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本・映画

飲物と体重の深い関係

更新日:

図書館で借りてきて今読んでいる本。

食べるのが大好きなフランス女性、ジム通いにいそしむわけでもなく、食事制限や置き換えダイエットをするわけでもなく、それでもなお太らないのはなぜか…と言うのを詳しく説明している本です。

食習慣や、食べているもの、ちょっとしたレシピなども載っています。

レシピにはちょっと日本では入手困難かな?と思うような食材も多いですが…野菜や果物をたっぷり使い、肉や魚は脂少なめで、ちょっとずつの料理を時間をかけて食べる。
そしてデザート。
食後の果物だったり、その果物をちょっと調理して作ったものだったり。
そんなちょっとずつ食べる食事は、私の大好物。

どこにでも外食連れて行ってあげると言われれば、懐石料理やコース料理のある店か、もしくは少量のおつまみ料理がたくさんある様なバーやイタリアンのお店に行きたい。
そんな私ですから、この本内で紹介している料理やコースは、どれも美味しそうに見えてしまい、読み進めるごとに「あぁ美味しそう・・・今度こういうものが食べたいな、これもいいな…」と読むのが苦しいほどでした。
まぁ料理も苦手なので作れないのですが…(笑)

現代女性は水分不足?

その本の中で、何度も書かれていたのが、「たくさんの水を飲む」と言うこと。
そんなこと何年も前から周知の事実。
モデルさんは2L毎日水飲むって言いますもんね。
でもダイエットをしている人の中でどれだけの人が水を毎日2,3L飲むのを習慣づけているだろうか。

最近母が痩せました。
見た目でわかるほどにしっかり痩せました。

母の年代で、病気でもなくしっかり痩せられたのは本当にすごいことだと思います。
しかも、痩せてもちっともしわしわにならず、肌はハリがあるままに体重と体型だけがガラッと変わりました。

母ほどの年代になると、痩せている人より多少ふくよかな方が若く見られがちですが、肌もつやつや、はりはりの母を見ると断然痩せた今の方が健康で若々しく見えます。

母はストレッチやサプリもしていましたが、何より1日3Lの水かお茶を飲んでいました。
コーヒー、紅茶、アルコールその他甘い飲料も全部カウントせず、水かお茶だけを3L。

これがなかなかハードなんです。
モデルさんが2,3Lの水を飲んでいても、なかなかダイエット中の人が水を飲まないのは、ひとえに慣れないうちは飲むのが大変ということじゃないだろうか。

ちなみに私は、年末年始すっきり良い痩せ方をした母を見て、いつもより多めに水分をとろうと心がけていますが、大体1.5Lくらい。

なかなか2Lはいきません。
考えてみたら、冬なんて今までは1Lにも満たなかったかもしれない。
本の中でも指摘がありましたが、現代女性は体の隅々まで水分をいきわたらせ、老廃物を排出するのに必要な水分が圧倒的に足りないんだそう。
自分の生活を振り返ってみても納得です。

口さみしいが止まらない甘い飲み物

最近気づいた恐ろしいことがあります。
久々にスティック飲料が我が家にありました。
普段は茶葉の紅茶、ハーブティ、お茶、喫茶店で挽いてもらったコーヒーを飲んでいます。
甘さが欲しい時は、はちみつを足す程度です。

日常的におやつがある家ではありません。
ただ一切食べないと言う訳ではなく、週末に夫と二人で3時のおやつ程度です。
が、この年末年始でお土産などいろいろもらう機会があり、今はおやつが豊富です。

なぜか、年始自宅に戻ってきて、夫の仕事もはじまって、通常モードに戻ったのに、何故か間食の習慣が残りました。

せんべいを食べて、「何か違う…食べたかったのはこれじゃない…」と今度は甘い系のお菓子に手を伸ばします。
「う~ん。何か違う。」とスモークチーズを食べてみます。
沢山あるスティック飲料を使ってもう1杯お茶を飲んでみます。

お腹は満足しているけれど、口が全然満足しないのです。
口さみしいってやつです。

これが1週間ほど続きました。

「家におやつがいっぱいあるからいけないんだ。」と思いました。
これがすべてなくなったらやっとこの習慣をやめられるんじゃないかと思って、より一層間食することが肯定されました。

さっさとなくしてしまおうという魂胆です。

が、この間食の習慣あっけなく終わりを迎えます。
スティック飲料が切れ、またもとのように茶葉のお茶やハーブティ、紅茶に戻ったら、間食したい気持ちも、口さみしさも一緒に消えてしまったのです。

何を食べても、どれだけ食べても満足しなかったのに、夕飯前に食べすぎて気持ち悪かったのに、スティック飲料がなくなったら自然と元に戻ってた。
家にはまだまだおやつが残っています。

だけど今は食べてもせんべい1枚で充分満足だし、食べなくても大丈夫。
スティック飲料恐ろしい…!

『フランス女性は太らない』の中で味蕾と満足感について記述してあるところが気になった。
コース料理のように1品1品目の前の食事に集中すると、満足感が得られ、食べ過ぎることがない。
嗅覚が鈍っていたり、濃い味付けばかりを好んだり、強い酒を飲んだりすると味蕾が鈍る。
すると、満足感も鈍り、食べすぎてしまう。
そんなエピソードがのっている。
スティック飲料には、周知のようにどっさり砂糖が入っている。

もしかしたら、多すぎる砂糖も味蕾や満足感を鈍らせる要因なのかも。
正月後の恐怖体験で、もうスティック飲料を飲むのはやめようと胸に誓ったのでした。




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