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見るべき!食べるべき!をやめる。本当に満足度の高い旅の作り方

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旅行に行ってきました。
昨日のブログにも書いた通り、旅行前にはこちらの本で事前勉強( *´艸`)

そして…行った先は…KANAZAWA!でした。
事前勉強した甲斐あって、金沢城周辺を楽しく散策できました。

大体お城がある都市に旅行に行くと、なんとなくお城へ観光しがちですけれど、お城へ行っても今までは「〇代将軍××が・・・・」みたいな説明書きを見ても、「へぇ~」と思うしかなく、結局、とりあえず上まで登って、「おぉ景色がきれいだ」「海が見えるぞ!」「あの大きな建物は何かな?」みたいな…景色関連の感想しか持たなかったのですが…今回は予習していたこともあって、そんなことにはならず。
むしろお城の上まで登ることすらしなかった。(雨だったし、人もすごく多かった。)

今回の金沢城メインはブラタモリで紹介していたお堀周りの石垣散策。
この本を読んで、「へぇ~なんだか金沢城って面白そう」と思い、行ったのです。
行ってみるとなるほどで、自然の石を積み重ねて、隙間に小さな石を詰めてある石垣(割石積み)と、石垣に使う石自体がきれいに切って加工してある石垣(切石積み)と様々。
それはそれぞれ作られた時期が違うからなんだそうで、金沢城は様々な時代の石垣がみられるユニークなお城なのです。
一番初期の小さな石を積んであるだけの石垣(野面積み)がなかなか見つからなくて、夫と「あれがそうかな?」「いや、こっちの方が昔っぽい」なんて言いながら、楽しく散策しました。

GWで、どこもかしこも人・人・人だったのですが、この石垣散策コースは人もあまりおらず、ゆっくり見て回れました。

旅行に行く際に何も知らずに行けば、なにやら観光客向けに商売しているお店や、スポットをなんとなくめぐるだけになってしまいますが、ちょっと事前勉強しているだけで、また違った楽しみ方ができる。
特に、一人だけが準備していると、一人がガイド、一人がツアー客みたいな感じになってしまいますが、今回は二人とも予習していたから、対等に会話ができたのだと思う。

今回事前に読んでいったブラタモリは、金沢編約40ページ。
1日で読めちゃう少なさ。
サクッと旅行前に読んでいくだけで、楽しい。
実は今月末母が我が家に遊びに来る。
その時も近郊旅行しようと思っているので、何か事前に読める本があればいいな~なんて。

あ、あと千里浜なぎさドライブウェイにも行ったのですが、それも夫と以前見た『水曜どうでしょう』で知ったスポット。
日本で唯一?砂浜を走れちゃう道路です。
『水曜どうでしょう』では、受験対策として、なぜこの砂浜は車が走れるのかというのを勉強してました。
これまた夫も私も『水曜どうでしょう』を見ていたので、「これなんで砂浜の上走れる覚えてる?」なんて話もできました。

この動画の最初13~15秒の個所で車が走っているのがなぎさドライブウェイです

逆に…金沢と言えば!の金沢21世紀美術館は事前に何も調べていなくて、興味がわかず、行ったもののミュージアムショップだけ見てスルー。

人の多さも…スルーしちゃった要因の1つ。

日本人は、旅行する際「見なければ、食べなければ、経験しなければ!」とあれもこれも観光スポットを見まくるという話を聞いたことがあります。

それゆえに、旅行から帰ってきた際の疲労が半端なく、旅行ではリフレッシュできないのだと。

私たちも美術館や兼六園やスルーした場所は何か所かあって…
それでも1泊2日結構疲れた。

これにプラスして、何時間も並んでネットで調べたお店でご飯を食べ、金沢に来たらこれでしょ!という場所でお土産を買って、ガイドブックに載っているあれやこれやを見て回って…としたら、もうかなりへとへとなはず。
きっと今日このブログを書く気力もないくらいに。

昔はあれやこれや「見るべき、食べるべき、経験すべき!」とガイドブックやネットでいわれる情報のすべてを見て回りたい、食べて回りたいと思っていたけれど、そうやって見て回ったものは意外と後でなぜこのお寺は有名なのか、なぜここが観光スポットなのか…なんて覚えてなかったりする。
よくわからない場所でピースサインした写真を撮っているだけだったりする。

今、ミニマルライフ、シンプルライフ、簡素な暮らしを追及している人が増えている。
私も簡素な暮らしを目指してる。
それは、今まで買ったモノが本当に自分が必要なもの以上に、雑誌やTV、ネットに氾濫する情報の中で、本当は必要なくても「買うべきもの」だと思いこんで、買ってしまったものが多かったと気づいたから。
誰かにとって「買うべき!もの」も自分にとっては必要ないというケースは多く、だれかの言葉に従って買っても、結局は自分の暮らしを不自由にしてしまうものになってしまう。
それって旅行も同じなのではないでしょうか。

ここを見るべき!これを食べるべき!ここに行くべき!と何にでも書いてある。

ネットを見れば、「金沢に行ったらこれは食べるべき○○選」、ガイドブックを見れば、お土産特集。
旅行に行こうと思い、情報を調べると、見るべき、食べるべき、行くべき情報が山のようにある。
けれど、それらを真に受けてすべてを見て回れば結局旅は疲れただけに、写真を撮るだけに…なってしまいがち。
後から思い返しても、なぜそのスポットに行ったのか何にも説明できぬことが多い。

私たちもブラタモリ本以外にネットで情報を検索したりしたけれど、GWということもあって、ネットに出てくるような場所はどこも長蛇の列。
限りある旅行の時間内で、ディズニー並みに並んで何かを食べて、ディズニー並みに混雑した場所で写真を撮って…
これがすべてのスポットでそうならば、旅行はかなり疲れたものになるだろう。
旅行も「本当に自分にとって見たいもの、食べたいもの」を見ると満足度が高いのだ。

ネットや雑誌、ガイドブックにあふれる見るべきスポット、食べるべきグルメ、経験すべきこと…それらの情報は参考程度に。
その中から本当に自分にとってみるべき、食べるべきを選べたら、きっと最高にリフレッシュできる旅になるはずだし、旅から帰ってきても、お土産話が尽きないはず。
旅は行って終わりじゃなくて、帰ってきてからも、思い出話としてたびたび登場する様な旅行はきっと凄く満足感の高い旅行だったに違いない。
これからもそんな旅行を重ねたいものです。



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