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主婦のつぶやき

プラスチックこそ生活感の源

投稿日:

またまたちょろちょろ捨てています。
しゃもじの摩耗がすごく気になっていました。
しゃもじの端のちょっとだけですが、摩耗しています。
そのしゃもじは私が独身時代に使っていたものだったので、ゆうに4年は確実に、多分5年以上使っているのです。
摩耗しているなと気になりつつ、摩耗具合もちょっぴりなのでなんだかんだ使っていましたが、プラスチックフリー生活を読んで「絶対に買い替えるぞ!」という気持ちに変わりました。
そうです。5年も使っているしゃもじはプラスチック製なのです!

プラスチックしゃもじが摩耗しているということは、テフロンと同じく傷ついてなくなった微細なプラスチック片をきっと私と家族は食べてしまっていたのでしょう。
買い替えると決めて、どんなしゃもじが良いか考えていますが、なかなか決め手に欠けて、買えずにいました。
しゃもじは毎日使うモノですので、早く摩耗したしゃもじを手放したい気持ちと次に買うものは長く使うモノだからしっかり選びたい気持ちが渦巻いていましたが、思わぬ解決策がありました。

なんと・・・!もう1つしゃもじがあったのです。
昨年末に誕生日プレゼントとして母から電気圧力鍋をもらいました。
もらった当初は、「モノの少ない暮らしをしたいって言ってるのに…こんな大きな…しかも苦手な家電製品を…」と思いました。
物の少ない暮らしを目指して日夜試行錯誤している身ですから、そう思ってしまうのは仕方のないことです。
せっかくもらったので、試しに1度使い、それから少したって最近は「使って使って、使い倒してやろう」と思って、食器棚に備え付けの炊飯器置場にセット。

そこはシンクからも作業台からも近いゴールデンスポットなのです。

すると目に付いたのは、付属品。
1つは計量カップ、もう1つが…!しゃもじなのです!
計量カップは他にもすでに持っていて、しかも摩耗したりしておらず、使い勝手も今持っているモノで満足しているので、付属品の計量カップはそのまま手放し。
そしてしゃもじは、そのまま我が家のスタメンしゃもじになりました。
付属品のしゃもじなので、今まで使っていたしゃもじより使い勝手は劣りますし、こちらもプラスチックなのでいつかは摩耗する。
けれど、5年も使って、すでにダメージが蓄積されたしゃもじよりもずっと安全です。
プラスチック以外のしゃもじ探しをしている間の代理しゃもじとして役立ってくれています。

まだまだ手放したダブりもの。
すりこ木とすり鉢。
以前ブログでも書いたのですが、私が購入した離乳食グッズの中にはすり鉢とすりこ木がありました。
それに加えて、帰省した際に母が離乳食調理セット(すり鉢やおろし、果汁絞りなどができる小さい調理セット)を購入してくれていました。
なので、すり鉢、すりこ木は2つあったのです。
これも離乳食初期、中期はすりつぶすものも多かったので、大活躍していましたが、娘が成長するにつれ、すりつぶすものはほとんどなくなりました。
なので1つをのこして、もう1つは手放すことに。
手放したすり鉢はプラスチック製だったので、また我が家から1つプラスチックが減りました。
ちなみに残したのは、陶器のすり鉢。
現在娘の食器として毎日フル稼働中。

そしてもう1つ大きなものも手放した。
それが…テーブルマット!
結婚当初はお互い一人暮らしをしていたので持ちより家具で生活していましたが、ベットとダイニングテーブルだけは、すぐに買いに行きました。
量販店でダイニングテーブルを買い、店員さんのおすすめのままテーブルマットを買いました。
「長年使ってもマットを使っているお宅はテーブルの傷みが少ない」と言うことでしたが、私はこのブログを始めてからちょっとこのマットの存在が微妙だなと感じるようになりました。
というのは、ミニマルライフを始めてあれこれ手放し、片付けるうちに、「カバーやシート」など覆うもの、敷くものはない方がキレイを保てることを気づいたからです。

結婚してすぐの頃100均でたくさん買ったものがあります。
それが押し入れシート。
押入れに敷くことによって、防虫、調湿効果があるらしいのですが、そのシートに埃や抜け毛がつきやすく、あまりきれいを保てなかった。
物を全出しして掃除機をかけるにも、シートがずれる。
シートを出して、シートを掃除して、押入れ自体もきれいに掃除して…そしてシートをずれないようにきれいに戻し、ようやく納めていたものを戻す。
すごく面倒だったし、最後に物を戻すときにまたシートがずれてクチャっとなる。
掃除をしても全然きれいになった気がしませんでした。
防虫、調湿効果がどれほどあったのかわからないけれど、やめてみても虫がわいたり、カビたりと言うことはない。
シートを敷くのではなく、不要なものを手放して、モノを少なくし、物と物の間に隙間を作って、風通しを良くする。
シンプルだけど、それが一番調湿、防虫の効果がありそう。
防虫するには、防虫シート、湿度を下げるために除湿剤と何かを足すことばかり考えていたけれど。
物を減らせば、そういうものは全て必要なくなり、掃除もしやすくなり、きれいになった。

先日手放した排水口カバーもそう。
なかなか排水口の掃除が苦手でしたが、カバーを外し、排水ネットもやめて。
こまめにゴミ受けにたまった生ごみを捨てるようになったら、排水口掃除のハードルがぐんと下がった。
排水口の汚れレベルも下がった気がする。

それらと同じで、テーブルマットもやめた方がキレイになるのでは?と思ったのです。
テーブルを拭いてはいたけれど、テーブルマットに小さく書かれていた「〇週間に1度は裏返して…」みたいなお手入れは全然できていなかった。
全然できてなかったから、今そのお手入れ内容を思い出せもしないという…(笑)
そんな風にちょっと思っていたのですが、娘が生まれてから「やめた方がキレイになるかも」から、「やめたい!」に変わりました。
娘がテーブルマットをはがして遊び始め、テーブルマットをテーブルをずれないようにくっつけていた粘着シールが使い物にならなくなりました。
粘着シールがないと、ちょっと娘がテーブルの上を見ようと手を伸ばしただけで動くので、テーブルには何も置けなくなり、マットとテーブルの間にも汚れがたまるようになり、お手入れが二倍必要に。
当初は粘着シールを買いに行く予定で、それまでの間マスキングテープでテーブルマットとテーブルを固定していたりしたのですが、新しく粘着シールを買ったとしても多分すぐ娘ははがせるようになりますし、いたちごっこ。

もういっそマットをお試しでやめてみようということになり、マットをやめてみますと…ものすごくいいのです!
まず、マットの上、マットの裏、テーブルを拭かなければならないという二倍のお掃除は必要ありません。
そして部屋の雰囲気が柔らかくなった!食卓がなんだか素敵になった!
これが一番うれしい効果。

プラスチックのテーブルマットで机を覆ってしまうよりも、木本来のぬくもりを感じたほうが美しい。
やっぱり私はプラスチックを美しいとは…思えないんだよなぁ。
私が素敵だと思うカフェやレストラン、ホテルだってテーブルマットはしていない。
テーブルマットを使っているお店はなんだかちょっとせわしない、雑多な感じのお店が多い気がする。

ちなみにマットを外してもう2週間ほど。
食事の度に拭いていれば汚れは今のところついていない。
娘がフォークで机をトントンたたいて傷はできたけど、個人的にはマットを敷くより傷があってもマットなしのテーブルの方が美しいと感じる。
ミニマルライフを始めて、なんとなくでモノを選ぶのをやめてから、このダイニングテーブルを買い替えたいと思うようになりました。
円形の無垢材のテーブルが理想。色味はまだ検討中(笑)
けれど、テーブルマットを辞めてから買い換えたかったこのダイニングテーブルがちょっぴり好きになりました。
それくらい、マットが美観を損ねてたんだな…きっと。
マットがある時は、なんだかすごく…生活感、というか庶民感というか…そういうものを感じていました。
いや、庶民ですし、生活していれば生活感が出るのは当たり前なんですが、例えばすごくおいしいワインを飲んでゆったりリラックスした時間を過ごしていても、どこかチープを感じると言いますか、日常に追われている感じを醸し出すと言いますか…。
それがマットがないだけで、ぐんとそういうせかせかした生活感がなくなって、よりくつろげるようになりました。

プラスチックが生活感の正体なのかな?
お金持ちの家にはモノが少なく、貧乏人の家にはモノが多いとはよく言いますが、なんとなくイメージですがお金持ちの家にはプラスチックも少ない気がする。
そういえば以前プラスチック製からステンレスのピンチハンガーに買い替えた時も生活感が一気に薄れたのを感じました。
やっぱりプラスチックが生活感の正体?

ちなみに…このブログを書く際に我が家のマットの素材を調べましたところ…なんと塩ビでした( 一一)
塩ビは『プラスチックフリー生活』で「危険なプラスチックの代表格」と書かれていた素材です。
マットの上にこぼれた食材を娘は拾って食べたりしていたし、健康面でもマット辞めてよかった。

身近なプラスチックのうち、最も危険な部類(おそらく一番危険かも)。いつでもどこでも、可能な限り避けるべき。焼却すれば発がん性のあるダイオキシンが発生し、内分泌攪乱作用のあるフタル酸エステルやBPA、鉛・水銀・カドミウムといった重金属など、さまざまな有毒物質が含まれるため、人体にとっても地球にとっても極めて危険性が高い。塩ビの問題は、ベースとなる塩化ビニルが毒性が強く不安定なため、それを落ち着かせて利用可能にするために大量の添加剤が必要となること。しかも、最終的に「安定化させた」状態でさえ、それほど安定的ではない。添加剤は外に出たくてうずうずし、実際に出てきてしまう。

『プラスチックフリー生活』より

プラスチックって本当にどこにでもある。
気にしてみれば、家のいたるところにプラスチック。
プラスチックが体に与える作用はどれほどなんだろう。
ちゃんと製品として世に送り出されているから、その1つ1つはある程度安全性をクリアしたレベルなのだろうと思うけれど、これだけ囲まれていたら安全性テストでは計り知れない量の有害物質に日々さらされていることになる。
しかも、そんな便利なプラスチックが生活感の源だったなら…価格が安い以外にプラスチックのメリットってあるのだろうか…



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