現在とっても困っています。
専業主婦の私。
基本的に行動範囲は徒歩圏内です。
いえ、もっと言うなら行動範囲は図書館です。
車も自転車も持っていない、仕事もない、生鮮食品や日用品は宅配にお任せ。
なので、図書館くらいしか行く場所がないのです。
あとは、本当にたまーに通販で買い忘れたもの、売ってないものを近くのドラッグストアで買うか、たまーに病気になって病院行くことくらい。
休日は夫とよく出かけますが、平日はこんな感じです。
夫と出かけるのは、喫茶店や散歩が多いですね。
で、何を困っているかというと久々に友人とランチをしに行くのですが着ていく服がないって話。(笑)
ちょっとそこまで服をお出かけ服に変える技
現在の私の手持ちの洋服は、ちょっとそこまで服が多いのです。
これ日本中の専業主婦の悩みではなかろうか!
ちょっとそこまで行くのにバリバリのお洒落をしても浮いてしまうし、動きにくい。
ちょっとそこまで買い物や用事を済ませたら、家で家事が待っています。
そう思うとやっぱり「まぁまぁ人前に出られる格好で、尚且つ動きやすいor楽な格好」になってしまいますよね。
さらに、まぁどうせちょっとそこまでしか行かないし、安い服でもいいよね!とファストファッションに手を出すんだけど、たまーにいつもと違う出来事があると困っちゃう。
街中で友人とランチとか…( ;∀;)
楽しみ半面、何着ていくか頭の悩ませどころです。
そんな時にやってた技が、ちゃんとしたバッグとストール、アクセサリーで安い服をおでかけ服に仕立てること。
バッグは写ってないけど、秋冬はいろんな服でこんな感じにストールでイメチェンさせてました。
例えば、一番わかりやすい魔女の宅急便風真っ黒ワンピだとこんな感じ。
ストールをゴールドのブレスレットで束ねたら、魔女の宅急便かと思うような真っ黒なユニクロワンピもちょっぴり格上げ。
同じ魔女の宅急便ワンピに千鳥格子の大判ストールとベルトにするとまた全然違った雰囲気に。
ストールとか巻物はこんな感じで雰囲気をガラッと変えられるから結構重宝していて、今回もそういう戦法の予定でしたが、写真の秋冬ファッションと違って今は夏!夏真っ盛り!!
ランチに行く日は、今のところ35度の常夏予報で、ストールなんて見たくもないわ!っていう気温です。
一応春夏用ストールも持ってますが、やっぱり熱いし邪魔だよなぁ~と悩み、でもこの時期は室内に入ると冷房で寒いしな~と悩み…
寒さ対策なら薄手の羽織ものと思いましたが、やはりカーディガンだけでは「ちょっとそこまで感」がぬぐえないと悩み、ランチならストールより袖のあるカーディガンのほうが楽だしなぁと悩み...
悩みが堂々巡りして、今一旦悩むの放棄中です(笑)
全てお出かけ服にするハードルの高さ
いろんなお洒落な方が言っておられる話ですが、自分に一番似合う服、気に入っている服だけを持つのがいいそうですね。
それには私も激しく同意しているのですが、未だその状態を実現できたことがありません。
何ででしょう?
これずっと疑問でした。
学生、社会人の頃は、そもそも服の量が多すぎました。
学生の頃は、従姉から大量に洋服をいただいていたのですが(従姉の洋服は基本高いものが多く、状態がいい)、自分でもよく洋服を買っていたので、毎シーズン(春夏秋冬の4回)ゴミ袋いっぱいの服を1~2袋捨ててました。
それでも、すごい量の服がありました。
ジーパンだけでも10本以上あったんじゃないでしょうか。
もらっては捨て、もらっては捨てを繰り返していくうちに気付いたのは、もらった服ほど捨ててるってこと。
もちろん長い間着たものもありましたが、もらった服は捨てられるのが多かったですね。
自分の服と思えるパーフェクトマッチな服
おさがり服が多かったころ、自分のことすごくファッションセンスのかけらもない人だと思っていました。
私が買った服は大抵家族、親戚の女性陣に「え~何でそんな服?私があげた服の方が良いよ!」と評判が悪い悪い。
ちなみに女性陣は何の悪気もなく、親切心からアドバイスしてます…
だからまた、もらった服を着る→でもなんかダサく見えてしまう→自分で買ってみる→不評→初めに戻る というループ
でも一人暮らしを始めて、そういう親切なチェックの目から離れてみると、自分で選んだ服でも「その服良いね」といわれることがありました。
要するに、私と実家の女性陣とは服の好みが全然違ったっていう話です。
だから、私が選んだ服は彼女たちには不評だし、彼女たちからもらった服はなんかダサく見える。
洋服が好きになったのは、自分で選んだ服が増えてきた大学生くらいから。
その頃からもらった服ではなく、自分で買った服がどんどん増えていきました。
もらった服をどんどん捨てて、自分でたくさん服を買っていた大学時代に思ったのは、「自分の服」ってあるなってこと。
もらった服がダサく見えたのは、服の好みが違うからだけではないと思います。
体型だったり、雰囲気だったり、ライフスタイルだったり、いろんな私の要素がその服とマッチしてなかったから。
あと好みじゃないから、ときめかない服でした。
100%お気に入りの服ではないから、私も適当に着てしまう。
100%お気に入りの服を着た日は、なんとなく自信?喜び?なオーラが出るもんです。
その服を着るだけでウキウキしちゃうから、自分の服という安心感と自信があるから、第三者が見てもきっと素敵に見えるんです。
多分お洒落な方々が口々に言う「自分に似合う服だけ、気に入った服だけ」というのは、こういう「自分の服(自分の体形、雰囲気、ライフスタイル…にぴったりマッチしていて且つお気に入りの服)」だけを持てということなんでしょうね。
使える服が自分の服を邪魔する
社会人になると、オフィスカジュアルな服を選ばなければなりません。
今まで一切そんな服を持っていなかったので、たくさん洋服を買わなければなりません。
1点ずつ買いに行く時間的な余裕も、お気に入りのモノを見つけたら高くても迷わず買う金銭的余裕もありません。
この際、服を選ぶ基準は「使える」服であること。
多くの人が「自分の服」だけで、クローゼットが完成しないのは、こういう「使える服」のせいな気がします。
学生→社会人、社会人→主婦といったライフスタイルの変化や年齢的に着れる服の変化が、「自分の服」が「自分の服」ではなくなる瞬間。
自分の好みや思考より先に、服を変化させなければならない瞬間「自分の服」から「使える服」を探すようになってしまう。
主婦になった今、クローゼットの中に100%私にマッチして、大好きな「自分の服」はほとんどない。
秋冬に活躍するダウンベストと去年購入したロングのデニムスカートが今のところ私の「自分の服」
だから、今度こそ今クローゼットのほとんどを占めてる「自分の服ではない服」を卒業して、「自分の服」だけのクローゼットを完成させたいのだけど、買い物に行ってもなかなか買いたいと思う服が見つかりません。
「使える!」と思う服はあるのだけど、今度こそ「自分の服」だけにしたいから買えず…
自分の服以外を処分しようと思っても、さすがにダウンベストとデニムロングだけではやっていけないので処分できず…
こうして今日も私のクローゼットは、「買い変えたい服」ばかりがかかっています。
故に、ちょっとそこまで服どまりの服ばかりで、こうやってお洒落したい時のコーディネートに悩んでしまう…
早く、自分の服だけのクローゼットを作りたいなぁ~( *´艸`)
この長袖Tシャツめちゃくちゃ可愛いと思うのだけど、長袖Tシャツを今持ってないからほしいのか、写真は良く見えるものだから、自分が着てみたら「自分の服」に見えないんじゃないかと思い悩み、ずっとお気に入りリストに入ったままになっている。
買うなら、ブラックとオフホワイトと色まで決めてるというのに(笑)
このTシャツならちょっとそこまで行くのに着ても浮かないし、お出かけ服としても使える…
あぁ~やっぱり使える服なのかな~、私にパーフェクトマッチした自分の服じゃないかな~とやっぱり今日も悩んでお気に入りリストに入れたまま。