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主婦の美容

月経カップ使ってみた!

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今日はなんだかとってもプライベートな…生理の話をさせてください。
私は毎月夜用1パック(10枚入り)と軽い日用の生理用ナプキン1パック(34枚入り)を使っていました。
勿論ピッタリ1パックずつと言う訳ではなくて、月によっては数枚残ることもあるし、逆に足りないこともある。

肌が弱い私は、就寝以外はなるべく清潔を保とうとこまめに変えているので、軽い日用を使っています。
昼用、夜用1パックずつを何の疑問もなく、ずーっと買ってきたわけですが、ミニマルライフを始めて、いろんな消耗品をやめてきて、やめればやめるほどに暮らしが楽になってきて、そこで気になってきたのが生理用品です。
閉経するまでずっと毎月昼夜合わせて2パック買い続けなきゃいけないの??と。

数百円の生理用ナプキンですが、今後20年位は毎月2パック買わなきゃいけないのです。
その生涯コスト、買い物にかかる手間は、塵も積もればなんとやらで結構なもの。
1パック大体400円として、月に2パック買うので800円/月。
1年で9600円。
1年間でおよそ1万円もかかるのです。
今後20年閉経しなかったとすれば、わたしはこれから20万円生理用品にお金をかけるわけです。
しかも、使っていてうれしいものでは…ない。

蒸れるし、かぶれるし、よれるし、気持ち悪いし、夏場は匂いが気になることだってあるし…正直仕方ないから使っている。
女だから、毎月月経が来るから、仕方ない。

そんな生理用ナプキンを辞めたいと思い始めて、最初に目をつけたのは布ナプキンです。
洗濯すれば何度も使用できる。
最初はコストがかかるけれど、長い目で見たらお得です。
それでもなかなか踏ん切りがつかなかったのは、洗うのが面倒だというのが一番。
もう1つは、やはり一つ屋根の下に住んでいますから、夫に全く見つからずに汚れたナプキンを洗うのは難しいだろうということ。
そしてもう1つは、母との何気ない会話からブレーキがかかりました。

娘が生まれて、布おむつを検討していた頃。
母は布おむつをお勧めしないと言いました。
それは、もちろん洗うのが大変ということもあるのですが、私が赤ちゃんだった頃、肌が弱い私はオムツかぶれをしたそうで、母も布の方が赤ちゃんにやさしいだろうと布に一時期変えてみた。
結果はというと、一番かぶれたのが布!
母の考察によりますと、布は紙おむつと違って、吸水した後サラッとはしていません。
濡れてべたっとしている。
だからこそ母子ともに早くオムツを変えることができ、排泄に対して意識が行くのでしょうが、肌が弱い私はちょっとの間もそのべたっとついた状態でいられなかった。
例えちょっとでもべたっとくっついているのでかぶれてしまう。
それよりは、市販のサラッとした状態を保つ紙おむつで、頻度は布と同じくらいこまめに変えたほうが良かったのだそう。

それを聞いて、布ナプキンへの道は急ブレーキ。
四六時中お世話してくれる赤ちゃんと違い、むしろお世話する側の大人は、すぐにトイレに行けないことだってある。
そんな時布ナプキンだったら…べたっと経血がついたままになってしまうので、きっと私はかぶれるだろう。
そう思ったのです。

その話を聞いて、やっぱり仕方ない。
市販の生理用ナプキンを買い続けるしかないな…と思っていたのですが、産後月経カップなるものがあることを知ります。
ですが、まだまだ慣れない娘との暮らしの中でお試しする気になれなくて、ズルズルずると市販の生理用ナプキン生活。

娘も1歳になり、またも月経カップ試してみようかな…どうかな…という気になっていた頃、プラスチック問題に興味が出てきて、プラスチックフリー生活を読みます。

読んで、ようやく気が付いたのですが、生理用ナプキンって…プラスチックだった!

一般的なナプキンやタンポンのほとんどは、漂白したコットンまたはビスコースレーヨン、あるいはその両方で作られている。
(中略)
セルロースやコットンの漂白に使われる塩素からはダイオキシンが出る。発がん物質のダイオキシンは、あらゆる有害物質の中で最も危険なもののひとつ。コットンには残留農薬のリスクもある。

もうひとつ。これらのナプキンやタンポンがすごく使い勝手がいいのは、中にきわめて吸収力の高い高吸水性ポリマー(SAP=もちろんプラスチック)と界面活性剤入りの合成ゲル、それにポリエチレン製のドライメッシュシート(あらら、またまたプラスチック)などが貼り合わされているおかげ。これらすべての化学物質が健康や自然環境にどのような影響を与えるかについては議論が続いているけれど、いくつか関連が指摘されているリスクには、アレルギー性湿疹、子宮内膜症、不妊、子宮頸がん、卵巣がん、乳癌、免疫不全、骨盤腹膜炎などがある。

『プラスチックフリー生活』より

プラスチックを減らそうという意欲もあって、とにかく1度試してみればいいじゃないかという気持ちになりました。
本には市販のプラスチックを大量に使ったナプキンには健康リスクがあるかもしれないという風に書かれており、だったらなおさら試してみようと思いました。
合わなかったら、また生理用ナプキンに戻ればいいし、月経カップの値段はもちろん生理用ナプキンよりは高いけれど、1つ数千円です。
試して損はない価格にも思えました。

で、使ってみた結果は…というと。
まだ慣れない部分があるので、手放しで「月経カップ最高!」とは言えないけれど、結構いいかもしれない。

生理1日目から5日目の朝まで使っていました。
初日~3日目の朝までは漏れるのが心配で、生理用ナプキンも併用。
ドバっと漏れてしまうのでは?と心配でしたが、そんなことはなく。
多分まだ装着が手慣れていないから若干の漏れはありましたが、ショーツを汚す心配もなく、蒸れず。
当たり前ですが、意外と漏れないと確信ができた3日目以降は布のおりものライナーを併用しています。
布のおりものライナーだと防水布がないモノがあるので、通気性を保ちつつ、万が一に漏れた時にも安心です。

おりものライナーを購入した時にお試しでついてきた使い捨ての布ナプキンも使ってみましたが、これが一番蒸れず、肌あたりもよく、そして何より洗う手間もない。
とても良い感じでした。
月経カップ+使い捨て布ナプキンが今後の定番になりそうな予感。
布のおりものライナーは使い捨てでないので、より地球にもお財布にも優しいですけどね。
もうすでに布おりものライナーを買ってしまったので、漏れる可能性が低く、体調的にもそれほどきつくない生理後半はおりものライナーで、辛い2日目、3日目は使い捨て布ナプキンというのもありかも。

そういえば生理用ナプキンを使用していた時は、生理がきつくて横になろうにも「あ、夜用に変えてから…」と疲れて横になる前にトイレに行くひと手間がありましたが、それがない。
夜用、昼用と別れていないことが楽です。

そして、もう1つ良いのはお風呂には入れること。
娘との暮らしで毎日湯船につかるようになりました。
けれど、どうしても生理の期間だけはシャワーだけになっていました。
シャワーだけだと特に冬はすぐに冷えてしまいます。
それが月経カップを使うことで、いつもと同じようにお風呂に入れる。
毎日同じ暮らしができるのもメリット。

私が使っているのは、メルーナの月経カップ。
月経カップの種類によっては最長12時間つけっぱなしOKなものもあるようですが、こちらは最長8時間。
私の生活スタイルでは自己責任ですが、9時間、10時間になってしまうこともあります…
ちなみにこんなスケジュールで使っています。
朝(6:30)娘が起きる前に交換し、娘が昼寝をしたら(13:00頃)交換、そして娘を寝かしつけ、夜家事が終わったら(21:00~22:00頃)交換という感じです。

交換するタイミングはいつも娘が寝ているタイミングなので、バタバタ焦って交換することがないのもいい感じ。
あとはもう少し慣れは必要かな。

外出時に交換するのは今はまだハードルが高いと感じるので、外出時は慣れた生理用ナプキン、自宅では月経カップという感じになりそう。
完全に生理用ナプキンを卒業してプラスチックフリーとはいきませんが、今後20年も生理用ナプキンを使い続けるよりはかなりプラスチックの削減です。
あとコストも削減( *´艸`)

あ、ちなみに3日目までは漏れが心配で朝から晩まで生理用ナプキンを併用していたと言いましたが、昼用、夜用合わせて8枚なんですよ。
以前は毎月夜用1パック(10枚入り)と軽い日用の生理用ナプキン1パック(34枚入り)を使っていましたから、大体昼夜合わせて40枚前後使用していたと思います。
今回月経カップを使ってその使用量は5分の1にまで減りました。
初めての月経カップで、「もれたら嫌だな・・・」と心配でつけていたというのもあるので、来月はもっと、再来月はもっと使用量が減ると思います。
今までのやり方を思い切ってやめてみる。
ちょっぴり勇気がいりましたが、蒸れかぶれも激減だし、しょっちゅうトイレに行かなくて済むし、生理用ナプキンを買いに行く手間も、在庫管理する手間もなくなったし、かなり大幅にプラスチックも減りました。
地球にやさしいことは、やっぱり私にもお財布にも優しいのだなぁとしみじみ実感した生理週間でした。



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