない星の数ほどある暮らし系ブログの中から私のブログを読みに来てくださる方がいて、わざわざブログ村のバナーをポチをして応援してくれたり、コメントを下さったりする。
それをみて、こんな私のつたない暮らしのブログでも誰かの役に立っているのかもしれない、楽しんで読んでる人がいるのかもしれないって思えて…それがとっても嬉しいのです。

あぁ。本当に。
いつも読んでくれてありがとうございます。



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