明日から楽天お買い物マラソン。
最近はすっかりご無沙汰で、マラソンだというのに1店舗だけとかで。
それでもマラソンと聞くと、とりあえずチェックしちゃうお気に入りに入ってる商品。
一気に寒くなってきたからか、今欲しいのは湯たんぽ。
まぁ、まだマラソンまでもうちょっとあるので考えます。
といっても、マラソンの恩恵を感じられるほど買いたいものがないので本当はいつ買ってもいいんですけどね(;^ω^)
湯たんぽのほかに迷っているのはカセットコンロとキャンドルホルダー。
いけない…家に物が増える予感しかない。
災害の備えは、目的を考える
さて、今日は昨日の続きで防災の話。
昨日の話読んでない方はまずはぜひ昨日の話を→【ゆるく備える】我が家の防災ファーストステップ
昨日話す予定だった目的別に備える我が家の2種類の災害対策(逃げる編)を話したいと思います。
防災グッズと言えば、何でしょうか。
手回し充電式ラジオ、5年持つ水、乾パン、防災バック、ヘルメット、懐中電灯とあと調理の必要ないお菓子類が多いでしょうか。
私も防災グッズをそろえたい!と思ったときに思い浮かんだのがこういう品々です。
ですが昨日のブログでも書きましたが、備えすぎると邪魔だし、買って満足していざという時に使いこなせそうにない。
一気に、簡単に、防災バックをポンと買ったり、何も考えなしにラジオや食料を買いこんだりするから忘れてしまう。
だから、必要なものを優先順位の高い順から少しずつ備える。
「明日地震があるかもしれないから、なるべく早く備えなければ!!!」という考えもありますが、私の場合、一気に急いで買ったものは大抵失敗する。
いらない物まで買ってしまったり、使いこなせなかったりする。
だから、そんなどんくさい私でもいざという時ちゃんと使いこなせるように。
使うシーンを想定しながら、防災グッズをそろえたい。
逃げる対策
そこで考えたのが2種類目的別に備えること。
逃げるときの備えと家で待機する時の備え。
考えてみれば、プロが選ぶ防災バックさえあればOKかというとそれは逃げるときに使う様なものばかりで、逃げるほどではないが家でライフラインがなくなった時には使えない。
逆に家にどっさり、インスタントラーメンやお菓子などを箱に入れて備えていても、逃げるときには使えない。
お菓子などはバックに詰め替えれば持って行けるが、ラーメンはお湯を沸かさなければ食べられない。
そこで、逃げるときのグッズとしては【3日間車中泊もしくは体育館暮らし】という想定。
食料と水も場所や災害規模にもよるが、3日もあれば配給が始まったり、家が無事なら一時家に物を取りに行ったりできる。
阪神淡路大震災の時私たち家族はマンションに住んでいたのだけれど、震災後はしばらく近くの広場に車中泊した。
近くにあるマンションや団地の住人は、だいたいこの広場に各々の車を泊めて暮らしていた。
私は全然覚えていないけれど、母の話によれば余震が少し収まるとマンションの住人は2人一組で必要な物資を取りに家に戻ったらしい。
ファミリーマンションだったので、大体お父さんたちが2人一組で階段を登って家まで行き、家の主が家の中で持ち出すものをパッキングし、ペアの人は玄関前で扉を抑える。
余震が来て、避難路がなくならないようにするためだ。
それが終わったら、ペアの人の家に行き、今度はペアの人がパッキングする間もう一人が扉を抑える。
こういうことを何回か繰り返して、食料やそのほか必要な物資をそろえていたらしい。
我が家の逃げる対策
震災で車中泊だった時食べていたのがお菓子。
車中泊では、火も電気も使えないから、何も調理の必要のないものが必要。
だから逃げる対策では、水とお菓子などの食料、最低限の衛星製品が必要かなと。
食料と水は、父や母がそうしたように途中で家に取りに戻れるor配給が始まる想定で最低限。
避難所が立ち上がるまで、物を取りに戻れるまで、「何とかしのぐ」という感じです。
家が無事じゃないかもしれないからしっかり備えたほうがいいのでは?と思うけど、あまりたくさんあっても運べないし、家に置く場所もなく、私も賞味期限チェックしきれない。
災害時に夫が一緒とは限らない。
夫がいれば二人で少しは多く持って逃げられるかもしれないけれど、私一人かもしれない。
それに、逃げるほどの災害の時はあれこれやらずにさっと持って逃げないといけない。
あまり重いと逃げるのも大変だから、必要最低限。
そこで考えた我が家の逃げる対策バックがこれだ。
結局家の保管スペースや自分に必要なものなどを考えて、プロが選んだ防災バックを買うのはやめました。
今回パッキングしてみて、まだ足りないものもあるけど大体家にあるもので済みました。
一応防災バッグですが、防災で使えるものはアウトドアレジャーでも使えるものばかり。
なので、防災バッグと規定せず、レジャーの時はこのバックを使います。
日常で出したり入れたりする機会があれば、その際に食品の賞味期限をチェックできたり、足りないものに気付いて補充できたりするので、防災バックと言えどもたまには使う想定です。
買ったまま置いておくと、うっかり管理すること忘れて賞味期限切れとかやっちまいそうなので…
お子様がいるご家庭なら、ピクニックなどの外遊びも多いのでしょうね。
転んでけがしても緊急キットがあるし、小腹がすいたらお菓子もある。レジャーシートや雨具も一応あるので、本当そのまま持って行けそう。
そうやって、防災バックも使ってはチェックするような回転備蓄に近い発想で作りました。
リストの上から解説すると…
- リュックサック
逃げるときは両手は空いたほうがいいと思い、大学時代に買ったコールマンのリュックサックを使用。
アウトドア用品なので、腰ベルトもあって、水2本入っていますがそんなに重さは感じません。 - 水
1日1人あたり2L準備し、3日分用意すべきなど言われていますが、持って逃げるには重すぎます。
途中で取りに戻ることも加味して、2L×2本。
本数はもう1本くらい足したほうがいいのか迷うところです。 - 食料
同じく食料も最低限。
今は「えいようかん」しかないので、カロリーメイト系をいくつかと日持ちするお菓子を用意したいところ。
ちょこちょこ食べればお腹はすくだろうけど、数日生きられます。 - 緊急キット
逃げるときに、怪我をするかもしれないし、怪我したままにしておけば細菌が入って悪化することも。
病院も怪我した人でいっぱいだから、多少の怪我なら対応できるように。
偶然おまけでいただいた緊急キットがあったのでそれをそのまま使っていますが、なければ家にある綿棒や絆創膏をジップパックに入れる予定でした。
私は粉じんやハウスダストで喘息になりやすいので、プラスで家にあったマスクも少し入れています。 - ティッシュ、ウエットティッシュ
これもおまけなどでいただいたものをそのまま防災用に。
意外ともらったティッシュありませんか? - 防寒具
家にあるブランケットを入れるのでもいいのですが、それでは2人分カバーできませんし、さすがに防寒具はかなりかさばる。
こういうアルミの薄くて暖かいシートを用意したいところです。
ちなみにこれは100円未満ですが、「毛布3枚分の暖かさ!」のようにしっかり暖かそうなうたい文句を書いてるのは、1000円前後。
値段によって多分温かさの度合いが違うのでしょうが、どれだけのレベルのものをそろえるかは迷うところです。
今後夫とキャンプや登山と言った趣味ができれば、シュラフを買うのが一番いいんでしょうけどね。
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- 雨具
逃げるときに雨降ってても、濡れることなんて気にしないと思う。
けれど、物資を取りに行ったりするときに雨だったら、濡れると風邪もひきやすいし体力も奪われるから、なるべく濡れないのがベター。
昔富士登山した時に購入したポンチョ型の雨具を1個入れてます。ポンチョ型なら夫が使っても私が使っても大丈夫だし、両手も使える。 - 肌着や下着、靴下
逃げてすぐはお風呂に入ったり洗濯したりできないので、最低限の着替え。
それこそ雨でずぶぬれになった際は着替えたほうがいい。
わざわざこれ専用に買わずとも、少し古くなって買い換えようかと思っている肌着や下着があればそれをそのまま防災用に。
また次回肌着や下着を交換するタイミングで、防災バック内の衣類も交換。 - タオル
濡れた服を拭いたり、少し濡らして顔や体を拭いたりできる。
家にあるなるべく薄手のタオルを使う。
薄手の方がすぐ乾く。
本当はさらしや手ぬぐいの方が、三角巾や包帯としても使えるし、コンパクトでいいのだろうけど、我が家にはないのでとりあえず薄手のタオル。 - 生理用品
これ私的には一番大事!プロが選んだ防災バックには入っていないけれど、災害時に生理じゃないとは限らない。
洗濯やシャワーも普段のようにできないからこそ生理用品、女性用品はしっかり。
他にも夫や私に毎日飲むべき薬などがあればそういうのも入れておくべきなんだろうなぁ。 - レジャーシート
ちょうどピクニック用に持っていました。
長らく断捨離対象になっていたのですが、たまに行くピクニックにも使え、災害時は雨除けや体育館で敷いたりもできる。 -
リストに入ってないのですが、今後夫と話して貴重品関連もどうするか決めたいところ。
震災時、乳幼児の弟がいたので母は遠方の親せき宅に身を寄せましたが、クレジットカードなどは使えず、すべて現金。
だから少しは、現金も入れておいたほうがいいのかなと。
後はクレジットカードや銀行の通帳や印鑑、運転免許証の紛失。
幸いその時はなくなってなかったようですが、ぐっちゃぐちゃになった家の中から探すのは大変だったよう。
紛失してしまった時にいろいろ手続きできるように、番号だけでも控えたほうがいいのか…と思ったり。
そう考えると、大量のクレジットカードや使ってるか使ってないかわからないほどある銀行口座もスッキリ片づけておくのも一つの防災対策かもしれません。
すっかり長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まだまだ足りないもの、ライフスタイルの変化によって変えていかなければならないことあると思いますが、とりあえず防災バック準備完了です。
さっと持って逃げれるよう、玄関に一番近い寝室に置いておきたいと思います。