12月はいろいろとモノの見直しをしていました。
その中でもとっても小さな手放しだったのが、しおり。
なんだか使いにくかったしおりをすべて手放して、家に眠っていたポストカードをしおりの代わりに使おう。
でも、大きすぎて使いにくいかな?使いにくかったらカットしてみようかな?なんて記事を書きました。
それからポストカードを何週間か使ってみて…気づく。
やっぱりポストカードだとしおりとしては大きすぎること、そして、私は2冊同時に読むこともあるということに。
つまり、私にとってしおりの数は2つがベスト( *´艸`)
そこで、前回の記事で宣言していたように…上下でカット!
不器用なので、きれいに切れるかちょっぴり心配しましたがうまくいきました。これで私のしおりは2枚になり、使いにくかったしおりが使いやすい形へ。
もともと使われないまま、収納の奥底に眠っていたポストカード。
考えてみれば、ポストカードとしてとっていたならばこのカードを出す相手がいないのです。
それが目線を変えて、しおりとして使うようになり。
自分が使いやすいよう手を入れて。(といっても、はさみで切っただけ。)
そうしたら…今まで持っていたしおりの中で一番使いやすいしおりになった!
ポストカードなのである程度硬さもあり、すぐにダメにはならないと思われる。
これは、ミニマルライフを始めて変わったなぁと思うこと。
昔ならば、先ず多少気に入っていなくても、使いにくいなと思っていても、「とりあえず」これでいいかと持っているしおりを持ち続けた。
やっぱり使いにくいからしおりを手放そう!と思ったとして、新しいしおりを探したはず。
そして、買ったはず。
「探して見つけた中ではこれが一番ベストかな?」という理由で。
でも、「この中だったらこれかな?」という選び方は、多少妥協している部分がある。
素材か、価格か、デザインか…なにかしら妥協して、お金を払って手に入れる。
けれど、ミニマルライフを始めて今あるものを役割を変えて使ってみるということができるようになった。
必ずしも、購入する時に企業が設定する用途で使う必要がないことを知った。
役割を変えて生かすと、「気に入って買ったけれど使いこなせなかった」モノが急に生き生きとしてくる。
お気に入りのモノを使うことができて、私もうれしくなる。
そしてモノの寿命も延びる。
いいことづくめ。
今回のポストカードからしおりへの簡単だけど華麗なる転身は、まさに使いこなせなかったお気に入りのモノが蘇ったパターン。
しかも、ただ上下を切り離すという手を加えたことで、今まで持っていたしおりと遜色ない位…いやそれ以上に使いやすいしおりになった。
どう頑張っても生かせないモノもあります。
気に入って買ったけれど、使いこなせなくて、本来の用途以外でも使い道がなくて、ただただ邪魔になっているモノ…も残念ながら存在します。
その場合、私は手放します。
「邪魔だな」と思いながら、ただただ持ち続けるのは執着心にほかならず、モノにとっても、私にとっても、ヘルシーな関係じゃないから。
だけど…何かが必要だと感じた時、先ずは家の中を見回すというのはいいのかも。
「今」使わないモノはなるべく手放している私も、探してみれば意外と活用できていないモノはたくさんあるし、日々時の流れとともに、ライフスタイルの変化とともに使うモノも使われないモノも変わっていくから、何かしら家にある場合が多い。
だから、家にあるものでより良い使い道があれば、積極的に使う。
その方がお金がかからないのはもちろん、自分のお気に入りのモノを長く使えて自分もモノもハッピー。
ついでの家の物量も増えない。
ゴミも減る。だから地球にだってやさしい。
この「家にあるものを活用すること」に欠点があるとすれば、より良い使い道でなく、無理やり使おうとしたときに発生する。
何とかモノを活用しようと…無理やり用途を見つけて使おうとしても、結局使いづらいのです。
それをどうにか使いやすくしようと思って、新たなアイテムを買ってしまうこともしばしば。
それで改善するかといえば、もともと「無理やり」活用しようとしている時点で無理があるから、しばらくたって新たに買ったモノもろともゴミになる…(もしくは、捨てられなくてガラクタになる)
正に悪循環。
そう考えると、家にあるものなんでもかんでもとっておくのがいいかといえば、そうではないし、なんでもかんでも別の用途で活用するほうがいいのかといえば、それもそうではない。
むずかしいですね。
モノを大事にしつつ、けれどもどうしようもなく使い道のないものは手放す。
そういうことができるようになるには、1つ1つ大事にできるくらいの物量に収まっていることが大前提なのでしょう。
我が家はだいぶ物量が少なくなってきましたが、やはり1つ1つ全てを大事にできる位の物量では…ない。
今年も引き続き、ミニマルライフの実践頑張ろう!