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料理 本・映画

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を読んで衝撃を受けた話

更新日:

またまたグルテンフリーに挑戦しようかと…そう思っている今日この頃。
このブログを始めた一昨年に実はグルテンフリー生活を送っていました。
夫が持っていた『「いつものパン」があなたを殺す』という本を読んで、実践する気になったのです。

けれど、その頃はまだ結婚したてで。
何もかも完璧を目指そうと頑張っていて、でもできなくて…
夫の健康を守るのは私だ!!と、夫が病気になったら私の責任だ!とそう思って結構厳格に実施しようとしていたのですね。

結婚したて。
私は野菜大好き、お肉は少なめ、夫は麺、肉大好き、野菜大嫌い。
二人ともが満足して食べられるものが少なかった。
それなのに、グルテンまでなくしてしまって…正直料理がすごく嫌だったし、食べるのも楽しくなかったかも。
私としては夫の嗜好も考慮して、肉もたくさん使ってがっつりメニューを作っていました。
けれど、夫にしたらそのサイドについてるサラダやスープがげげげって感じで。

大人なので、好き嫌いの多い子供のように「もう食べない!!」なんてことはないのですが、夫は「野菜ばっかり!!もっとお肉増やしてよ!」と不満が募り、私は「もう毎日好きでもない肉料理を作って、文句言われなきゃなんないの?私だってもっと野菜が食べたいのに!」と不満が募り。

結局肉も野菜も食べる一汁三菜の定食スタイルに落ち着いたわけですが、それでも食べられるものは少なくて。
私はエビ、カニ、山芋、チョコレートがアレルギーで。
油タップリのがっつりメニューは苦手。
夫はトマトやナスなどの実がなる系の野菜が全滅で、大葉やセロリなど香味野菜もダメ。
果物もリンゴ以外は全滅で。
リゾットやおかゆのようなドロドロした食べものも、牛乳も、納豆や梅干しも嫌いなのです。
すでにこれだけ使えない食材があるのに、そこからグルテンを抜くというのはそもそも食事に不満があった私たち夫婦にはなかなか厳しい条件で。

平日は和食を中心としたグルテンフリーのご飯、休日は何でもOKとルールが緩和され、さらにそうした平日、休日の垣根もいつの間にかなくなってきました。

ただ最近は夫も私の出す野菜の量に慣れたよう。
(と言っても私的にはかなり少ない量ですし、食べられる野菜自体が少ないので根菜ばかりです( ;∀;))
つまり、毎日インスタントラーメンばかり食べていた男が急に健康的な生活にはなじめなかったと、時間が必要だったということのようです。

さて、なぜ一度挫折したグルテンフリーを再開しようと思ったかというと…一番は体調不良にあります。

何度かブログにも書いていますけれど、私は大学時代に親元を離れ、それからずっと結婚するまで一人暮らしをしていましたが、その間の体調はすこぶる良かったのです。
実家で暮らしていた時は、いつも鼻がむずむずして、花粉症もひどくて、目が痒くて、肌が痒くて…そして太ってた(笑)
それはずっと犬を飼っていたからアレルギー反応が出ているのだ、実家のある地域の空気が悪いからグスグスするのだとそう思っていました。

一人暮らしを始めて、毎年かなりひどくて、きつくて、ティッシュが手放せなかった花粉症がなくなりました。
鼻がグスグス、目が痒い、肌が痒い…なんてこともなくなり、親元を離れて1,2か月で5㎏ぐらい減りました。
毎日3食お腹いっぱい食べていたのに。
痩せたのは、バイトが忙しくて運動量が増えたから?お肉をあまり食べなくなったから?車がなく公共交通機関で移動していたから?
アレルギー反応がなくなったのは、犬もおらず、住む地域も変わってそこの空気が自分にあっていたのだとそう思っていました。

社会人になって、転勤で東京に行きましたが、花粉症の時期に少しグスグスすることはありましたが、ひどく荒れることはなく。
で、結婚して大学時代に住んでいた県に再び住むようになりました。
花粉症…ひどいです。目もかゆいです。肌もかゆいです。鼻もグスグスします。
夫も結婚する少し前から花粉症を発症。
去年も、今年も夫婦そろってひどかった。そして治りも遅い。

大体健康にかかわるのは、睡眠、食事、運動です。
睡眠はどの時代もそんなに悪いことはなく、運動はどの時代もやってない。(*´σー`)エヘヘ
ってことは・・・食事に何か体調をよくするヒントがあるのでは?そう思ったのです。

そんな時に読んだのがテニスプレイヤーノバク・ジョコビッチ氏の『ジョコビッチの生まれ変わる食事』

読んでみるとすごく納得なのです。
序章にこんなことが書いてあるのですが…

新しい食事にしてから最初の3か月で、体重は82キロから78キロまで落ちた。家族と友人が痩せすぎではないかと心配するほどだった。だが体の切れが良くなり、神経はさらに研ぎ澄まされ、かつてないほど活力がみなぎるようになっていた。(中略)アレルギー症状も消えた。

『ジョコビッチの人生を変える食事』より

これがすごく興味をそそりました。

というのも親元を離れてすぐの私と同じだったから。
私も1、2か月で5㎏ほどやせ、家族から「ちゃんと食べてないんじゃないか」と心配されました。
けれど体は軽くて、動きやすくて、一番エネルギーがあった。
そして肌のかゆみや目のかゆみはなかったし、毎年ひどかった花粉症までもすっかりなくなっていたのです。
これ…程度の差はあるけれど、ジョコビッチ選手と私同じだ!と思ったのです。

で、興味津々のまま読了すれば…衝撃。
わたし、大学時代に知らず知らずの間に生まれ変わる食事に近いことを、やってた!!!

勉強して、料理を作っていたわけではありません。
だから食べているものはオーガニックでもなんでもないスーパーの食品で、たまには友達とケーキとか、飲み会でたくさんお酒を飲むとか…そういうこともよくありました。

けれど、基本的には朝は納豆ご飯とみそ汁、休日の朝はスムージー。
お昼はご飯とみそ汁に何か学食の一品を添えて、夜は当時バイトをしていた和食料理屋で残った刺身や豆腐、湯葉、サラダを食べて終了。
バイトがない日は自分で適当に作っていましたけれど、米が基本なこと、生野菜が多いことが多かった。

完全に小麦断ちをしていたわけではないけれど、パスタは月に数えるくらいしかなかったし、根菜よりも生野菜ばかり食べていた(コンロが1つしかなかったので、加熱調理しない料理が多かった)。
そして、朝、昼は炭水化物多めで、夜はたんぱく多めであることが多かった。

これらはコンロが1つしかない電気コンロだから、自分が食べたいのがそういう料理だったからこうなったのですが、本に書いてあることに当てはまってることが多いのです。

結婚して、より健康について考えるようになって我が家には減農薬、オーガニックなどできるだけ素材にこだわった品が並びます。
それでも花粉症がひどいのは、それでも体のいたるところが痒いのは、もしかしたら食べ方なのかもしれない。
一人暮らしの時、私は健康を気にして厳密に小麦を避けたりしていたわけではない。
けれど、なんとなく食べていたもの、食べ方がジョコビッチ選手の言うやり方に似ていた。
それで体調が良かった。
ならば、しっかりこの本を実践してみれば今の不調も治るかも?

そこで、段階的に何が自分に合わないか試してみようかなと。
最初は本にも書かれていた小麦からやめてみる。
まだ家にパスタ等小麦製品のストックがあるので、少しずつ減らして、ストックがなくなったらグルテンフリーの食品にチェンジするつもり。

次に気になるのがお肉。
以前ブログにも書いたけれど、私は油が苦手。
良くない油を食べるとすぐにうッとなってしまうし、肌荒れする。
ジョコビッチ選手が豚肉も合わなかったというのを見て、私もそうかもと思っている。
肉類の中では一番脂身のある豚肉。
がっつり肉料理が苦手なのは、そういうこともあるのかもしれないと思い実験。
お肉大好きな夫がいるので、肉なし生活はできないけれどなるべく脂身の少ない鶏肉、牛肉にして食べすぎには気をつけようと。

あと甘いもの大好きだから難しいけれど、砂糖もゆくゆくは・・・

このタイミングでやってみようと思ったのは、本を読んだこともあるけれど、4月から夫がお弁当を持って行けなくなり、お昼が外食になったことで、夫から夕飯はあっさり少なめにという要望が出ているからです。
なので最近の夕飯はスープ+何か一品おかず、炭水化物抜きという感じ。
私の夕飯づくりもかなり楽になりました。

それに朝、晩の2食で晩御飯はあっさり目の2品なら夫にも我慢させずに食生活改善ができそうかなと。
夫の花粉症を治してあげたい、私もあの頃の体調に戻りたい!そんな思いもひとしおでやれることはやってみようと。
まずは少しずつ家からグルテンをなくしていくことから。
頑張ります!



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