飾り物を飾る意味を考える

本日は、クリスマスも終わった12月26日でございます。

産後すぐにブログの更新が難しいと予想されるため、少しずつ記事を書き貯めています。

そんなクリスマス直後に手放すことにしたのは、こちらのサンタさん。

去年も手放すか？と悩んだのだけれど、小さく、場所をとらないから「まぁいいか」と1年持ち続け、今年も23日にようやく登場。
最初は本棚の上に、24日、25日はテーブルの上でスタンバイ。

まったくクリスマス感のない和食ディナーに、唯一クリスマスを演出してくれました！

クリスマスに食べたいローストビーフとか、チーズとか、ワインとか…全部妊婦にはNGなものばかり。
妊婦でも食べられるクリスマス感のあるディナーを用意したら、ついでにやっぱりチーズとワインと生ハムなんぞ食べたくなっちゃう気がして、今年の我が家のクリスマスディナーは生姜焼き（笑）

そんなサンタさん…今も手放すのはなんだか忍びない気がしているのだけど、でもやっぱり手放そうかな。
それは、サンタさんを飾っているときにあることに気付いたからでした。

気付いたこと…それはサンタの居場所がないということ。
クリスマスグッズに限らず、飾り物はどれもそうなのだと思いますが、飾り物の周りにいかに余白があるか…それが重要な気がします。

壁にかける絵ならば、周りにごちゃごちゃした棚や頻繁に映像が変わるTVなどを置かない。
「飾る」ということは、その空間の雰囲気をデザインするためにモノを置くことだと思います。
ざっくり言えば、飾り物は空間を美しくするためのもの。

だけど、飾り物をごちゃごちゃした場所に置くと…途端に空間を美しくするどころか、同じごちゃごちゃなモノの一員になってしまう。
床の間に生けた花はきれいだけど、同じ花、同じ花瓶でも、ボールペンやハサミなどの文具を立てたペンケースがあって、未読の郵便物が何枚も置いてある棚、しかも棚の上にはコルクボードがあってたくさん書類が留めてある…そんな棚の上に一緒に花が生けられていても全然きれいじゃないですよね。
ただ、花が置いてあるだけ。

今年我が家のサンタさん本当に居場所がなかった。
どこにおいても、「とりあえずスペースがあるから、飾ってみました」という感じになってしまって、食卓の上が唯一サンタさんがいる意味のある場所だった。
その他の場所は、雑多なモノの一員になってしまっていました。
1年に1度の活躍だというのに、わざわざ出てきて、ごちゃごちゃしたものと一緒に置かれるサンタさんを見るうちに…なんだか不憫になってきた。

要は、我が家のモノが多すぎるという話なのです。
ミニマルライフを実践して、だいぶ物量減ってきました。
ベビーグッズで少し増えているけれど、それでも結婚した当初に比べたらだいぶ減ってきました。
だけど、私のミニマルライフは亀の歩みほどゆっくりなので…まだまだモノを飾るほど我が家に余白はない。

子供が少し大きくなって、クリスマスを認識し始めたら、少しはクリスマス飾りしたほうがいいのでしょうか。
子供はその方がきっと楽しいだろうし、悩みどころですね。

できれば大きなクリスマスツリーではなく、生花を飾りたい。
お花のセンスがあるわけではないけれど…お花屋さんで赤いバラ、白いコットン、緑のユーカリなどなどをブーケにしてもらって、それを2，3日楽しめば、十分良い飾りになる気がする。
流行りのスワッグも素敵ですよね( *´艸｀)

それまでには…クリスマス飾りを飾ってもちゃんと意味のある…余白のある家にしたいなぁ～

そしてもう一つの手放し要因。
クリスマスグッズだからと、毎年クリスマスになったらとりあえず出して、クリスマスが終わったら収納。
それを飾ることで家族が楽しんでいるのなら、もちろん飾る意味があるけれど、我が家の場合、飾ることでクリスマス気分を楽しんでいる人はいなかった模様。
ただ習慣で持ち続けるのと、モノを大事にすることは違う。
それに気づいたのも、今回の手放しの一つ。
例え飾り物であっても、そこに飾ると心がほっとするとか、ウキウキするとか、何かしら家族にとって意味のあるものを飾りたい。
ただそこに存在するだけのモノにはしたくない…そんな気持ちなのです。
クリスマスグッズを飾ることで、私たち家族もウキウキ楽しめるようになったなら…その時はその時の我が家に合った方法でクリスマスを飾りたいと思います。

そう思えば、サンタ以外にも我が家にはちょろちょろと飾り物がある。
それらも少し気になってきました。
あれは…ただ存在しているだけになっていないだろうか？と。
飾り物は、洋服のようにサイズが合わなくなることもないし、ティッシュのように使えばなくなることもないし、家電のように壊れることも（ほぼ）ない。
だからこそ、手放すのって意外と難しいものかもしれません。