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家計 本・映画

出来れば減らしたい「何となく」な出費

更新日:

12,632円、13,004円、8,235円。
これなんの値段だと思います?
恥かしながら、去年(2018年)の1~3月の我が家の電気料金です。
夫婦二人暮らしでこの値段。
高いと思われますか?安いと思われますか?

ちなみに私は、安いって思っていたんです。
というのも、独身時代も1,2度だけですが、電気代が1万超えたことがあったからです。
二人に増えたのに、この値段ならいい感じじゃないかと。

でも…なんだか最近はこれが高く感じるのです。
ちなみに今年の1~3月の電気代はこんな感じ。
1月8,372円、2月9,494円、3月5,966円!!!

去年と比べると…
1月は4,260円減!
2月も3,510円減!!
3月だって2,269円減!!!
なのです。

3ヵ月合計で前年より1万近く安くなりました。
たしかに今年は暖冬で、その影響もあるのだと思うのですが…多分それだけじゃない。

まず、エアコンの使い方が去年とは全く違うのです。
去年は、家のドアを全部開け放って、家中をあったかくしていた。
その結果、低い温度では温まらず、設定温度は27度、28度くらい。
全部開け放っていたのは、寝室がエアコンのあるリビングから遠い部屋にあったことも理由の1つ。
高い設定温度のわりに全然暖かくなかった。
頭はあったまってボーっとするのに、手足はがちがちに冷たい。
そんな冬でした。

そこで今年は寝室をリビング横の部屋に大移動。
設定温度も22度をキープ。
部屋はなるべく必要最低限に締め切って生活。
なるべくエアコンの効きをよくして、「部屋を暖める」というより、「部屋を寒くないようにする」程度に。
部屋を暖めるほど暖かい温度にすると、頭ばかりが熱くなって、体は全然温まらない。
だから、「寒くない」程度のエアコンの温度+湯たんぽを導入。

プラスチック製は使用期限がある。
これは約3年。
湯たんぽ生活もすっかり慣れたし、3年後は長く使えるうえ、水も繰り返し使える直火で温めるタイプにしようかな…
悩みます。

湯たんぽなど今まで一度も使ったことがなかったので、使いこなせるか不安ながら…初期投資(湯たんぽ代)が1000円程度とお求めやすく、チャレンジ。
すると、夜寝る前にエアコンを切っても、布団の中はじんわり暖かく、昼は昼でストールを膝にかけ、足元にこの湯たんぽを置けば個人用こたつ感覚。
2Lのタイプなのでちょっと重いですが、寒くて寒くて死にそうなときは、腰に当てたり、抱きかかえてみたり…

私は寒くなると体が縮こまって動けなくなるタイプなので、「快適な温度を保つのは生物が生きていくうえで必要不可避!」と考えていたのですが、この冬を越してみて、快適な温度を通り越して、快適すぎる温度を求めていたのだなぁとちょっぴり反省。

我が家の場合ただなんとなく電気つけっぱなし、暖房付けるという「なんとなく」でかかってしまっていたお金。
最近はその何となく出て行ってしまった出費が大変もったいなく感じるのです。
電気代1万円超えが高いと言う訳ではなく、「なんとなく」付けた電気、「なんとなく」付けた暖房に払っているのかと考えればとてももったいないと思うのです。
だから必要以上に電気代を切り詰めたいとは思いませんが、無駄は省きたい。
去年と比べて3か月間で1万円電気代が下がりました。
去年は「なんとなく」で1万円ほど無駄が出ていたということ。
同じ1万円の出費なら、夫と二人でディナーの方がよっぽどいい。

お金を払うからには、意味のある使い方をしたいと思うのです。

今日図書館でこんな本見つけました。

今日借りてきて、今日のうちに読み終わる(笑)
電気代500円のタイトルにつられたのは、言わずもがなです(^-^)

著者のアズマさんは洗濯機も冷蔵庫も携帯電話もなくて、もちろんエアコンもなしで過ごされているそう。
食材の保存は、なるべく新鮮なうちに使い切り、それでも残ったものは干したり、漬けたりして保存食にして保存する。
洗濯は手洗い。

これを読んで私の感想…洗濯なら私もできるかも!です。
たぶん去年の私なら、独身時代の私なら、手に取ることすらしなかっただろう。
「電気代500円?そんなの無理無理無理無理!」って。
もし読んでみても、「冷蔵庫もレンジも、洗濯機もなしかぁ…。…やっぱ私には無理かな」と思ったと思う。
そして、高い電気代を払い続けたと思う。

でも今は違う。
全部は無理だけど、あれはできるかな、たまにならできるかな…とそう思える。
月500円という高い目標に足がすくみ、思考回路停止になるのではなく、小さい1歩ならできるかもなと思える。

洗濯機なしはハードル高いけれど、シーツとか大物以外は、手洗いできるかもと思っている。
電子レンジなしはハードル高いけれど、せいろを手に入れたらなしでも大丈夫だなと思っている。

それは、簡素な暮らしを始めて、1つずつ自分の当たり前が当たり前じゃなくなってきたから。

水切りラックがあるのは当たり前、トイレマット、キッチンマットは当たり前。
そう思っていたのに、意外となければないで問題なく、いやむしろ快適で…
そんな経験が手洗いできるかも、レンジなしもできるかもって思わせてくれている。

だから・・・
本気で今の生活を変えたければ、できそうなことからチャレンジするというのがやはり良いみたい。
とても当たり前のことを言っていますが…意外とこれむずかしいのではないでしょうか。

痩せたいと思えば、食事と運動です。
出来ることから…一駅分歩くとか、昼食を外食からお弁当にするとか。
そういう一見地味なことは、意外とみんなやりたがらなくて、ジムに通ったり、ダイエット機器を買ったり。
直ぐにぱっと成果の出そうな方に飛びつきがち。

けれど、本当に生活を、(体型を)変えるのは、そういう1つ1つはとっても地味なことだったりするのです。
電気、ガス、水のライフラインは、支払えないほど口座が空っぽでない限り、止まることはありません。
だからこそ、無駄にしがち。
長い不景気の中、お金にゆとりを持たすために投資など目に見えてぱっと成果が出そうなものに飛びつきがち。
もちろん投資はとても有効な手段と思っていますし、我が家もいづれやりたいと思っていますが、それ以前に暮らしの中で「なんとなく」使っている無駄遣いをやめることが重要です。
「なんとなく」な出費は気づきにくいうえ、収入が増えれば、それに応じて「なんとなく」出費も増えるからです。
暮らしを変えるのは地味な一歩一歩の積み重ねです。

そう自分にも言い聞かせて、我が家も他にも見直す場所がないか考えています。



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