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主婦のつぶやき

人間だって自然の生き物だと実感した話

更新日:

昨日は私にとって特別な1日でした。
昨日の私は、娘と一緒に掃除をし、洗濯をし、お昼を作り、いつもと同じ1日を過ごしていました。
いつもと違うのはただ1つ。

お昼寝の後に散歩に出かけたこと。
娘を連れてお散歩がてら近所のスーパーへ行ってきました。
これの何が特別なのかと申しますと…
1,2か月ぶりの外出だったことです。

1月の末に皮膚科へ行き、その後1か月ほどはステロイドを塗っておりましたが、塗った後もかゆいこと、良くならないこと、娘と気兼ねなく触れ合えないこと、いつまで塗ればいいのかという不安、どんどん塗る範囲が広がっていく不安(もう足の裏と掌以外のすべてが痒くなったのです。)…すべてが嫌になって、やめました。
ちょうどそのころ娘にも湿疹が出始めていたので、一念発起して食生活をガラッと変え、ステロイドを使わずに治すことを決意!
頑張った甲斐あって、娘の湿疹は収まり、今はつるつるすべすべのお肌です。
ただ私はというと、脱ステロイドの反撃はすごいもので、瞬く間にぶわっと広がっていきました。
痒く、赤くなり、その後は鱗屑という乾いた皮膚片が顔中にでて、正直痒いのも辛いですが、その見た目の余りのひどさにメンタルがやられました。

こんな顔で誰にも会いたくないという気持ちとこんなひどい肌に日焼け止めを塗ることも、もちろん日に当たることも躊躇われて、どんどん家からでなくなりました。
仕方ないので、生協や宅急便のお兄さんとは顔を合わすわけですが、とにかく顔を見られたくない一心で、いつもうつむきながら受け取っていました。

治すためには、食事だけでなく、きっと運動も必要だろうと心の片隅では認識していましたが、どうしても外に出たくないのです。
外に出たい盛りの娘には悪いなという罪悪感を抱えながら、引きこもり生活。

引きこもっていると、どんどんどんどん外へ出る気力がなくなります。
そんな私が、ついに外へ出れた。
外に出ようと思えたきっかけの1つが、2週間くらい前から洗濯を外に干すようになったこと。
実は花粉症がひどい夫の要請により、毎年この時期は洗濯は室内干し、換気も換気扇のみで過ごしています。
今まではそれでも、スーパーへ行ったり、図書館へ行ったりして外に出ていたので、「窓開けたいなー。洗濯もの外に干したいなー」という気持ちはあってもそれほど苦痛には思っていませんでした。

この完全引きこもり生活をつづけて、ついに洗濯物を外に干した日。
本当に気持ちが良かった。
息ができた!生きてる!そんな気がしたのです。
その時ようやく引きこもっていると気力が弱っていることに気付きました。
そこから2週間毎日洗濯を干すためベランダに出て、日光を浴びて、風を感じていたら、なんだか気力がどんどん戻ってきた!

そしてようやく昨日、近所のスーパーまでという短い距離ですが、外出できた。
久々の散歩はすごく気持ちが良かったし、何より体が健康になった気がしました(笑)
特に今朝です。
ずっと眠れず不眠が続いていて、昨日も夜中に起きたりしましたが、途中起きた時にしっかり寝た―!という熟睡感を感じました。
まだアトピーは治っていないし、見た目もボロボロなのには変わりないけれど、それだけですごく嬉しい。

今日も40分ほどのお散歩。
通りすがりのマダムがおはようと声をかけてくれたり、私たちが道路を渡るために停まってくれた車の中の人と軽く会釈をするだけでもとても気持ちがいい、すがすがしい、嬉しい。

このプチ引きこもり期間を通じて、人間って自然の生き物なんだなぁと感じます。
野生動物とは言わないけれど、私たちはロボットではないから、日々太陽に当たり、風を感じ、自然の香りを吸い込まねば、生きる気力がわいてこない。
通りすがりに「おはよう」というだけでもいいから、複数の人と何かしら接点がないとどんどん内にこもってしまう。
食事もそうだ。
不自然なほど甘いもの、脂っこいモノ、添加物や化学調味料など高度に加工しているモノばかりを食べていると、何かしら病気になる。
実際に病名がつかなくても、イライラしがちだったり、太ってしまって倦怠感がすごかったり、健やかな暮らしはおくれない。

ここ1年ほどはコロナが多くの人の生活習慣を変えた。
コロナ太りという言葉もあるように、テレワークや外出自粛で家に引きこもっている人も結構いたのではないかな。
たしかに今までになかったコロナという強敵に対処するには、今のところあまり出歩かないほうがいいのかもしれない。
けれど、ずっと引きこもっていてはコロナ以外の健康被害がありそうだとこのプチ引きこもり期間を通じてすごく実感したのでした。

ベランダに出て太陽を浴びる、朝起きたら換気をして新鮮な空気に入れ替える、なるだけ旬の食材、食材本来の味を大切に…そんな当たり前のようでなかなか当たり前にできていなかったことを大切にしたいと思う今日この頃。

そういえば最近アーユルヴェーダの本を読んだのですが、その著者の方は雨でも寒い日でも、毎朝窓を10分開けて換気するんだそうです。

読んだ本はこちら↓

東洋医学では、目に見えない「気」を非常に大切にします。「気」とは、サンスクリット語では「プラーナ」と言いますが、目に見えない生命力そのものを指します。
(中略)
アーユルヴェーダにおいてはこの「気=プラーナ」は神経系、循環器系、消化器系、呼吸器系、リンパ系など、あらゆる体の機能をはたらかせる原動力であると考えます。
ですので、体の気の流れを、滞らせずに循環させることが健康にとっては非常に重要です。そして、この気ですが、人体だけでなく、空間や植物、動物宇宙のあらゆるものに流れています。
「この部屋は気が悪い」とか「空間の気を高める」という言葉を聞いたことがあると思いますが、人体に流れるプラーナのように空間にもプラーナが流れています。だから、空間の気を流さないのは、人間でいえば呼吸をしていない、排泄をしていないとの同じこと。そのような空間は、気が重くなり、毒素がたまり、その場にいる人の心と体の健康を損ないます。

『アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方』

目には見えないモノだけに、「気」を信じるか信じないかは個人の自由だと思いますが、私は一理あると思います。
このプチ引きこもり期間ですっかりめっきり気力、活力が低下し、ただ換気をする、洗濯を外に干す、散歩に行くだけで気持ちが徐々に前向きになり、活力がわいた来たのだから。



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