先日は、リビングも、寝室も、冷蔵庫の中も、シンク周りやコンロ脇もいつの間にかがらーんになっていた・・・という話を書きました。
その中で、まだ触れていなかったがらーんスペースがあるのです。
それが・・・押し入れ。
押し入れの手前部分ががらーん。
ストック類もここに置いているので、たまに多すぎて手前にも置かれることがあるのですが、基本はこの形。
手前のがらーんな部分はストレージだとは思っておりません。
作業スペースだと思っています。
大きな収納の中には、こういう余白が大事だと思うのです。
最近私は以前より段取り良く、料理ができている気がするのですが…それもこの冷蔵庫内の余白のおかげ。
取り出しやすいだけでなく、こんな余白があるから大目にスープを作って翌日食べるということができる。
お鍋ごと保存できるくらい余白があるから、次の日の1品作る手間をカットできるのだ。
後は時間がある日中に、野菜のカットなど下準備だけ終わらせて、ここの余白スペースに下ごしらえ済みのバットを置いたり、唐揚げなど漬け込みする料理だって、ここに収納すればいい。
この余白は、私の料理の下準備や時短、繰り回しのためにある。
常時ここに食材があったなら…そういう一時置きはとっても大変。
時間があるときに下ごしらえしても、置く場所がありません。
せっかくたくさん作っても、タッパーに詰め替え、タワーのように積み上げねば残り物の保存だって大変なのです。
だから、大型収納にはきっと余白が必要。
さて話は押し入れに戻ります。
冷蔵庫に余白が必要なのはわかった、でも押し入れはなぜ必要なのだ?と。
押し入れにはどんなものが収納されているのでしょうか。
わが家ですとストックや、あまり使わない書類、アイロン、カメラなどのデジタルグッズ、その他思い出のモノやなかなかカテゴライズしにくい小物類もあります。
例えば、書類を確認する時、わざわざテーブルにもっていってお目当ての書類を探すのは手間です。
押し入れの手前がらーん部分を机のようにして、気になった時にその場でぱっと書類を開ける。
例えば奥のストックをとるとき、手前のストックをどかすためのスペースになる。
例えば天袋からものを出すとき、モノの一時置きに使える。
紐やガムテープ、プチプチなどの梱包資材もここにあるので、荷物を送るときはここで中身を入れたり、プチプチ詰めたり、そして最後にガムテープで封を閉めるところまでここで完結できる。
収納場所もここだから、一時的に散らかっても片付けはスムーズ。
余白があったほうがモノも人もスムーズに動けるのです。
最近はこのがらーんなスペースを利用して、こんなことも。
そう!アイロンです。
アイロって、Yシャツ、スプレー、アイロン、アイロン台、アイロン用ハンカチ、キーピング…と地味にグッズが多くて押し入れからリビングに持ち出すのが、面倒でした。
しかも平日はほぼ毎日アイロンをかけるのです。
そうすればもうリビングに置きっぱなしでいいかな…という悪のささやきもある。
けれど、置きっぱなしにすればリビングが落ち着かず。
なんだか一日中アイロンをせかされているような、そんな気分にもなり。
もっとさっと取り出して、さっと収納できればいいのに…と考えて、こうなりました(笑)
アイロン台以外のアイロングッズは、奥のカラーボックスの一角にすべて置いてあります。
アイロン台箱の押し入れの下段に収納されているので、さっと下から台を取り出し、奥からアイロンを取り出せば、もうアイロンができちゃうのです。
片付けだって、簡単。
今余白が欲しいのはクローゼット。
余白があれば、スーツなど一日着ただけでは洗わないものの風通しができる。
今は暖かくて必要ないけれど、冬は家の中で防寒用にパーカーを着るし、ちょっぴり古いストールをひざ掛けとしても使う。
出かけるときはそれらのパーカーやストールを着て出ていくことはないから、ハンガーにかける余白があれば冬も家が散らからないのだけれど…
今は部屋干しラックを代用してスーツに風通ししたりしているけれど、雨の日は部屋干しラック本来の用途で使わないといけないのでできない。
クローゼットは自体がそれほど広くないので、クローゼット内にそのスペースを確保するのは多分無理。
だからきっとこんなハンガーラックがあればいいんだろうな。
そうは思うけれど、まだ買いません。
衣類収納に使っている部屋は、まだまだ雑多で、ごちゃっとしている。
プラスチック収納がいっぱいなので余計にごちゃっとして見える…
もう少しすっきりして、こんなハンガーラックを置いても窮屈でない部屋にできたなら…そのときはお迎えしたいです。ハンガーラック。