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母のつぶやき

親の影響力は思っている以上に強すぎる

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最近夜が眠れないことが多々あります。
以前は、腰が痛いとか、肌が痒くて痒くてたまらないとか、そんな体の微妙な不調で眠れなかったのですが…最近はただ単純に眠れない。

8月も後半になり、もう出産予定日まで約5か月になってしまいました。
これまでの妊婦期間は、短いようで長く、長いようで短かった。
それでも、安静にしていなければならなかったり、出産準備をするには早すぎたりして何もすることがなく、ただぼーっと…気持ち悪さやだるさや痒みがなくなるのを我慢して待つだけでした。
安定期に入ると、そろそろ赤ちゃんを迎え入れる準備をいろいろしなければならない時期になってきました。
ご飯も食べれるようになってきて、食事の準備などの家事も少しずつやり始めています。

そうなるといきなり考えなければ、用意しておかねばならないことが次から次に頭へ浮かんで、それに伴い大量の疑問もたくさんある。
まず用意しなければならないのは、ねんね関係、おむつ関係、ミルク関係、洋服関係、お風呂関係、あ、あと移動方法。
考えるのが簡単そうな洋服一つとっても、短肌着、ロンパースなどなど聞きなれない単語ばかりでどっちも必要なの?どれくらいの期間着るの?どういう順番で着せるの?わからないことばかり。
枚数だって、大人なら最低3枚あれば事足りるけれど、赤ちゃんは1日何度も着替えるというし、用意する肌着は何枚必要だろうか、そもそも一体一日に何回着替えるのだろうかと考えなければならない。

いやまず、我が子はどれくらいの大きさで生まれてくるのか、どんなスピードで成長するのか…わからない。

どこのお店が安いのか、デザインがいいとか、使いやすいとか、そういう比較をする以前に、買う洋服の種類、枚数すらさっと決まらないのだ。
お金持ちならば、必要そうなものをすべて買えばいいのだろうけれど、我が家はお金を慎重に大事に使わねばならないし、この2年シンプル、ミニマルライフをおくってきた経験もあって、無駄なものは買いたくないという意識もある。
それに、転勤だってあるのだからやっぱりモノを増やしすぎては後々大変だと。

ミルクだってそうです。
自分が母乳がどんだけ出るかなんてわからないし、かと言って何も準備していなければ出なかった時、困る。

出産後、あっミルクがない、オムツがない!洋服が足りない!となっても、夫は平日仕事ですし、近くに歩いていける距離に必ずしも売ってるとは限らない。
今は便利な時代で、ポチっとすれば家まで届けてくれますが、それだって定期的に買っているもの以外は、結構な時間ネットとにらめっこして、商品を探して、届くのは数日後です。
私は初めての子供だけど、育児はそんな大人の都合なんて待ってくれないものじゃないかと思うのです。

今のうちから考えすぎかな?とも思いますが、今準備することで、産後の余裕が作れるのなら、いや余裕といかないまでも心づもりができるなら、今精いっぱい準備しておきたい。

アメリカでは、銃規制に対して賛否が真っ二つに分かれていますが、最近ちゃんと子育てできるだろうか、子供のことを分かってあげられるだろうかとか、そんな子供と親の関係について考えているうちにふと親って銃保持者のようなものではないかと思うようになってきました。

アメリカで銃保持に賛成派の意見として、自衛のためというのが大きいと思います。
つまり自分や愛するものを守るため。

アクション映画を見ていても敵から家族や恋人を守るために銃で応戦して守るなんていうシーンがよくありますが、その時命を狙われる側(守られている家族、恋人)の立場に立てば、やはり恐怖はあっても守られている感覚、安心感もまた感じるのだと思います。

でも一方で銃は映画の悪役のように、人を傷つけるため、銃を突きつけ人を思い通りに従わせるために使われたりもします。

そして、暴発など事故によって誰かを傷つけることも…悲しいことですが現実にあることです。

親と子の関係は、特に幼い子供にとっては親はかなり力のある存在です。
子供は一人でお金を稼ぐことも、料理することも、トイレに行くことすらできないからです。
そして、子供の世界はまだ狭く、子供の世界の登場人物は親だけです。
幼稚園に行く年齢でも親、先生、友達だけです。
だからこそ、親の言葉や態度が子供に与える影響は強大です。

そんな力ある親が子供が怖い、できない、悲しい、わからないことに対して寄り添えば、未知の事への恐怖、戸惑い、不安があっても、同時にどこか庇護されている感覚、守られている感覚もあり、前に進んでいけるのではないか思うし、親の都合だけを考えて、子供の考えや意見を聞かず、言う事を聞きなさい!と押さえつければ、いくら子供のためを思っていした事でも傷つけることになるかもしれない。
そして、何気ない言葉で、全く親が予想もしないような言葉で傷つくこともあるのだろう。

銃を持つということがそれだけで、影響力や危険があるように、親の言葉や態度もまた子供にとって、それだけ強いものなんだろうなと最近考え至りました。

そこで、前半のお話に戻るのですが、なぜ私がそこまで準備しておきたいかというと。
親だって人です。
しかも親って…私の事です。
初めてのことになれるのが苦手な私です。
なんでも器用にそつなくこなせる人がいる一方で、じっくり時間をかけて身に着けていくのが私です。

そんな私が、親になるのです。
毎日寝不足で、なぜ泣いてるかわからなくて、おっぱいも飲まなくて、心配してたら、熱が出て…
ということや、
料理してたらガッシャーンって音が鳴って、急いで見に行ったら、子供が棚に上ろうとしていて、危ないから急いで子供に駆け寄って、怪我はないかとかなく子供をあやしたりしているうちに、つけっぱなしのお鍋が噴きこぼれて…

なんてことが日常茶飯事なのが、子供のいる生活なのかな?と想像するのですが、そんな中新米母の私は心に余裕を持っていられるだろうかと不安に思うのです。

ニュースで見る虐待や事故の話はなくなることがありませんが、そんなニュースになった子供の親たちがすごく悪い人だったかというと、そうではないことが多いのでしょう。
どこにでもいる普通の父親、母親で、悩みを打ち明けられる人がいなかったり、助けてくれる人がいなくて、親だってどうしたらいいかわからなくて、大丈夫だと思える余裕もなくて、追い詰められて…そうなってしまうことも多いのでしょう。

私の実家も、夫の実家も飛行機や新幹線を使わねばいけないほど遠方です。
平日は夫も仕事ですし、産後1か月は母が手伝いに来てくれるとはいえ、その後はワンオペです。
だから私はちょっぴり怖いのです。
余裕がなくなって、頭ごなしに怒鳴ってしまわないか、押さえつけてしまわないか、そしてそれが子供を深く傷つけないかと。

銃保持者がその危険性を充分承知して、その取扱いに細心の注意を払わねばならないように、私の言動もまた注意を払わねばならないなと心新たにするとともに、そうするためには冷静に考えられる余裕を心の隅っこに置いておきたい。

そのためにもできる準備はしておきたい。
おっぱいが出なくても、ミルクがあるから大丈夫と思える
何度吐いて服を汚しても、替えがあるから大丈夫と思える
そんな余裕を準備しておきたい。

ミニマルにしたい気持ちと余裕をもって準備したい気持ちに揺れる今日この頃です。




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