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主婦のつぶやき

真の美しさとは、当たり前の状態を保つこと

更新日:

ここ最近の世の中全体のブームは、シンプル、ミニマル、ナチュラルでしょうか。
昔は、ヘアカラーも派手目、メイクもがっつり、洋服も個性のあるそんな服が流行りました。
今は、暗色カラーなど日本人の黒髪に近いカラーや、私のように黒髪に戻す人も多いし、白髪をあえて染めないグレイヘアーも人気です。
メイクもすっぴん風メイクだったり、眉も自然な毛流れが良い様子、アイシャドウなどのカラーもナチュラルなブラウン系がやっぱり人気が高かったりします。
洋服だって、締め付けすぎない緩い服や、天然素材の服なんかが増えてる。

家だって、昔はあれこれ収納用品を使ってきれいすっきり収納して、装飾品だってたくさん飾るお宅が多かったけれど、最近はシンプル、ミニマルライフがブームで、不要なものはなるべく持たず、家にあるモノも北欧風など自然と家になじむものが人気。

以前からブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私が取り組んでいる簡素な暮らしもどちらかといえば、自然志向。
簡素な暮らしは世間ではあまり使われない言葉なので、あえて一般的な名前を付けるなら、「自然派シンプルライフ」といったところかな。

最初は家事が上手くできなくて、とにかく不要なものを減らしていっていました。
そうやってモノと向き合い、暮らしと向き合う中で私が少しずつ重視し始めたのが、「美しく暮らす」ということでした。
それは、時に「上質」とか「豊かな」といった言葉でブログに書いていましたが、もっともっと突き詰めるとそれは…「美しい」ことでした。

美しいというのは、人によって定義が違うと思います。
私自身小さいころ、学生時代、そして今、どんなものを美しいと思うかはその時々で違ったと思います。

そして、いま私が思う美しさは、「当たり前の状態」、「あるべき姿」を保っていること。

例えば家。
まるで宮殿のようなきらびやかな家も、北欧風などインテリアの趣向を凝らした家もそれは大変素敵な家だと思います。
けれど、どんなに素敵な家も窓は砂埃でくすみ、雑貨が埃まみれで、押し入れはモノが積みあがって少し中のものを取り出そうとすればモノが上から落ちてくる。というのでは…やはり美しくない。

家は、住む場所。
雨風をしのいで安全で、安心して、生活を営むことができる場所。
埃まみれの家は、喘息、アレルギーなど病気になりやすいですし、虫やカビも発生しやすい。
モノが多くて落ちてくるなんて、全く安全でなく、安心などできません。
だから、デザインより清潔感!
もちろん清潔に家じゅう磨き上げられたうえで、さらに時間とお金、体力に余力があればデザインに心配るというところでしょうか。

美容もそう。
素敵にヘアカラーをして、メイクも抜け目なく、常に最新のファッションでも、髪は指を通せば引っ掛かり、メイクをとれば肌はあれ、ズボンのすそは擦り切れてぼろぼろ…ならば美しいと思わない。
髪も肌も紫外線や外気の埃などから守ってくれるバリア機能があります。
けれど、頻繁なカラーリング、肌に負担のあるメイクを続ければ、このバリア機能はどんどん弱まる。

これも、見た目、デザインより健康的で清潔であることが第一。
やはりどんなに上から塗りたくっても、健康的な肌に勝る美はないと思うのです。
わたしは肌が弱いから一層そう思うのかもしれませんが、肌荒れしているときってすっぴんでいるとき以上に気分が沈みます。
メイクしてもきれいにメイクできませんし…
今まさに私の肌は花粉でボロボロですが、自分で見てもいつも以上に美しくない。
こんな日は外に出たくない、人に会いたくないと思ってしまいます。

けれど、この美しいという状態・・・「あるべき状態」を維持するのは意外と難しい。

素肌、素の髪の美しさは、適当にほっておいて美しくならない。
美容室でカラーしてしまうのは簡単だけど、素の髪を美しくしたいならやはり毎日の洗髪とブラッシングが大事だし、肌も毎日のスキンケアがつきもの。
肌の状態を見極め、適切なケア商品を使う。
そして何より、良質な睡眠、適度な運動、栄養バランスのとれた食事が大前提。
これがまた難しい。

洋服もただ洗濯機に入れるだけでは、取れない汚れもあるし、どんどん生地は痛む。
生地に応じて、洗濯方法を変え、革なら革用オイルで保湿したり、セーターやコートはブラッシングしたり、ボタンが外れそうなら付け替え、虫食いされないように防虫管理する。

家も埃がたまらぬよう、カビが生えぬよう、掃除が行き届かねばならない。
定期的に家具のメンテナンスもしなければならない。

当たり前の状態を保つって結構大変。
自然派といっても自然にほったらかすことではない。
時に人工的なケア以上に手をかけることでやっと「当たり前の状態」をキープできるのです。

手間はかかるし、ケア商品代など最低限はお金もかかる。
モノ、コトが多ければ、その分「当たり前の状態」をキープすることは難しい。
1日は誰だって24時間だし、お金だって有限なので、どうしてもどれかは「当たり前の状態」がキープできなくなるから。
だからこそ、当たり前の美しさを得るにはきっと簡素な暮らしがいいのだろう。

自分の中で何が大事なのか、その優先順位をしっかりつけて、余計なものは積極的にそぎ落とす、優先順位の高いものは積極的に手間をかけてケアをする。

私も簡素な暮らしに取り組んできて、やっと少しずつケアできるようになってきた。
手持ちの革バッグに初めて蜜蝋を塗りこんでケアをしたし、初めて木の本棚も蜜蝋を塗りこんだ。

最近は、新しくブラシを買って、朝晩、気が向いたときにしょっちゅう髪をブラッシングしている。

私もまだまだ美しくない暮らしの要素がいっぱい。
今ケアしたいのはネイル。
今はささくれだらけで、小さくて子どもみたいな爪だから。

このブログを始めたのが2017年9月。
そこから少しずつ少しずつモノを手放して、簡素な暮らしを目指し始めて、今やっとケアできる余裕が出てきた。
それほどモノが多いと美しい暮らしはしにくいのだ。
もう少し不要なモノ、コトをそぎ落とし、少しずつケア方法のスキルアップもし、もっと美しく暮らしたいものです。



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