プラスチックを減らしたい私が、今日はプラスチックの商品を紹介します(笑)
と・・・いうのも買ったのはもう数か月も前で、その頃はプラスチックはなんとなく好きではなかったけれど、減らそう!という意識はなかったので…プラスチック製を購入したのです。
でも…!なのです。
これがじわじわプラスチックを減らしてる…と思う。(いつも通りとても小さいことなのですが...私のブログは本当に小さな話ばっかり(笑))
それが…これです。
無印良品のポリプロピレンチューブ絞り器です。
その名の通りチューブを絞るグッズです。
だいぶ前から、チューブ絞り器を買いたいな~と思っていました。
というのも、私が「もう出ないな」と判断した歯磨き粉を夫はその後1週間以上使い続ける。
「え?まだあった?」と思って私も再トライするのだけど、私の手で絞ってみても、振ってみても全然出ません。
けれど、夫がすると余裕で出てくる。
結婚してそのことに気付いて、(私にとって)もうでなくなった歯磨き粉は、夫が使い、私はどう頑張っても出ないので新しい歯磨き粉を使い始める…ということをしていました。
夫が不満を言う訳でもないし、それで問題なかったからそのまま月日が流れていたわけですが…ある時ふと思う。
「たしかおばあちゃんの家の歯磨き粉は、なにやらスタンドがあったよなぁ…」と。
「あれがあれば、頑張らなくても私だってちゃんと使い切れるのでは?」と。
祖母の家にあったのは、陶器製で横につまみがあるタイプ。
こういう感じ↓
そういうモノを探してみると…結構いっぱいあるのですね。
どれがいいかな~と悩みつつ、アルミ製の口コミがいいモノもあってちょっぴり惹かれましたが…我が家には大きいかなぁ…高いなぁ…と悩んでなかなか購入に至らず。
そんな時別の用事で立ち寄った無印良品で出会ったのが、ポリプロピレンのチューブ絞り器。
すごくミニマルな形と驚きの99円という価格に惹かれて、購入しました。
99円ならちょっと試してみるか…と。
で、ためしてみると…これがとてもいいのです。
本当に私でも、ちゃんと最後まで使い切れた!
いつもはこの状態にするのは夫の役目であり、私は早々にギブアップだったけれど…今回は最後まで私も使えた!
だから、古い歯磨き粉と新しい歯磨き粉の両方が洗面台に置かれることもなかった。
我が家は元々歯磨き粉を2種類使っていて、洗口液もあるし、フロスもある。
さらに今は娘用の歯磨き粉もあるし、古い洗面台には結構所狭しとグッズがある。(ミニマリストなのに…)
そんな中私が歯磨き粉を最後まで出せないためだけに、1,2週間新たに歯磨き粉が1つ増える。
ちょっとごっちゃりでした。
そんな我が家のごっちゃり洗面台の上も、チューブ絞り器のおかげでちょっと改善。
思い返せば夫と結婚する前の私は、それ以上でないと完全に思っているので、1,2週間分の歯磨き粉をただ捨てていたことになる。
(ハイ。すごく小さい話をしています。)
塵も積もれば山となると言いますが、そんな捨てていた1,2週間分の歯磨き粉をちゃんと使い切っていたなら年間の歯磨き粉を買う本数が1本くらい減ってたんじゃないかな。
たった1本だけど、1本分のお金を私は捨ててたのだ。無自覚に。
歯磨き粉の値段ってどれくらいでしょうか。
私は、500円くらいのモノを使うこともあれば…1000円超えることもある。
捨ててたから、1本買うコストも、買う手間も余分にかかった。
そしてもちろんプラスチックのゴミも余分に出てた。
あぁもったいなかった。
いやいや、もっと言えば。
チューブのモノは、歯磨き粉だけじゃない。
最近のモノだと、娘の日焼け止めだってチューブだ。
今ファンデがわりに使っているラロッシュポゼの化粧下地もチューブ。
もう使っていないけれど、昔はチューブに入った洗顔を使っていたし、ハンドクリームもチューブに入っていたし。
思い出せないだけで、もっともっとたくさんのチューブ入り商品を使っていたはず。
日焼け止めも、下地も洗顔もハンドクリームもどれもこれもまだ入っている状態で、捨ててたんだろうな。
日焼け止めや化粧下地を夫は使わないから、これらは結婚した後も「まだ残っているのに」捨てられてたんだろうな。
その全てをちゃんと使い切っていたなら、どれだけのコスト、手間、プラごみの削減になったんだろう。
だって、歯磨き粉は私が見切りをつけてから1週間以上使えたのです。
他のチューブ入りの商品だって、1週間くらい使えたかもしれない。
日焼け止めも下地も、洗顔も、ハンドクリームも、すべて年間1本分節約できたかもしれない。
そしたら、その節約効果は、プラごみ削減は結構なものになる。
ちなみに…私はそのまま使っていますが、このように絞ったところを折り曲げてコンパクトにもできます↓
読者の皆様はご存知の通り、最近の私はミニマルプラスチックライフを目指したいなどと言っています。
プラスチック問題に真剣に取り組んでらっしゃる、プラスチックフリーな生活をされている方々のブログを見れば、歯磨き粉も手作りされていたりする。
手作りならこのチューブのプラスチックごみはゼロだ。
けれど、まだ私は手作りに踏み込めないでいる。
それはまだ、私が市販の歯磨き粉のホワイトニング効果や、フッ素などなどの効果を手放せないから。
でも、そんな私でもできるプラスチックごみを減らすアクションがある。
それが…買ったものはしっかり使い切ること。
当たり前だけど、出来てなかった。
なるべくプラスチックに入っていないモノを使う、手作りでも良いものは手作りにしたらいい。
それでも、プラスチックを使わなければならないときはちゃんと、しっかり使う。使い切る。
私の例でいえば、ちゃんと使い切っていたなら年間1本はきっと削減できる。
小さいことだけど、大事なことだよね。
さて、購入してしまった無印のポリプロピレンチューブ絞り器はどれくらいもってくれるのでしょうか。
せっかくなので長くもってもらいたいものです。
私の住む地域では、プラスチック包装はリサイクルだけれど、プラスチックの製品は燃えるゴミなのです。
だからなるだけ長く使って、ゴミにしないようにしたいところ。
でももし壊れてしまったなら、次に買うのは無印のチューブ絞り器に出会う前に候補に挙がっていたアルミニウムとスチールでできたこちらのチューブ絞り器にするつもり。
お値段にビビって購入を躊躇していたんです。
そしたら99円の無印のチューブ絞り器に出会ってしまって、そっちになびきました(笑)
最近意識しているから思うのですが…プラスチックはとっても便利なので、いろんな商品に使われています。
特に価格の安いものに使われがちで、安いからついつい買ってしまう。
ついつい買って、適当に使って、で、ポイッと捨ててしまう。
歯磨き粉など高い歯磨き粉でも1000円、2000円。
歯磨き粉としては高いけれど、大事に大事に使おうという意識が芽生えるほど高くもない。
だから出なくなったと思ったら、ポイっ。
ごくごく当たり前のことだけど、みんながちゃんと使い切るだけで結構プラスチックは減るのかもしれない。