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本・映画

映画『ジュリー&ジュリア』に学ぶ人生の主人公になる方法

更新日:

我が家はNetflixに加入しています。
以前はレンタルDVDで映画やドラマを楽しんでいたのですが、レンタルをすれば返しに行かねばならず、そうやって毎週の予定がレンタルDVD屋になるのが嫌で、加入しました。
レンタルする時は1度に2~3本借りていたので、月に8~12本の映画やドラマを借りていたことになります。
ネットフリックスは月々1200円程度で、返却の必要もない。
オリジナルの動画コンテンツだってある。
それならこっちの方が安いだろうと加入しました。

加入当初は月に何本も見て、たしかにお得でしたが…
最近は、月に2~3本。少ない時は1~2本。
月2本の動画に1200円は高いねと、3月いっぱいマイリストに登録している動画を見まくって、やめる方向で夫と話していましたが…

夫の異動が決まって忙しかったからか、全然見たいと思っていた動画を消化しきれず、5月まで延長することに。
わたしはいつ解約してもいいんですけどね(笑)
このGWはNetflix三昧になる予感がします。

5月まで解約しないのならば、見ないともったいないです。
そこで昨日見たのが『ジュリー&ジュリア』という映画。

アメリカでは超有名な料理家ジュリア・チャイルド。
9.11後に市民相談係として公的機関で働くジュリー・パウエル。
第2次世界大戦後のまだジュリアが全く料理もできず、無名だった頃から料理を学び、料理教室を開き、本を出版するまでの過程と、ジュリーの人生を変えたいと365日でジュリアの524の全レシピに挑戦し、その様子をブログに書き、有名になっていく様がシンクロして描かれている作品です。

この映画個人的には共感の嵐でした。
外交官の妻であるジュリア。
外交官ゆえに、ずっと一か所にとどまることなく、任期が終われば違う土地へ旅立つことも。
料理の楽しさを分かってきて、本を出そうと心血注いでレシピを書いたりしているところで、夫の仕事で別の国へ赴任。
「また家で料理教室を開けばいい」という夫に対して、「家ってどこなの?」というジュリア。

後から結婚した妹の妊娠報告に、「うれしいのよ」と言いながら涙を流すジュリア。(この時ジュリアに子供はいない)
料理を習い始めたころ一緒に倣う生徒や先生からの冷たい視線に「勝手気ままな専業主婦の暇つぶしだと思っているのよ」と悔しそうにしているジュリア。
第2次世界大戦後の…今から50年以上も前の話なのに、現代の女性も共感できるポイントがいっぱい。
これを考えると、使うモノも、時代背景も全く違うけれど、暮らしの根幹は長い間変わっていないのだなと思う。

特に我が家も転勤の可能性はいつでもあるし、子供のころは父の仕事の関係上何度か転校もしましたから、「家ってどこなの?」っていうジュリアの気持ちはよくわかる。

そのあと夫が「僕のいるところが家だよ」なんて言って、その言葉にも「あぁそっか。家族のいるところが家だな」と納得してしまったんですけれど。

一方現在を生きるジュリーにも親近感がすごく湧く。
ブログを始めて間もないジュリーが「実際誰も私を知らないわ。巨大な空間にただ書き綴ってる気分」といいながらも、ブログを更新する姿。
挑戦中のレシピの再現に失敗して、キッチンでマジ切れして泣く姿。

それだけブログの挑戦に力を入れているからこそ、人生を好転させようともがいているからこそ、料理を失敗したくらいで泣きじゃくる。

私もこのブログは、最近は簡素な暮らしを綴っているけれど、最初はへっぽこな私の主婦力を、どうにかできるようになりたくて始めた。

だから最初はどうにかうまくいくように頑張って栄養バランスを考えて料理をしても、夫の帰宅時間に間に合わなかったり、買い物が下手で食材を腐らせてしまったり、TVの裏や排水口のぎょっとする汚れを発見した時…なんて出来損ないなんだー!と自分が嫌になって、泣きたくなった。
どうしようもなく落ち込んだ。
どうにか良い風に変わりたくて、その失敗をまたブログに書いたり、改善策を模索したりすることで、少しずつ人間的に?なんて言うと大げさだけど、少しずつ少しずつ変わってきた気がする。
簡素な暮らしも、始めた最初はこんな小さなもの捨てて何が変わるの?と一方で思いながら、いや確実に1個はモノが少なくなったから前進だと言い聞かせて進んできたら、少しずつ暮らしが変わっていった。

ブログもジュリーと同じくこんなブログ誰も読んでない!なんて思いながら、いやどこかの誰かが読んでくれているかもしれないと思いながら、今日まで続けてきました。
初めてブログ村のINポイントをもらったとき、初めて本当に読んでくれる誰かがいるんだって実感した。
それがまた頑張ろうと思える動力になった。
きっとジュリーも仕事も家事も忙しい中で、1年で全レシピに挑戦するモチベーションを持ち続けられたのは読者の存在と少しずつ変わっていく自分だったのだと思う。

私も読んでくれる読者の存在と少しずつは成長しているんだという実感をバネに暮らしの色んな事の改善に取り組んでいる。
今はYシャツのアイロンがけに四苦八苦。

どれだけ丁寧にかけてもどうしてもシワがカムバックして、私もマジ切れして泣きたくなるけど、がんばる!
とにかく挑戦すること。
ジュリーもジュリアも自分の人生を変えていけたのは、その世界に飛び込んで挑戦したから。
だから私も!とにかく今は!アイロンマスター頑張ろう!

ちなみにこの映画、料理がメインテーマになっているだけあって、作っている料理はどれも美味しそう。

見ているとジュリーやジュリアから料理への愛情を感じます。
わたしもこの映画を見た日は、ちょっぴり時間をかけて料理したくなり、好物のトマト煮をせっせと仕込みました( *´艸`)
私は料理は下手だけど、煮込み料理は煮込むだけで時間がスパイスになってすごくおいしく大変身するから大好き。



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