今日もチクチク針仕事。
不器用ながら一つ一つ時間をかけて初めての花ふきん製作中です。
今日はやっと額縁を縫い終わり、模様を刺し始め。
今縫っているのは直線だけの『紗綾型』と言う模様。
直線だけなのでビギナーにはうってつけ…のはずなのですが、やっぱり手こずっています。
まず針目が一定にならず、さらに直線がたまに直線じゃない!
角がたまに直角じゃない!
なかなか難しいです。
ひと針ひと針丁寧に、制作枚数を増やすごとに洗練されていけばいいなと思います。
朝の集中タイム
最近家事がひと段落した午前中に、写経…ならぬ写文をしています。
本や雑誌などいろんな場所に載っている活字をノートに写すのです。
ただ写すだけではなく、素敵だなと思う文章を、背を正して、一文字一文字丁寧に心を込めて写します。
これがなかなか良いのです。
字をきれいに書きたいという思いから、ちょっと練習のつもりで書いていましたが、それがなかなか精神的に良い。
一文字一文字心を込めて写すので、800字前後の文章だと1時間かからないくらいでしょうか。
無心になれる写経と座禅
最近は、若い人の間でも写経をされる方が増えているようですね。
写経は普段使わない筆と墨で、ありがたい経典を写す行為。
筆だから一文字一文字ササッとかけず、集中して、心を込めて書きます。
写す文章も経典なのだから、なおさら心を込めて写すわけです。
写経は写す分量自体は300字程度と少なめですが、筆を使うのでやはり40分~1時間程度かかるようですね。
この1時間程度のまとまった時間に、ただひたすら文字をなるべく丁寧に書き写す。
書いている間は、無心です。
ただただ文字に集中するばかり。
写経と並んで座禅体験も人気がありますが、この無心になれるということが人気の要因ではないでしょうか。
座禅や写経と比べていいものかわかりませんが、私の写文も背を正してただただ文字に集中する行為。
私などは雑念の多い人間ですから、書いてる間ずっと無心と言うことはありませんが…(笑)
書いていると時たま、無心に、ただひたすら書き写していることがあります。
書き終わると心地よい疲労感です。
逆に、集中が途切れると字ががたがたになったり、同じ文章を重複して写してしまったり、漢字を間違ったりして、集中していないのが一目瞭然。
写文をしているときの文字は、力が入りすぎてしまって変な形になることもありますが、普段の自分の文字とは全くの別物。
このクオリティの字が、普段ササッと書けたならと思わずにはいられません。
特に集中してかけているときの字は、自分でも「今の『て』は上手くかけたな!!」と思うことも。
これを続けたら、普段の字もきれいになるのでは?と浅はかな期待をしながら黙々と写しています。
昔から心が整う、字がきれいになるなどの理由で習字が習い事で人気ですが、大人になるとこうして集中して一文字書くなんてことそうそうありません。
だからこそボールペンではありますが、一文字一文字集中して仕上げるのには習字に似た、写経に似た心地よさがあると思います。
自分がいいなと思う文章とボールペン、ノートがあればできるという手軽さも魅力です( *´艸`)
写文と針仕事
最近のはまっている趣味に刺し子があります。
刺し子も針をチクチク刺している間は、ただひたすらに針目を一定にと心を配り集中してやっています。
まだ不慣れなので、「ここはどうやるんだ??」と考え、本を読み、こうかな?どうかな?とバタバタやっているときもありますが…針を一直線に進めていくときはほぼ無心。
刺し子はだいたい2時間ほどやっていますが、刺し子が終わった後も写文の時と同じような心地よい疲労感があります。
写文も刺し子も無心になりたいからと始めた趣味ではありませんが、意外と似た性質の趣味でした。
座禅や写経など感じる無心。
意外と暮らしの中でも感じることができそうです。
そういえば、掃除も雑巾がけとか体を使った掃除はかなり集中してる気がします。