ちょうど1年ほど前、持っている靴がどれもこれも合わないことに悩んでいました。
なぜだ、何でこんなに痛いんだ。
どの靴もちゃんと試着して買っているはずなのに、なんで痛くなってしまうんだろう(失敗してしまうんだろう)と、なんだかすっかり嫌になってしまっていました。
そこから西村さんの『その靴、痛くないですか?』を読んで、手持ちの靴を検証してみたり、自分の足を測定してみたりして、自分の足について私なりに研究してきました。
今年3月にはプロに、調靴士さんに実際に測ってもらって、ワイズが市場に出回っている靴よりもずいぶん小さいことが発覚。
まさかまさかのワイズAA。
普通にお店に行っても私のサイズがあることはほぼあり得ないことがわかり、今後は「かわいい!」だけでは買わない、しっかり自分の足に合った靴を買おう。
高くても、オーダーしかなくても、自分の足に合った靴を買って、それを大事に履こう。
靴は数より質を重視しようと決めました。
そう決めて、初めて買ったのはスニーカーでした。
スニーカーは紐で足を締めるため、ワイズの小さい私にも合いやすいし、購入したオニツカタイガーのセラーノは幅狭なシューズ。
それからはもう外出はこればっか(笑)
ただ、妊娠して安定期になりそろそろ紐を結ぶという行為がきつくなってきました。
妊婦検診でも診察台に横になったり、体重計に乗ったりと何かと脱ぎ履きが多く、紐靴は何かと面倒になってきました。
家から出るときは良くても、病院や道中に靴ひもがほどけて道で結ぶときは、面倒を通り越してちょっと危ない。
お腹が出てるので、変な態勢はバランス壊しやすく、転倒しやすくちょっぴり危なくて、ついに紐靴をちょっと封印。
マタニティ時期だけのために靴を買うなんて、ちょっともったいない気もしたのだけど、よくよく考えてみれば、子供を産んでしばらくはヒールの靴は走れない上に子供を抱っこしてたら転倒の危機だし、スニーカーだって子供を抱っこしたまま紐を結んだりできないわけで…
結局お腹が大きい今から、子供がある程度大きくなるまでは…紐がなく、脱ぎ履きしやすく、ヒールのない靴が1足は必要ということ。
自分に合った靴を履きたい、ワイズAAのピッタリの靴。
けれど、ピッタリの靴は必ずしも脱ぎ履きしやすいわけではない。
ということで、この今からのマタニティ、育児期に1足脱ぎ履きしやすい、安定した靴を買ってみました。
買ったのは、リゲッタのローファー。
写真からもにじみ出てるかもしれませんが、この革がすごく柔らかい。
通気性合皮素材「エアフィ」というのを使っているらしいのですが、通気性は今のところわかりませんが(長い時間歩いてないから)柔らかさは抜群!
学生時代に履いていたローファーの革の硬さとは雲泥の差です。
だからなのか、新しい靴なら必ずできるかかとの靴擦れもなし。
あとデザインなのですが…正直店頭で見た時はちょっぴり思ったのです。
ちょっと年齢層が上かな?と。
うちの祖母が履いているような靴と同じに見えたんです。
それでも、せっかく見に来たのだから試着だけでもしてみようと履いてみるとあら不思議。
意外とアラサーの私の服装にもなじむ。
近くで見たり、履いてみるとわかるのですが、アウトソールがコロンとしていてじわじわ可愛いデザインです。
楽天でも売ってた!リゲッタのローファー!↑
さてさて私にとっては一番大事なサイズ感。
残念ながらリゲッタのローファーはSS,S,M,L,LLの5サイズのみなんです。
脱ぎ履きはしやすいですよ。
けれどもやっぱりワイズは大きめでした(*´Д`)
通院やちょっとした買い物は問題ないですが、モールの中で歩き回ったりしていると徐々に足が靴の中で前に滑っていき、指が当たることも。
購入した時に薄い4枚のハーフソールがついていたので、それを左右1枚敷いて使っています。
今のところ1日中歩くような用事はないので、インソールがあれば問題ない感じ。
妊娠前に目指していたピッタリの靴とは違うのですが、今は転倒しないよう、脱ぎ履きしやすいが一番なので、それを考慮すると良きお買い物になったかな。
脱ぎ履のしやすさとピッタリの靴の両立は難しいですね…
マタニティ時期はこの1足を、子供が幼児のころまでは夫など私以外にも子供の面倒を見られる人が同伴のときはスニーカーなどのピッタリ靴を、一人で子供を連れて出かけなければならない時は紐がほどける心配すらないこの靴を履いて過ごしたいと思います!