今日もまた小さい話をしたいと思います。
ミニマルプラスチックライフを目指したいと思って、実験的にラップなし生活をしてみました。
その結果は3週間で使用回数たったの4回で、プラスチックはちょっとの意識で減らせるのだなぁと実感しました。
そして次に気になったのがキッチンの生ごみ回り。
排水口にはストッキングネットを毎日使っていて、ビニール袋に入れて捨てていました。
ビニール袋は、野菜の保存に1度使った袋を再利用することも多かったですが、そういう袋がないときは新しいビニール袋を取り出して捨てていました。
が!よくよく考えてみるとストッキングネットもプラだし、ビニール袋ももちろんプラ。
野菜の保存に使った袋はまだしも、新しい袋を捨てるためだけに使うのは、なんだかなぁと思いました。
それに。
ラップの使用量をぐんと減らしてからは、ビニール袋の使用量も気になってきて、ぐんと使う頻度が減りました。
主に野菜の保存と味玉づくりに使っていたのですが、味玉は一気にたくさん作ってホーロー容器で煮卵を作ればビニール袋は不要だったし、野菜も半分だけ使うとかではなく、一気に切ってしまって、一部は冷凍したり、一部は常備菜を作ってしまったり、タッパーに入れたり…工夫しているとだいぶ減らすことができました。
すると困るのは、生ごみです。
捨てるためのビニール袋を新しく出すしかない…
そこで最近はなるべく新たなプラスチックを出さないためにこんなものを使っています。
使い終わったお茶のパッケージや冷凍ブロッコリーのパッケージなどなどのパッケージを生ゴミ袋としています。
私の住む町はプラスチック包装のリサイクルをしているので、リサイクルに出すのと私が生ごみの袋として活用するのとどっちが地球のためにいいのだろう?と悩みましたが、リサイクルに出せば、私は新たに買ってきたビニール袋を生ゴミ袋として使う訳で…新たにプラスチックをゴミに出すより今あるプラごみが生ゴミ袋として使われた方が良いだろうと思い、やっています。
やってみると意外といい感じ。
プラスチック包装のゴミ収集は週に1度なのですが、我が家は結構このゴミが多かった。
収集日の前日にはもう満杯でぎゅうぎゅう押し込んで捨てていました。
それが今やなし。
それにパッケージの中には生ゴミ袋としてとても優秀な袋もあります。
それが写真にもある様なチャック付きのパッケージ。
ビニール袋のように結ぶ手間がなくしっかり密封されるので、すごく便利。
特に冷凍食品にこういうパッケージが多くて、我が家で重宝している冷凍ブロッコリーや冷凍から揚げは生ごみ袋として大活躍しています。
袋入りの味噌などマチがある袋も自立するから優秀。
小さくて袋の口を縛りづらい時は、紐で袋の口を縛ります。
それで生ごみが出てくることはない。
紐も我が家には麻紐とビニールひもの2種類があるのですが、どちらも全然出番がなく、1つは手放しかなぁと思っていたところ。
そんな死蔵品がまさかの生ゴミ袋を縛る役目として生き返り、ミニマルとサステイナブルの一石二鳥でルンルンです(笑)
新聞紙などの紙で生ごみ袋を作るという方法やたい肥にするという方法が一番地球にとってはいいのだと思いますが、紙で袋を作るというのはいいなと思ったのですが、袋の口が縛れないのがちょっと心理的ハードル(虫がきそう)だし、たい肥も転勤族の我が家にはハードルが高い。
故に、今の最善はこの形かなと思っています。
そしてストッキングネットですが、本当にプラスチックって意識していなかった。
ずーっと使っていたから、ない生活なんて考えられなかった。
けれどプラスチックを減らしたいなぁと思って、実験的にネットをセットするのをやめたら、そのままネットなし生活が続いています。
ついでに排水口の蓋も取ってしまってゴミ受けが丸見えの状態にしました。
丸見えだときれいにしようという気持ちが出て、毎回毎回ゴミ受けにたまった生ごみを捨てるように。
生ごみを毎回捨てるから、ゴミ受けはいつも通気性抜群で、なんだか以前よりぬめりが発生しにくくなったような。
排水口掃除は、私の苦手とする掃除の1つだったのですが、その排水口をきれいにするコツは、ストッキングネットを使うことでも、銅製のゴミ受けを使うことでもなく、シンプルにゴミがたまったらすぐ捨てるというものでした。
ストッキングネットについてはこれからはもう買わないかな。
ただわが家についていたのは、深型のゴミ受けだったので、ゴミがとりにくいのが難点。
ゴミ受けだけ浅型に変えようと思います。
と、いうことで。
きっかけはミニマルプラスチックライフを目指したいということでしたが、毎月買っていたストッキングネットが必要なくなり、たまーに買っていたビニール袋が必要なくなりました。
コストも買いに行く手間も、ストックを置いておく場所も、それらを管理することもなくなりました。
地球にやさしい暮らしは、やっぱり私とお財布にやさしいのでした。
小さな話を今日も最後までお読みくださりありがとう。