今日は、夫を見送り、ベランダの手すりを拭き拭き、窓を拭き拭き、ハッカ水をベランダの床にまいてデッキブラシでごしごし。
玄関扉も拭き拭き。
わが家にはほかにも小窓や出窓などがあるけれど、一番の出入り口はやはり玄関とベランダに通じる掃き出し窓。
なんだか外の掃除はおっくうで、ついつい放置しがちになってしまうけれど、この2か所だけ!と思えば、心も軽い。
特に春は、風も強いので近隣から葉っぱがよく飛んでくるし、花粉なのか、黄砂なのか…多分両方なのでしょうが、なんだか外回りも埃っぽい。
最近は週に1度ベランダ周りと玄関周りを掃除するようにしています。
きっかけは玄関横の窓。
我が家のマンションの通路はホテルのような建物内部にあるタイプではなく、外側につけられた通路。
なので、ダイレクトに外の虫や、葉や、汚れがやってくる。
特にこの季節は、風が強いからか乾燥しているからか、窓辺が、手すりが、インターホンの上が、汚れがち。
うっすら黄色の砂埃をかぶっているのだ。
ある日帰宅した時、自宅のカギを回しながらその砂ぼこりの存在に気付いてしまった。
ウエスを持ち出し、拭けば玄関の扉、小窓、インターホン回り、ついでに我が家の前のマンションの通路の手すりも拭き掃除。
我が家はマンション住まいなので、玄関周りは小さい。
砂埃はからっからに乾いた汚れなので、からぶきでも十分きれいになる。
いらない布をもってきて、さっと拭く、以上終わり。
所要時間は2~3分。
もしやる気があれば、その後すっきり洗剤をもってきて、シュシュッと吹きかけてふき取る。
これまでやっても5分くらい。
しかも玄関ピカピカになっているから気持ちがいい。
自分の家の玄関をきれいにすると気になってくるのがご近所さんの玄関周り。
マンションだと、外出するたびに他のお宅の前も通ることになりますが、この黄色い砂ぼこりというのが結構目立つ。
来客として、インターホンを押して、家の前で待っているときはなおさら目に付く場所だろう。
来客は少ないけれど、(ほぼないけれど、)週に1度生活クラブが食材配達に来てくれる。
ピーンポーンを押して、はーいと出ていくその間。
その手持無沙汰なその間、何とはなしに見てしまうのが、きっと黄色い砂ぼこりなんだろうな~。
特に小窓についている黒いアルミのサッシは砂埃が目立つのです。
気をつけようと思いました。
そして、こういう砂埃をほったらかしにしていると…やはり虫は入ってきやすいです。
長年人の住んでいない建物は、虫も動物も我が物顔でいたりします。
きちんと掃除をして、自然との境界線を引くことで、ここは人間の家だぞ!人間のテリトリーだぞ!(笑)と虫も動物も認識するのではないでしょうか。
虫だって、動物だって、エサを求めて動いているのだから、砂も埃もエサもない、そんな場所にはきっと寄り付かない。
美術館など広く石畳が敷いてある場所よりも木々が生い茂った場所の方が虫の遭遇率は高い。
自然を見ると人間も癒されるから、全く排除するのは賛成ではないけれど、虫の苦手な私にとっては常日頃生活する家の中で遭遇するのは結構ストレス。
だからこそ
家の自然は観葉植物だけ。
家と外の境界はきっちりと掃除の力で線を引く。
引越ししてきた日、部屋の中には大きな蛾がいました。
まだ荷物も届かぬ空っぽの部屋に、わたし、私のスーツケース、そして蛾。
その年は蟻も何匹か部屋に入ってきました。
あれは、だれも住んでなかったこの部屋が自然と同じになってしまっていたのだろうな。
今年はしっかり境界線を引いて、虫におびえることない夏を過ごしたい。
それになにより、いつどこに転勤するかわからぬ我が家。
今この家で侵入を防げぬのなら、もっと暖かい地域に行けば、もっと緑豊かな田舎に行けば……( ;∀;)
恐ろしい結果になるわけです。
業者を呼んだり、日本でしか手に入らないような商品を使わずとも、虫発生率を抑えることができるなら、何処へ行ってもある程度虫に悩まされずに済む。
だからこそ、先ずは一番簡単なお掃除の力を借りて、防虫対策です。
ちなみに寝室の窓辺には以前玄関に置いていたこちらの駱駝が常駐しています。
香水がだんだんダメになってしまって、我が家にはこの駱駝に入れる香水がありません。
そこで今はハッカ油を入れています。
近くを通るとほ~んのりですが、ハッカの香りがしてさわやか。
この香りで虫さんも来ないでください~!と半ば願掛けのように蓋を外して駱駝を飾っています( *´艸`)