カビ取り剤を捨てました。
消耗品はなるべく使い切る方向の私。
ペン1本、ノート1冊すら、ちまちま使い切っていますが…カビ取り剤はどうしても使う気になれませんでした。
結婚して、今の家に移り住んできたとき…我が家の浴室はちょっとカビてました。
なので、入居後早速カビ取り剤を買いに行き、買いに行った先のお店が何故か2本セットしか売っておらず…仕方なく2本セットを買ったのです。
1回では取れなかったので、何度か頑張って掃除しました。
それでも、定期的に生えてくるカビ。
そのたびにまたシュッシュッとカビ取り剤をまきながら、お掃除。
防カビ燻煙剤も使って、やっとキープしていました。
シンプルライフを目指し始めて、消耗品を減らしたくなったこと。
また、カビ取り剤のあのきつい匂いに頭痛がしたり、気持ち悪くなったりと多少なりとも気分が悪くなっていることに気付いたことがきっかけで、カビ取り剤を使った掃除をやめました。
まずやったのは、熱湯掃除。
シャワーの温度を60度くらいにして、鏡の裏やドアの隙間、もちろん壁や床もじゃんじゃんかける。
すると、鏡の裏の隙間やドアの隙間からカビがごっそり!
いくらカビ取り剤で掃除をしても、防カビ燻煙剤で予防しても、カビが生えてしまったのは、こういう隙間に、薬剤の届かぬ隙間に…カビがしっかり生息していたからだと悟りました。
この熱湯掃除を始めてから、目に見えるカビの発生はほぼなく。
毎日しっかり水気を切って、半年に一回くらい熱湯でざざざーッと浴室を掃除すればキレイを保てるようになりました。
そうなると…途端に使わなくなったカビ取り剤。
妊娠するまでは、それでもちょろりちょろりと使って、使い切りを目指していたのだけど(一時はジェルタイプ1本とスプレータイプ2本の合計3本持っていたけれど、少しずつ使ってようやくあとスプレータイプが1本になっていました)…妊娠してからは、赤ちゃんへの影響が何となく心配になってしまって、一切手をつけないように。
まぁ、「妊娠中は使わないでください」なんて注意書きもないので、多分使っても問題ないのでしょう。
けれど大人の私も使った後多少なりと気分が悪くなるものを、使いたい気はしなかったのです。
そう考えると、生まれたら使うか?と自分に問いかける。
やっぱり答えはNOだ。
カビは退治しなければならない。でも、熱湯でカビ退治はできる。
わざわざこの気分が悪くなる薬剤を、子供への影響をちらっと心配してしまう薬剤を使う必要あるかな?
それって誰得だ?という気持ちになり、この度手放し。
もちろんなるべく買ったモノは大事にする、使い切る。
それを意識しているけれど、私にとって一番大事なのは夫、子供、私の家族みんなが元気で快適に暮らすこと。
使い切ることで、その1番大事なことが損なわれるのであれば…無理して使い切るのは、ただの私の意地だ。
ミニマルライフはあくまで私にとっては手段。
使い切りだって、手段。
家族みんなが元気で快適に暮らす、幸せに暮らす、それが目的だ。
意地になって、カビ取り剤を取っておいて使い切ったとする。
すると気持ち悪ーいって私はきっと文句を言いながら横になる。
そんな妻の姿を、母の姿をみる夫と子供は、あ~快適だ、あ~幸せだって思うかな?
そんな頑張って使い切らなくていいから、機嫌と体調治してよ!って思うはず。
手段が目的と入違っちゃいけないな。
私は、モノを減らすために、使い切るためにミニマルライフを実践してるわけじゃないのだ。
私は、家族みんな健康で楽しく暮らすためにミニマルライフを実践しているのだから( *´艸`)