前回のブログの最後の写真は、現在制作中の刺し子の写真でした。
そこに写りこんでいたチャコペンのなんと小さいことよ。
今までの人生の中でこんなに小さくなるまでチャコペンを使ったことあったでしょうか。
おそらく初めての経験です。
それは今までそれほど裁縫をしてこなかったというのが1番の理由だけれど、それほどしない割りには2色持ちしていたのも理由でしょう。
チャコペンに限らず、鉛筆だってこんなに小さくなるまで使ったこと…あったかなぁ。
鉛筆って小学生の頃は文房具をやたら購入してたし、ちょっとしたプレゼントでももらいがちで(実際私も転校する時に鉛筆と何かのセットをプレゼントしたことありますし)、家にたくさん鉛筆があったので、こんなにも小さくなるまで使ったことなかったなぁ。
受験期も普段はシャーペンを使うのでテスト用に購入した鉛筆3本がここまで小さくなることはなかった。
それは、やっぱり使う頻度に対して持ちすぎだったから。
少し前は、薄いブルーの糸も使い切りました。
糸を使い切りできたのも、今まであったでしょうか。
裁縫セットに最初から入っている少量セットですら使い切ったためしがありません。
それなのに、単色で黒とか白も持っていたから、裁縫をする頻度の割には持ちすぎでした。
糸は、結婚して2度目の使い切りです。
1回目は白、2回目は薄いブルーの糸です。
こうやって使い切りできたのは、ちゃんと自分が使える量までに減らしたから。
自分が好きな、自分が使う色だけに減らしたから。
結婚してすぐの頃100均で購入した刺繍糸。
10色ほど入っていたのですが、もし今もあれを持ち続けていたらきっと使い切りはなかっただろうな。
それは、私には多すぎたから。
それに今振り返ってみると、その刺繍糸は「10色も入っていて100円なんてお得!」と思ったけれど、パキッとした原色でなんだかちょっぴり好きではなかった。
たとえそのうちの何色かは使ったとしても、全部は使わなかっただろうな。
セット売りにはほぼ確実に、自分にとって不要なものが含まれているものなのでしょうね。
そうそう。
娘のクレヨンも、色がキレイなものを選びました。
昔はクレヨンって嫌いでした。
手が汚れるのもそうだけど、なんだかいつも黒が混じって(いやいろんな色が混じって?)きれいな色にならないのも好きになれない理由のひとつ。
今娘と一緒にお絵かきをする時、クレヨン嫌だなという思いは一切ない。
「あぁこのブルーの色きれいだな。」って思いながら線を描いています。
我が家のクレヨンはこちら↑
まだ娘が小さいので、握りやすいブロックタイプにしました。
1歳の娘も問題なくきれいな線を描けています。
力を入れずともきれいに発色するし、なめても安全な蜜蝋で作られているし、手が汚れないし、ほんのり甘い香りがするし…なによりきれいなカラーがお気に入りです。
以前は、クレヨンなんてどれも一緒だと思っていました。
何色入っているかが検討材料。
糸だってどれも一緒。
何色入っているかが問題です。
だから100均の刺繍糸は100円で10色も入っていたから、とってもいい商品だと思っていました。
ダメな商品と言う訳ではないのですが、どれだけ安く色の種類を増やせるかという観点は良くなかったなぁと思います。
意識していなくても、自分の好きな色ってある。
同じ赤でも朱色に近いものは嫌いだったり、同じ黄色でもマスタードイエローは大好きで、レモンイエローのような黄色は嫌いだったり。
そういうわかりやすい色の違いだけではなくて、クレヨンによって発色の具合も違うし、糸によって質感も全然違う。
だから購入する時は、色も質感も…どちらもこだわらないといけないのかも。
そういう自分の好きをすっ飛ばして、何色入っているかという点のみで商品を選べば、やっぱり使わなくなっちゃう。
今持っている糸は、白、黒、グレー、紺、薄いブルー、赤、ピンクの7色。
刺し子がだいぶ習慣になってきたので、少しカラーを増やしました。
以前持っていた糸の半分ほどの色数ですが、どれも大好きな色です。
だから使う時に嬉しいし、使い切ろうと思える。
小さな使い切りでしたが、持つ量と質が大事だと学びになった使い切りでした。