連日ナスチャレンジの実況続けておりましたが、余りにもナスが続いていたので、少し違う話題を。
※ナスチャレンジ詳細はこちら↓
1日目:ミートソース
2日目:春巻き
3日目:カレー
実は、記事を書いてはいませんが、4日目は麻婆(ナス)豆腐でした。
麻婆豆腐のひき肉にナスのみじん切りを混ぜたんです。好評で、クリアできました(^-^)
さて、今日の話題に戻ります。
依頼を受けたのは、一緒に住み始めてすぐの頃でした。
真っ黒のネックウォーマーを、夫は会社用として使用していたのですが、ボタンが取れたので直してほしいとのこと。
ボタンの付け替えくらいならできるなと安請け合いしたのがダメでした。
冬までにあればいいというので、「時間があるときにやるから置いといて」と言って数か月。
10月に入り、だんだん冬の予感が。
そろそろやらないといけないなと思ったときに、気付いたんです。
このボタン直せない…と。
スナップボタンの修理
そろそろ冬だし、やらなきゃと思って依頼品のネックウォーマーと裁縫道具を引っ張り出してきて気づきました。
なんだこのボタン!!
写真を撮り忘れてしまって申し訳ないのですが、プラスチックでできたスナップボタンでした。
よくベビー服で使われるボタンとボタンを合わせてパチパチっととめるボタンです!
夫のネックウォーマーは帯状で、ぐるっと首に巻いて3か所のスナップボタンで固定するものです。
要するに、凸部分のボタンが3つ、凹部分のボタンが3つです。
そのうち2つが破損。
普通のボタンだと糸が切れて外れるのが一般的なので、また糸で縫えばいいのですが、スナップボタンは専用の器具でバチっと止めてるので、破損の仕方もダイナミックです。
1つは中のツメが折れて、さらに生地も少し破れて破損。
もう1つは、生地が破け、周りの生地を挟んだままボタンごと外に出てしまって破損。
そして2つ破損しているので、その対になるボタンも意味がないことに…
いろいろと考えた結果、思い切ってデザインを変えることにしました。
作業工程は下記のようにしました。
- すべてのボタンをはずす。
- ボタンが壊れて生地が破れている側の縫い目を切り、開く。
- すべて開き終えたらあて布を差し込む。
- 破れた穴に届くまであて布を外に出しておき、口を閉じる。
- ボタンを縫い付ける。(糸で縫えるボタンにしました。(笑))
- 外に出しておいたあて布を、破れた穴を隠すように置き、縫い付ける。
いろいろ考えながら、試行錯誤で作ったら、こんな感じに出来上がりました。
不慣れなので、かなり時間かかって肩がバキバキになってしまう始末。
どんな柄だったらネックウォーマーに合うかと家の中ひっくり返して生地を集めた結果、このアンデス柄(本当にアンデス柄と呼ぶのかはわかりませんが…)の布製コースターがぴったり!
このアンデス生地の中でもどの部分を外に出すか迷いに迷って、こんな感じに完成しました。
よーく見ると雑加減がわかってしまうのですが…
ぱっと見た感じはもともとのネックウォーマーよりColumbiaっぽいネックウォーマーになった気がします。
※もともとは、黒無地にColumbiaのロゴのみでした。
一番大変だったのは、どうやって直すか考えることと、ボタンをはずすこと。
プラスチックのスナップボタンが小さくて、夫が壊してしまったときのようにツメを折るか生地を破くかしか取れないので、本当に大変でした。
専用器具があれば簡単なのかもしれませんが、ないので、ボタンと生地の間にはさみを入れててこの原理で折ろうとしてみてもなかなか折れてくれず。
ボタンぎりぎりのラインで生地を破き、ボタンを取り出したという強硬手段。
裂け目が見えないように、本来ボタンがあった位置の裏側に新しいボタンをつけ、裂け目のある表側をあて布で隠しました。
対になる反対側はもともとボタンがついていた位置の裏側にボタンを付けると裂け目が首に巻いたときに内側に来るので、まぁこれでいいかな、と。
かなり大変だったネックウォーマーの修理。
夫の反応がドキドキです。
「こんなに変えちゃって怒られるかなぁ~」なんて心配する反面、「怒られたら新しいの買えばいっか、どうせこのままじゃ使えないんだし。」と開き直っていましたが、いざ出来たらできたで緊張するもんです。
夫の反応は?
夫が帰宅し、恐る恐るネックウォーマーを出してみます。
依頼した手前気を使っているのかもしれませんが、喜んでもらえました。
また、夫も「前よりColumbiaっぽくなってる」と言って、意外と盛り上がったので良しとします。
1点やっぱり駄目だったかと思った点は、柄が目立つので会社でつけられないこと。
プライベートで使ってくれるようです。
今週新しいネックウォーマーを買いに行きます(笑)