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家計

暮らしの8割が固定費

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昨今の賢いお金の使い方というのは、投資で増やす、副業で増やす、そして定期的な固定費の見直しのようですね。

無理に「節約!節約!」とスーパーで1円でも安いものを買おうというのはナンセンス、日々の暮らしは無理しないために、支出を削るよりも収入を増やす。
支出を減らすのも、日々の生活にはあまり関係のない保険の見直しや携帯電話を格安スマホに乗り換えるというのが、流行りでしょうか。

我が家の場合、格安スマホに乗り換えました、保険は見直したものの、結局現状維持のままで良いと判断し、そのまま。(支払方法は、年払い、60歳払い込みに変更しました)
けれど、他の固定費は今もバンバン見直し中です。

さて、ここで疑問なのですが固定費って何でしょう。
本ですとか、雑誌ですとか、ネットの情報では、住宅関連費(ローンや賃貸料、駐車場代など)、保険料(自動車保険や医療保険)通信費(携帯代やwifi代)、新聞や光熱費がよく書かれている項目でしょうか。
その項目だと、全体支出の2~40%位を占めているのではないでしょうか。
我が家の場合ですと、去年1年を見るとこの項目は全体支出の約30%です。

けれど・・・最近思うのは固定費はもっとたくさんあるということ。
いやむしろ、暮らしというのは固定費の積み重ねで出来ているということ。
暮らしで使うお金の7割…いや8割が固定費なんじゃないかと。
無駄遣いしない人であればあるほど、固定費って高いのではないでしょうか。

格安スマホに乗り換えた、無駄遣いだってしていない…なのにお金がないという人は、もしかしたら…世でいう固定費以外の固定費が高いのかもしれません。

毎日の朝ご飯はパンに牛乳に、バナナにヨーグルト。
そう決まっている人は、パン代、牛乳代、バナナ代にヨーグルト代だって固定費。
我が家は1か月に7㎏お米を買っていますが、これだって毎月必ずかかる固定費。
毎朝顔に塗っているスキンケアクリームも、日焼け止めだって、無くなったら必ず買い足すから固定費。
週に1度はママ友と近所のカフェでランチをしているなら、それだって週に1度必ず発生する固定費。
美容室だって、毎晩晩酌するそのお酒代だって固定費なのだ。
下着だって、タオルだって、定期的に買い換えるから固定費。
さすがに破れたパンツは履けないからね(笑)
年末年始に必ず実家に帰省するのであれば、それだって年に1度必ずかかる固定費だ。
だって、固定で掛かるから。

本来変動費というのは、収入に応じて変動する費用のはず。
「ボーナスが多かったから、今年はハワイ行っちゃおう!」みたいな特別な支出や、予期せぬ冠婚葬祭費用や医療費等の突発的に発生する避けれぬ支出だとか、お店でついつい衝動買いしちゃった洋服などの後で、「あ~今月買う予定じゃなかったのに、無駄遣いしちゃったかも…」と後悔するような無駄遣い支出くらいしか変動費ではないのではないかな。
特に暮らしをしっかり管理している人であればあるほど、タオルなどの消耗品の買替頻度が決まっていたり、使う定番の商品があったりする。
そして、買おうと思っていた以外のものをついつい買っちゃうなんてことも少ないので、変動費は少ない。
暮らしに必要なものは、無くなれば、くたびれてくれば、収入にかかわらず必ず買い足すものなので、必要なものにかかる費用は固定費であることが多い。

最近の家計管理のトレンドは、家計簿でしっかり管理よりも、封筒でざっくり管理が主流なので特に美容室代とか、お米代なんて細かい支出ごとのお金など管理していないかもしれません。
わたしも家計簿つけているけれど、それでもパン代、ヨーグルト代まで細かい金額がわかりません。
知らないから見直しにくいだけで、いざ見直してみれば家計が変わる。

以前パン屋ウォーキングと題して、週に1度パン屋さんまで散歩を習慣にしていました。
その時は普段の買い物で無駄なものは買っていないはずなのに、何故か食費が上がった。
だからパン屋代だけをピックアップしてみると、なんと月に3000円ほど固定で掛かっていました。
そこで、パン屋ウォーキングを毎週固定でするのではなく、パン食べたいという気持ちの時だけパン屋に出向く変動費スタイルにしたら、食費はいつもの価格にすっと戻った。
こういう価格の小さいものほど、毎日の、毎週の習慣になっているモノが多いので、どの固定費が大事なのか考えるのが大事かもしれません。

美容室代という固定費も見直しました。
以前は3か月に1度の美容室。
カット、カラー、トリートメント、時にはパーマもして…1回当たり2~3万。
年に4回通って、大体10万くらいかかっていたと思います。

今は1~2か月に1度の美容室。
大体年に6~8回通うペース。
黒髪に戻したので、メニューはカットのみ。
1回当たり約5000円。
年に6回通って3万円、8回通って4万円。
美容室に通う回数は増えましたが、1回当たりの値段がぐっと下がったので年間の美容室代は半額以下です。

髪はカラーするもの、美容室に行ったら必ずトリートメントするもの。
調味料はあの会社のオリーブオイルに、醤油なら○○社のやつと、意外と家庭のこれら細々とした固定費は、習慣になっていて見直す余地、見直そうとも思いません。
けれど、意外とやめてみると大きいもの…結構あります。

何でもかんでも安く見直せば、我慢している意識になってしまって、ついついほかの項目でお金を使いがち。
固定費を見直して、お金がたまっていっても心が不満足で、幸せを感じないかもしれない。
必要なのは、保険や通信費と同じように、自分の暮らしは何が優先順位が高いのか考えること。

我が家は、量より質派。
美味しいものが食べたいです。
だから、毎週外食に行くなんてありません。
美味しい油で焼いた美味しい肉は、ただそれだけでおいしいから、美味しい油、美味しいお肉を買うことを優先したい。
だからあれこれ目新しい食品は買いません。
具体的に言えば、肉、魚、野菜、醤油や油などの基礎調味料という固定費はそのままに、ドレッシングという固定費はスパッと捨て、温めるだけの冷凍食品、レトルト食品という固定費はグッとを減らしました。

先ほどの美容室の話もそう。
髪の色を変えるよりも、わたしが優先したかったのは常に健康で艶のある髪と常にやぼったくないヘアスタイルです。
だからカラーをやめて、美容室に行く頻度を上げるほうがヘアスタイルを維持できます。
トリートメントをしてもらうより、毎日の洗髪とブラッシングにお金と時間をかけたほうが艶を維持できます。
そして、そうした方がお金もかかりません。

細かいことなのでここには書きませんが、他にもいろいろ暮らしの固定費やめました。
以前からブログで書いている○○専用洗剤を買わないようにしたのも固定費カットになってます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、つまりは簡素な暮らしを目指していたら、暮らしの固定費が下がったのです。
特に掃除関連は、減るほどに掃除も楽になっていったので、一番見直しやすい固定費かもしれません。



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