家の近くに大変美味なとんかつ屋さんがあります。
昨日は夫がお休みだったこともあり、久々に外食するかという話に。
イタリアンがいいか、はたまた鰻か…悩んだ末に近所の旨いとんかつ。
あぁ~本当においしかった。
最近私はなかなか一人前が食べられなくなってきたのだけど、特に揚げ物なんか半分食べたくらいで「うっ…」となるのだけど、ここのとんかつは1人前きれいに食べられる。
旨い証拠だ!
東京で一人暮らしをしていたころは、外食も結構多かった。
でもそれは、残業して疲れて「もう今日はサクッとうどん食って帰ろ」など…頻度は多かったけれど、気まぐれに、必要に迫られて(疲れて作れないor料理する時間があれば睡眠時間を増やしたい)食べることが多かった。
それでもうまいのはうまいのだけど、疲れが先立ち心底楽しめてない。
それに比べると、結婚してから外食はぐんと減ったけど、外食すると決まるとどこへ食べに行くのか、何を食べたいか考える。
さながら孤独のグルメの井之頭さんのように「今の我々の腹は何腹だ?とんかつ…鰻という手もあるぞ。いや、今の我々にはとんかつだ!がっつり肉料理でありながら、あっさり食べられるあのとんかつにしよう。」なんて考える。
この考える時間も楽しい。
適当にサクっと食べに行くことはない。めんどくさいから食べに行こうってこともほぼない。
あれが食べたい!!と思って、そのためだけにわざわざ出かける。
だから、食べに行ったらほんとにうまい。
多分適当に食べに行くよりも、気持ちが高まってる分何割か増しで美味しく感じてると思う(笑)
コスパ良すぎな湯たんぽ
とんかつへ出かける2,3時間前、「ピーンポーン」と宅配便が届きました。
ハイ!そうです。
湯たんぽです!
ばばばん!
その名も「たつ湯たんぽ」。
名前の通り、底面が広く立たせることができます。
暦の上では冬になったというのに、昨日は気温が上がり日中は暖かい陽気でしたが、やはり朝晩は冷える。
さっそく昨晩使ってみました。
まずは開封し、キャップを外す。
100度までOKなのでやかんでお湯を沸かして一気に注ぎ入れる形でもいいのですが、1Lしか沸かせない我が家のやかんでは、3回も湯を沸かさなければなりません。
ということで…給湯器を75度設定にし、そのまま蛇口からお湯を入れています。
わざわざ湯沸かししなくていいので、かなり楽です。
直火で温めるもの、温度調節が必要なものいろいろありますが、「蛇口からそのままお湯入れて終わり!」というのが一番楽。
外側が若干濡れてしまうので、タオルでさっと拭き付属のカバーをかければ、準備完了です。
ちなみにカバーの色は選べない…やっぱり思った通りおしゃれ感は皆無だった…
おしゃれ感は皆無だけれど、性能は十分!
まず、とんかつを食べすぎてお腹が痛くなっていた私は湯たんぽを抱く。
2.6Lだからちょっぴり重いけど、おなかがじんわり温まります。
おなかの調子がよくなってきたころ、腰の冷えが気になり始める。
座っている私の背後に置くと、(自立するからずっと持ってなくてもいい!)少しずつ腰の方にぬくもりが。
我が家は、こたつがない代わりにリビングで二人で入れる布団を出しているのだけど、(ブランケットだと1人しか入れないから。)その中に湯たんぽを忍ばせておいて、ブランケットみたいに足に布団をかけるとなんと暖かいことか!
2,3時間後そろそろ寝ようかという話になり、まだまだ温かかった湯たんぽをベッドの足元ふきんにスタンバイ。
歯を磨いたり、トイレ行ったり、寝る前身の回りを少し片づけたり…寝る準備がすっかり整ったら、低温やけど防止のため入れていた湯たんぽを出す。
結局30分くらいしかベッド(布団の中)にはおいてなかったのだけど、それだけでも違う!
冬寝るとき寒くて寝付けないのは、朝方でも、夜中でもなく、一番は布団に入りたての時。
最初はひんやりしている布団、だんだん自分の熱が布団に蓄熱?されて温まる。
だから最初が一番寒いのだ。
そして私のような冷え性人間は、自分がなかなか温まらないから、いつまでたっても布団も温まらないという現象に。
それが…それが…多分これからはそんなことない。
最初30分使いかけの湯たんぽを置いていただけなのに、布団(特に湯たんぽを置いていた足元)がほかほか。
入れていた時間が短いから「わぁ!暖かい!!」というほどではないのだけど、布団に入ってもひんやりしない。
むしろふわっと暖かい。
冷えて冷えて仕方ない足元がふわっと暖かいから、足の冷えもいつもほどひどくなく…
もっとちゃんと事前に温めておけば寒い真冬もぬくぬく過ごせるだろう。
これ画期的ね!何で今まで湯たんぽ持ってなかったのだろう。
なんとなく、湯たんぽって古いものというイメージだけがあって、実家でも使ったことがなかったから21世紀使っている人などいるのだろうか、もう過去の産物なのではないかと思っていたのだけど。
それは私の大間違いで、今も現役で使えるし、むしろ最新の暖房器具よりこれがいい!
ちなみに…使った湯たんぽは、朝排水します。
それも、自立するからシンクに置いて、ふたを外せば勝手に排水される。
ちょっと最後に残った水だけパッパッと水切りすればよいだけ。
うん。簡単だ。
見た目はやっぱり、もうちょっとおしゃれな方がいいな~という気持ちは正直あるけど、機能は大満足。
3年ぐらいは使えるらしいのだけど、1000円以下で3年ってコスパ良すぎる。
ランニングコストもお湯を沸かすガス代だけだし。
安い!
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それに、我が家のように日中私一人しかいない場合、家全体を温めるのは暖房代がもったいない感じがするけど。
これなら、ブログを書くときはダイニングへ、本を読むときはリビングへ、具合が悪いならベッドへと持ち運び自由。
勿論オイルヒーターやこたつだって持ち運びできなくはないけど、ちょっと重くて面倒。
キャスターがついていても意外と面倒。
これは手持ちもついててひょいっとどこにでも持って行けちゃう。
私にちょうどいい。
それに防災的にも湯たんぽ最高。
停電した時も、ガスコンロさえあれば水を沸かして暖をとることができる。
使った湯たんぽを次使うまで排水せず取っておけば、ちょっとした生活用水を確保できる。
飲み水はあっても、意外とトイレを流す水や手や服を洗う生活用水まで備えている人は少ない。
母は昔ふろの湯をすぐに排水せず、1日とっておいたりしたのだけど、あまり湯船につからない我が家では、その方法は無理。
たった2.6Lだけど、備えられるなら備えてあったほうがいい。
しかも、わざわざそれ用に何かグッズを買う訳でもないし、何か多大な手間がかかるわけでもない。
使った湯たんぽを次使うまでそのままほったらかしにするだけだ。
防災的にも、面倒くさがりの私にとっても、優秀な暖房器具なのでした。
言い忘れていました。
温かさの種類もちょうどいいのです!
ガスヒーターのように乾燥したり、頭がぼーっとしたりする熱さではないし、こたつのように足の一部だけが異常に温められることもない。
勿論風が出ないので、乾燥しないし、足元に置いておいてもあくまでじんわりゆっくりあったまる。
この緩やかに温まる感じがよい。
こういう緩やかな温まり方を好むなら、オイルヒーターか湯たんぽくらいしかないのでは?
とにかく…初めての湯たんぽでしたが、大満足です。
中身は大満足なので、やる気が出たら…(あくまでやる気があれば…)カバーを自作しようかなと思っています(笑)