服を使い切るとは・・・

娘の服を少し補修しました。
補修…と言っても、首元が伸びて肩が出るようになったので、肩の部分に不格好にボタンをつけただけですが。
それだけで、娘の肩出しファッションは防げます。

ほんのちょっとのこと。
ちょっぴり面倒だけど、ほんのちょっとのこと。
だけど、服の補修をしたのは結婚して、ミニマルライフを始めてからのことです。
独身の頃の私は、服の補修なんて全く・・・本当に全くしませんでした。
ヒールで踏んでしまったスカートの裾から糸がピロピロピロ―と出てきているのを、はさみで切るくらい。
糸が出て、ほどけてしまった裏地を再び糸で縫い付けるようなことは…しなかったなぁ。

それはなんでなのか。
1つは、とっても面倒だから。
やり始めるとちょっとのことですが、とっても面倒だし、そもそも裁縫が苦手なので、自分にできると思ってもなかったのかも。
もう1つは、そこまで服を大切にしてなかったのかも。
服はたくさんありました。
狭ーい狭いワンルームに大きな大きなワードローブを置いて、細ーいハンガーに所狭しと服をかけていました。
だからそれら1枚1枚をしっかり把握していなかった。
だからだから、次に着ようとしたときに「あ、糸が出てる」と気付き、その糸をパチンと切るくらいしか余裕がなかったのです。

今は…服がとっても少ないので、1枚1枚どんな状況かわかります。
娘の服も少なめです。
だから娘の服も1枚1枚どんな状況か一目瞭然。
新しいものを買ってもいいけれど、半袖を使う時期はあと少し。
そして娘の成長は早く、今買った服を来年着れるとは限らない。
と言う事で、ボタンをつけて補修しました。
それだけで、娘の肩は出なくなったし、だらしない感じがしないものです。

私の服もとても少なめ。
今年の夏服は、スカート2枚、ワンピース2枚、ブラウス1枚、カーディガン1枚。
あとはインナー。
それだけで過ごしています。
だから私の服の状況もわかる。
実は今日も服を2つ補修したところです。

娘が生まれて7か月。
私の想像以上に育児は服に負担をかけることがわかりました。
少ない服なら使用頻度が多いのでなおさらです。
よだれがつくだけではなく、抱っこで服に圧力がかかるからか、服が裂けやすいのです。

今日は、スカートの裏地で破けていたところを縫い合わせ、ブラウスのボタンがとれていたところをボタンを縫い付けました。
娘を抱っこしている時に娘がボタンのところに足をかけてしまってとれたんですよね。

スカートは、こちらのお店で買いました↓
カラーはバイオレット。
私が購入した時は1500円位の激安プライスで、「どうかな～」と思っていたのですが、到着してみると通気性もよく、ふんわり軽く、こればかり履いています。
今回も1499円ですね( *´艸｀)

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以前紹介したグリーンのワンピースも…脇の部分が裂けまして、一度補修済み。
今も問題なく使えます。

私は裁縫が苦手なので、これが目立つところが破けてしまったと言う事であれば、太刀打ちできないのでしょうけれど、脇の縫い目、スカートの裏地といった見えにくいところならば多少不格好になっても外からは見えません。
こうやってちょっとチクチク縫うだけでワンピースやスカートの寿命が延びたかと思うと嬉しくもあります。

それはこれらの服が高かったからではなく、（むしろ安かった・・）気に入っているから。

そして全然補修なんてしてこなかった私が、今こうしてちょこちょこお直し出来ているのは、服が気に入っていて、少ないから。
たくさんあると他に着る服もあるので、なんだかんだほったらかしになってしまう。
気に入ってない服だと一層ほったらかすし、「気に入ってなかったし」なんて言って捨てそうだ。

ちょこっと補修するだけで、新たに服を買い足さなくてもいいし、お気に入りの服を着れる期間は伸びるし、ゴミだって出ない。
これも地球と私とお財布にやさしい習慣だったんだなぁ。

気に入っている服を大事に着る。
当たり前のようで、なかなかできなかったこと。
そういうことができるようになりつつある自分を、自分が一番驚いてみています。