春はいろいろとストレスのかかる時期。
花粉症や朝晩の寒暖差で体にも、肌にもストレスがかかる。
4月から年度が始まる日本社会では、環境の変化もあり精神的にもストレスがかかる。
私も、花粉症にはどっぷりやられて、グスグス、肌のかゆみ、目のかゆみ…
引っ越すのか?引っ越さなくて済むのか?というハラハラ、そして結局引っ越さなくてもよいと決まった後も、スーツは何着購入すべきか、スマホはどうするべきか、連日お昼が外食になる夫のために夕飯メニューも少し変えたほうがいいだろうか…
そんなことを考えて、人の多い休日に買い出しに行き、夫婦ともども疲弊した3月末から4月の頭。
なんだかいつもの家事まで辿りつかない日もしばしばで、先週末は私もイライラモヤモヤ。
やらなきゃいけないことは山積みなのに、手を出す気力がなく、そのまま。
以前佐々木典士さんの著作『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んだ時に書いてあった処理中のPC状態。
ぼくは、ぐるぐるしている重いパソコン
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』
ぼくは「処理中」のアイコンがぐるぐるしている、あの重いパソコンだった。新しいことをしたくても、データは満載、同時並行にやることも多すぎてフリーズ寸前だから軽い作業しかできない。
今日はスカッと晴れて、気分がいい日なので、今までの鬱々モヤモヤ気分を吹き飛ばすために、がっつりお掃除!
夫を見送ったその足で、シーツをはいで、洗濯機を回す。
その足で洗面台を磨く。
さらに止まることなく、ウエスをもって玄関へ。
玄関扉周辺をウエスとすっきりスプレーで拭きふき。
そのまま、もう1枚のウエスでトイレの壁、床、便器外側、ドア周りも拭きふき。
ここまでやれば、だいぶ気分もスッキリしてきて、ついでにやる気も出てきて。
部屋に掃除機をかける、お風呂場のカビ掃除をする。
あ~すっきり。
もう1つ。
以前は寝室として使っていた部屋、今はよく言えばウォークインクローゼット、悪く言えば物置となっている部屋のカーテンをすべて撤去して手放し!
寝室の時は寝ているときに明かりが入らぬよう役目を果たしていたカーテンも、物置部屋には必要なし。
ただでさえ寄せ集めの家具(プラスチックの衣装ダンスやメタルラックなど)に収納した洋服、掃除機類、部屋干しラックと雑多なモノオンパレードなのに、このカーテンで光を遮れば、さらに暗く、雑多な印象に。
寝室として使っていた時は、このカーテンが一番好きかもしれないと思ったほどなのに、お役目がなくなった途端モノが生き生きとしない不思議。
どよーんというイメージを醸し出していたカーテンに別れを告げれば、部屋の…いや、家の空気が変わった!
思い起こせば、この3月末から4月の頭は一時的とはいえ家の中に不用品がぐっと増えた。
引っ越すかもしれないと断捨離してゴミ袋に入っている燃えないゴミ。
ゴミの日は月に1度で、長い間ゴミ袋に入ったままのゴミが家の中に保管されていた。
夫が転属前に使っていた細々した文具類や衣類。
なるべく使い切ることを心がけているので、一時的にウエスが山盛りに、ノートも増えた。
スーツ購入時に不要なスーツを下取りに出したので、スーツ受け取り時に不用なスーツを忘れず持っていけるよう紙袋に入れて部屋の隅に。
他にも引っ越すかも断捨離で出てきた本や日曜雑貨。
リサイクルショップにもっていこうと思いつつ、その他のスーツ購入やスマホなどなどのことが心と頭の大半を占めていて、今まで押し入れに入れて放置していた。
そんな家にあふれる不用品は、1つ1つは小さなもので日常生活に支障がなくても、目にちらっと入るたびに「やらなきゃ」「使わなきゃ」と思わせて、これまた知らず知らずのうちに疲弊する素となっていました。
今日はそんな家にあふれる不要なモノも整理して。
役目を果たしたカーテンは手放し、衣類はジョキジョキ切って、ウエスを作ってしまって、今日の玄関掃除、トイレ掃除、お風呂掃除、あとベランダの手すりなどもあっちこっち拭いて回り、量を減らす。
下取りのスーツは先週末にスーツ店へ。
もうすぐ燃えないゴミの日だから、長い間ゴミ袋に入ったままになっていた燃えないゴミももうすぐなくなる。
なんだかイライラモヤモヤしがちで、体も頭の回転ものろくて、家事が思うほど行き届かったのは、もしかしたら家全体が滞っていたのかもしれません。
体も家も循環が大事なのだなと思う今日この頃。
いつも栄養と水分をとって、体の隅々までエネルギーと潤いを届けて、その都度不用になったモノを排出していかなければ、便秘になったりして、肌の状態も栄養吸収状態も悪くなる。
ひどくなれば病気になる。
家もきっと同じ。
新鮮な空気や新たなものを取り込み、こもっていた空気、汚れ、ほこり、不用品を家の外へ排出しなければ、ゴミ屋敷、埃まみれ、そんな家にあっという間になってしまう。
そこまで行きつかずとも、そこへ住まう人へ身体的にも精神的にも影響を与えてしまう。
だから家も服も食も、本なども最近は「循環」を意識しています。
本は以前のように買うばかりではなく、図書館で借りて毎週新しい本を借りては返す循環を。
食事も買う量に気を付けて、なんでもため込み過ぎぬよう1週間で食べきれる量位を毎週買う。
服も一気に買ったりするのではなく、毎年少ない数を少しずつ買い足して、5年で循環するようなクローゼットを目指している。
何事も循環が大事、そして循環するには多すぎるものを持たないことが、大事だと思うのです。